ぼくは君たちを憎まないことにした プロット

2015年のパリ同時多発テロ事件で最愛の妻を失ったアントワーヌ・レリスが、事件発生から2週間の出来事をつづった世界的ベストセラーを映画化。2015年11月13日の朝、ジャーナリストのアントワーヌと幼い息子メルヴィルは、仕事へ急ぐ妻エレーヌを送り出す。しかしその夜、パリで多数の犠牲者を出すテロ事件が発生し、エレーヌも命を落としてしまう。アントワーヌは誰とも悲しみを共有できない苦しみと今後の育児への不安をはねのけるように、妻の命を奪ったテロリストへ向けてメッセージを書きはじめる。ひと晩で20万人以上がシェアした彼の「憎しみを贈らない」宣言は、動揺していたパリの人々を落ち着かせ、テロに屈しない団結力を生み出していく。主演は「エッフェル塔
創造者の愛」のピエール・ドゥラドンシャン。「陽だまりハウスでマラソンを」のキリアン・リートホーフが監督・脚本を手がけた。

ぼくは君たちを憎まないことにした 俳優

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ぼくは君たちを憎まないことにしたコメント(20)

Kihxpsmsgon
Kihxpsmsgon
「私たちは世界中の軍隊よりも強い」「憎しみに心を支配させようとする犯人たちの試みは失敗した」「今までどおりの生活を続ける」犯人たちへの声明は、どこまでも力強く、深い悲しみを受容して生き抜く決意に満ちている。なぜ、そんなメッセージを事件から間も無く、打ちひしがれたなかで発信できたのか。この映画を見ても、原作を読んでもこんな生き方が出来る人は稀有だと言わざるを得ない。
憎しみに屈しない生き方をする決意を持ちながら生きようとする主人公アントワーヌの姿は、まるで凶器が刺さった体で平静を保っているかのようで痛々しい。母に何が起こっているのかわからない息子の未来を憎悪で染める訳にはいかない。それでも込み上げてくる失った妻への想いとテロリストに対する感情に苛まれる姿が描かれる。愛する家族を失いながらも残された愛する家族のために生きていく決断とはこんなにも壮絶な姿なのか。
なぜ、主人公は、事件後、早々にテロリストを憎まないという決意を持ったのか。推測するにジャーナリストでもあり作家でもある主人公であったことから、憎しみを報復として行動することが新たな憎しみや報復の萌芽になることに対して事件以前から思いをいたしていたからではないか。事件から過ぎた年月から見て、主人公はまだ子育て中で、今もこうした苦悩と戦っていることが想像される。
やりきれない憎しみが報復として表現される。テロリストはその報復先を直接的には無関係で脆弱な市民を標的にする。「直接的に無関係」と述べるのは、テロリストの論理では必ずしも「無関係」にはならない。テロリストとして生を受ける人はいない。差別、格差、貧困、恐怖など人間としての尊厳を否定されて生きている人たちが持つ社会の不公正・理不尽さへの不満。そうした境遇にある人々にとってその理不尽な社会が敵と見做されるのであれば、その社会に生きている人たちはそれを支持している人たちに見えることだろう。すなわち敵と見做される。端的に表現すれば「敵の味方は敵」ということになる。そう考えれば誰もがテロの標的になり得るのが今の世界なのだ。
続きはブログ「地政学への知性」に掲載(もちろん無料です。)
Kigxnmsopsh
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趣旨はよくわかる。本作も実話に基づくということだけれども、ペシャワール会の伊藤和也氏や中村哲氏が殺害されたときの会の見解やそれぞれのご親族の思いにも通じると思った。
本作の展開では、当初は妻を溺愛し、なかなか立ち直れないようだったけれど、投稿がなければ、マスコミの注目からの保育園の母親たちや多くの支援者からの援助は得られなかっただろう。投稿をしなかったとしても、妻の親族との行き違いはありがちだろう。
子役が、自分で動き回り、主人公から突き放されたときの反応や好き嫌いの言葉を率直に発する演技を自然に行っているのが驚きであった。
Hoxmsspkgin
Hoxmsspkgin
政治色・宗教色を排し、メディア批判を少々振りかけつつ、妻を亡くした男のもがき苦しむ姿を描く。
テロリズムは社会の混乱・分断を惹き起こす目的でこういうごく普通の市民に対して一方的に仕掛ける戦争だと思い知らされる。これは、もう本当に怒りが込み上げてくるが、この怒りをぶつける対象を間違えると彼らの思う壺なのだ。この作品は「正しく怒る」道筋を考えろ、と言ってくれている。
Hpsgxsminok
Hpsgxsminok
テロで妻を失った主人公が、喪失感に苛まれながらも残された子どもを育てるべく奮闘する物語。

序盤から優しくて美しき妻を失うという絶望を味わいながらも、まだ1歳の息子は何かと手がかかり、立ち止まっていられない。こういう時、残された家族で支え合えたら良いが…現実はそう単純ではないか。

何よりまだ赤ん坊の息子に理解をさせるのも難しいだろうし…。
責任のある父親とは言え、アントワーヌだって当事者だからね。弱気にもなるよね。

そんな中、助けてくれる姉や義理の姉弟たちは心強いですね。とは言え、彼らからしても大切な妹・娘だった訳で…。

登場人物それぞれが大きすぎる苦痛に捕らわれながらも、支えてあげなきゃいけない誰かがいて、うまくかみ合わない歯車が歯痒い。「早すぎない?」っていう意見もまぁわかるし、でもじっとはしていられないですよね。

あとは良かれと思ってのママ友たちや、揚々としたマスコミもねぇ…。アントワーヌの複雑な心境が垣間見える。う~ん。。

テロと言う理不尽な相手に傷つけられながらも、息子を想い憎しみを捨て去ろうとするアントワーヌの姿に涙が溢れそうになった傑作だった。

憎まないことにした…か。自分には真似できないかな。復讐は虚しいだけ、とはよく言われるが、やり返してこそ、やっと区切りをつけて前に進めることもあるんじゃないかな…って思ってしまう。

まぁ勿論、テロ相手にそれができるかと言えば話は別ですが。

そんなことを深く考えさせられた作品だった。
Ctukheohcs
Ctukheohcs
母を亡くした息子の為に憎むのを辞めたパパ。憎むのを辞めたためにパパで居られなくなったアントワーヌ。ラスト、ずっと妻の写真や面影を追っていたパパが息子の写真を見返していた時は憎むのやめるではなく憎まずいられた初めての瞬間だったのではないかな…

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