ONCE ダブリンの街角で プロット

ダブリンのストリートで自作の歌を奏でる男の前に、ひとりの女が現れる。彼女のピアノにほれ込んだ男は、彼女のために曲を書き、2人のセッションは美しいハーモニーを奏でる。07年サンダンス映画祭で注目を集め、上映館が全米2館から口コミで140館まで拡大したドラマ。主演はアイルランドのロックバンド、ザ・フレイムスのグレン・ハンサードと、彼のアルバムで共作しているチェコ出身のミュージシャン、マルケタ・イルグロバ。

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ONCE ダブリンの街角でコメント(20)

kmtshvi
kmtshvi
言いたい事が沢山あるんだ、そう感じる彼の歌。
伝えたい事じゃなく「言いたい事」でも心にしまいこんであるそれ。

それをキャッチするかのごとく現れた同胞。

歌って語り合って音を重ねて行く、2人で作り上げて行く音は繊細で美しい。
でも歌えば歌うほど、語れば語るほど、狭まる距離と、気がついてしまう閉じ込めている自分の本心。

向かうべきはお互いの放置してしまった過去。
歌は頑な心をほぐす、行くべき道筋を再確認させる様に。
Xikhmssopng
Xikhmssopng
”はじまりのうた”を観て”ビックリし”、レンタルビデオで鑑賞。

音楽好きの男女が交わす”一線を越えない”遣り取りを支える楽曲群が素晴らしい作品。

男女には夫々、想う人がいるというのも、この作品の肝かも知れない。

男が女に初めて自作の曲”Falling Slowly"を教え、一緒に演奏するシーン。(素晴らしい・・。)

女が男の曲に自ら作詞をした、哀切だが美しい曲”If You Want Me"が流れるシーン。

ええ、勿論サントラ買いましたよ。上記2曲が取り分け素晴らしい。勿論映画も。

<2015年7月 鑑賞>
magjoet
magjoet
ネタバレ! クリックして本文を読む
ストリートミュージシャンと花売りの女性が出会って交流を深めていく話で、ストーリーは地味な方です。

燃えるような恋ではないし、ラブというよりも音楽を愛する同志が惹かれ合っていく
「たった一度の出逢い」を感じさせる映画でした。

路上での、弾き語りライブから始まるのですが、主人公はギターも歌も上手い。
主人公はアイルランドのロックバンドのフロントマンらしく、どうりで上手いはずだ・・・と思いました。

人目をはばからず、掃除機を引きずりながら街を歩く女性。
男の過去について、根掘り葉掘り突っつくので、他人と自分の壁がないような、ヘンな女だなと思ったのですが、そのうち、二人のギター&ピアノのセッションが始まり、男はギターを弾きながら、自分の想いを語ったりで、ナチュラルな感じで進んで行きます。彼が彼女の家に行った時に、隣人3人がテレビを観に来るところも、ヘンな彼女だからこそ、そんなことができるのかなと思ったりして、彼女のキャラも好きになりました。

ギターの弾き語りで台詞(気持ち)を語るところは、ちょっと、東京03の角ちゃんみたいだった。笑

互いの気を引くために、二人は「無理」なんてしないし、一線を超えることもないけど、バンド結成ために二人は一生懸命。もちろん、最後にゴールインすることもないけれど、その大人の距離感がよかったです。男が贈った「ピアノ」を弾きながら、彼女はこれから先も山あり谷ありの人生を送っていくんだろうなあと思いました。

エンドロールで気が付いたのですが、二人に名前はなく、guyとgirlとありました。

映画を見終わってから、AmazonMusicUnlimitedでサントラを何度も聴いてしまいました。
彼女が歌っていた“The Hill”、調べが少し悲しいですが、一番、心に残りました。
“If You Want Me”もよかったです。
Kmnhiospsxg
Kmnhiospsxg
落ち着いていて、突飛な展開もないけど、何度も観たくなる。
Erwancflurdyro
Erwancflurdyro
ドレミレ♪ドレファミ♪と始まる「フォーリング・ストーリー」はアカデミー賞歌曲賞にもノミネートされている。サントラ盤が全米チャート2位にまでなっているほど、音楽に満ちている映画なのです。ミュージカルではないものの、それぞれの歌には出会った男女の想いが込められているので、歌詞がストーリーに溶け込んでるかのようでした。いきなり“君を知らないけど君がほしい”なんて・・・と思ったけど、昔の恋人のことを歌ったものだったんですね・・・

役名のない男女。ストリート・ミュージシャンとしてギターで歌うguy(グレン・ハンサード)とチェコ出身の花売り娘girl(マルケタ・イルグロヴァ)が出会い、音楽を通して心を通わせていくという小さな物語。恋愛としての感情の起伏なんてものより、音楽の素晴らしさに目覚めていくことが中心なのであり、ありふれた恋愛ものとは一味違うのです。ラストもいろいろと想像させてくれるし。

演奏されるのは70年代風のフォークロックといったところでしょうか。彼らの曲がスタジオディレクターを唸らせるほど斬新なものではないにしろ、心がこもった優しい恋愛の歌にうっとりしてしまう。もともとはグレンのギター弾き語り用の曲。楽器店でマルケタとセッションして生まれるハーモニーは彼にとっても新鮮だったし、音楽の可能性、コンビを組めば素晴らしいものができると感じた一瞬でした。なぜだか、こんな序盤で涙が・・・

さあ、プロデビューを目指してデモテープ作りするぞ!てな展開は唐突感もあるのですが、彼女とのセッションがあってこその展開なんですよね。それに簡単にバンドメンバーを見つけるシーンなんかは偶然すぎるけど、音楽映画はほとんどがこのパターン。理屈なんて要らない。純粋に音楽を楽しむためには超絶技巧派ミュージシャンなんて必要ないものです。

全体的なストーリーのバランスはしっくりこないけど、随所にバンド経験者なら理解できる懐かしさが織り込まれてたり、どことなく笑えるシーンもあったりしました。マルケタのアパートの住人なんてずかずかと入り込んでテレビを見始めたり、覚えたての英語が「妊娠していますか?」だったりして、笑わせてくれます。

グレン・ハンサードが俳優ではなくミュージシャンであるだけに、この映画のような経過でプロになったんだろうと想像できる。初めてのスタジオでも怖気づくことなく楽しんで録音してたのが良かったのでしょう。今はデジタル全盛の時代。パソコンでもプロ仕様のソフトがあるんですから、自宅ではカセット録音してる光景を見ると、貧しさということも伝わってきます。

〈2008年2月映画館にて〉