女はそれを待っている
プロット
スウェーデン
09月03日 1960 劇場で
流れる星は生きている
プロット
日本
09月18日 1949 劇場で
“それ”がいる森
プロット
日本
09月30日 2022 劇場で
歌っているのはだれ?
プロット
ユーゴスラビア
09月29日 1984 劇場で
そして僕は途方に暮れる
プロット
日本
01月13日 2023 劇場で
アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい
プロット
フランス
06月13日 2020 劇場で
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ボーはおそれているコメント(16)
家族に不幸がありそのトラウマを抱えたアリ・アスター監督。本作は彼が描く地獄のホームドラマ第三作。「ヘレデタリー」は女系家族の逃れられない恐怖を、「ミッドサマー」では家族を失った者が北欧の地で新たな恐怖の家族を見つける物語。そして本作はかなりド直球で母親の息子への異常な愛情の恐怖を描いた。
発達障害のある息子ボウに対して惜しみなく愛を注いだ母。独学で発達障害について学び、それを経営に生かして一代で巨大企業を築いてしまうほど。そんな母だけに息子への偏執狂ぶりは恐ろしい。
いままで愛を注いだぶん、息子は母に愛を返してくれるのか。それを確かめるために死体を偽装してまで生前葬を行う。
すべては母が仕組んだものだった。隣人による睡眠妨害も、鍵やバッグが盗まれたことも、カードが無効化されたことも、水道が止められたことも。セラピスト、警官、彼をはねてかくまった夫婦。そしてボウを誘惑するエレーヌ。すべてが母の手の中で行われたことだった。と思う。
冒頭から主人公ボウに降りかかる異常な事態。精神疾患を患っている人間の妄想を見せられているのかのような展開が延々と続き、この辺はかなり笑える不条理劇だった。ただ三時間見せられてまさか夢オチはないだろうと思ってたら、やはりすべてが仕組まれていた。
ボウにとってすべてが夢であったならどれだけよかったであろうか、しかしそうではなかった。悪夢のような現実を思い知らされて本作は幕を閉じる。
女系一族の恐ろしさ。雌蜘蛛が交尾の後、雄を食べるように、もはや男は生殖のための道具でしかない。それが屋根裏のボウの父親の姿に反映されていた。
数ヶ月ぶりに実家に帰ろうとしたら鍵と鞄を盗まれて、仕方なく翌日チケットを取ろうと思ったらカードが使えず、母親に電話をしたら…。
セラピストのカウンセリングに始まって、アパートの外は既にヤク中みたいな奴らが蠢く治安の悪いカオスな状態だし、裸で飛び出した件なんかはバリバリコメディ!?
葬儀に向かう展開になってはいくけれど、そもそもから何が夢で何が現実というよりも全てが幻視の様で、夢をみる幻視をみている夢という感じなのかな?
ダラダラ長々何をみせられてんだかの繰り返しで飽きてくるし、ボートの件でツメられるところを見るに、葉っぱから実家着までのものはいらないってこと?
最後も良くわからない落とし方で全然締まらず、何かあるのか勿体つけた様な見せ方のエンドクレジットの最中も後も何もなし。
メンヘラ男の母親との確執とかトラウマとか罪悪感とか、そんな男にしてしまった母親の驚異とか、そんなものってことですかね?
コメディとしてみても苦笑もののネタぐらいしかないし主人公はアラフィフですよね?いやー長いよ…。
やっちゃったね、監督。
てゆーかお父さんの正体は一体……何?笑
空想と回想が入り交じっていて
よく分からないまま終わってしまった。
また観たいとは思わないかな……
悪夢につぐ悪夢をみてるようで最高!
イベント始まる前に流れていた不穏な音楽もとても好きでした。
上映時間は長めだけど、次々と色んなことが起こるのであっという間だった。