はだしの花嫁
プロット
日本
10月24日 1962 劇場で
珍しい花の歌
プロット
ソ連
02月17日 2023 劇場で
腐女子彼女。
プロット
日本
05月02日 2009 劇場で
高野豆腐店の春
プロット
日本
08月18日 2023 劇場で
花束みたいな恋をした
プロット
日本
01月29日 2021 劇場で
やくざの墓場 くちなしの花
プロット
日本
10月30日 1976 劇場で
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花腐しコメント(20)
感傷を煮詰めたようなモノクロームの色味と、思い出を塗り込んだ極彩色のカラーの色彩が美しかった。
彼女との情事を交互に回想する綾野剛と柄本佑の哀愁が絶品だった。煙草の匂いを纏った重い空気が霧のように重なりスクリーンに積もる。
離れていった女性への愛と後悔と未練に囚われて、なお生きていかなければいけないのは、男にとって地獄なのか、それともそれを幸福と呼ぶのだろうか。
自分に問うた。
綾野剛くん × 柄本佑くん × さとうほなみさん
芥川賞を受賞した松浦寿輝の同名小説を“ピンク映画へのレクイエム”というモチーフを取り込んで脚色したとのこと。
ふたりのクズな男が同棲していた女のことを酒を呑みながらぐだぐだと語るスタイル。佑くんは書けないAVのシナリオライターで、剛くんは撮れないピンク映画の監督。家族を養えるわけもなく。
クズな自分をクズなふたりに重ねた。
大切なひとなのに大切にすることができない。
何故に失ったかもわからない。
ホント救われない。
最低だ。
ということで、恥ずかしいので決してお勧めできないけど自分的には大切な作品になった。今年の日本映画のベストワン候補だ。
ちなみに、、、
ほなみさん、「愛なのに」に続き凄い存在感だった。
好きだった。
女優賞を総なめにして欲しい。
佑くんはピンク映画に造詣が深いから安定感抜群。
アナルのくだりは最高だった。
終始陰鬱だった剛くん。
彼が主役だった。
一番のクズを演じた。
愚かな自分が重なった。
しかしよくもこんなマイナーな作品を撮ったもんだ。
そもそもピンク映画をご覧になったことがない方にレクイエムもくそもないわけで、観る人を極端に選びそうだけど、これをきっかけに知るというのもありだと思う。
終盤の佑くんとNiaさんのからみ、そして剛くんとMINAMOさんのからみこそがレクイエム。これがR18のピンク映画ですので何卒よろしくお願いします。
私の好みの映画ではないが、観る価値はある。すでに遠く過ぎ去った昭和の香りがする映画で懐しかった。ラストの脚本を書き換える場面及び恋人が再び現れる場面は、映画らしくて私は好きだ。
やけにセリフが文学的。芸術家のリアリティ。