MEMORY メモリー

アルツハイマー型認知症の殺し屋の物語。マイケル・キートンの新作も待っているらしい。『手紙は憶えている』（2016年　アトム・エゴヤン監督）の秀逸な逆転劇に驚いた記憶がある。本作はちょいと『メメント』（2000年　クリストファー・ノーラン監督）的な展開かなと期待したが、ちょいと残念。しかし結末は、やや溜飲が下がった。

アルツハイマーの設定がいまいち。
リアルなのかもしれないが、もう少しぶっ飛んだ忘れ方を期待していたので物足りなさを感じました。

忘れっぽさならウチの部下の方が勝ってます。

こういうラストは好きなので、プラス0.5。

アルツハイマーで記憶を失っていく殺し屋が引退することを決意。
ところが最後と決めた仕事のターゲットが12 歳の少女であることを知り契約を破棄し、独自に調査を進める中で、財閥や大富豪を顧客とする巨大な人身売買組織の存在を突き止める。
結局、殺し屋は警察に射殺されてしまうが、命をかけた訴えに絆された人物が殺し屋に代わって悪の親玉を成敗する。
リーアム・ニーソンの映画は初めて観たけどとても面白かったです。