PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ プロット

「毒戦 BELIEVER」のイ・ヘヨン監督が、1930年代のソウルで繰り広げられる諜報合戦を緊張感たっぷりに活写したスパイアクション。1933年、日本統治下のソウル(京城)では、抗日組織「黒色団」のスパイ「ユリョン」が暗躍していた。警備隊長の高原は、朝鮮総督府内に潜入して総督暗殺を企むユリョンを捕まえるべく、人里離れた崖上のホテルに容疑者たちを集める。疑いをかけられたのは、保安情報受信係監督官の村山、暗号記録係のチャギョン、政務総監秘書の佑璃子、暗号解読係長のウノの4人。たった1日という限られた時間の中、仲間のために暗殺作戦を成功させなければならないユリョンと、自分にかけられた疑いを晴らそうとする者たちの心理合戦と死闘が幕を開ける。出演は「ペパーミント・キャンディー」のソル・ギョング、「エクストリーム・ジョブ」のイ・ハニ、「パラサイト
半地下の家族」のパク・ソダム、ドラマ「イカゲーム」のパク・ヘス、「トンソン荘事件の記録」のソ・ヒョヌ。

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PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイコメント(20)

Esridcetngdo
Esridcetngdo
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どうも日本語が飛び交ってる韓国映画という情報だけが流れてきて、「復讐の記憶」のカタコトっぷりが全編渡ってあったらヤバイかもなと思いましたが、不自然さこそあれど、しっかり日本語を喋っていましたし、脱出もの、アクションものとしての面白さは十二分に備わっていました。

序盤の人物関係は結構複雑で、誰がどの立ち位置にいて、ユリョンというのはどういう人物なのかというのも特に説明なく進んでいくので、分かりづらいのは難があるなと思いました。ユリョンを探し出すという目的のもと、怪しい人々が集められるという、絵面的には地味なシーンが続くので少しウトウトしてしまいました。

しかし、招集をかけられて食事中のシーンで、パク・ソダム演じる佑璃子がテーブルのロウソクを武器に村山に襲いかかるシーンから、今までのスローなテンポから急変して爆速外連味たっぷりのアクションが楽しめます。容赦なく手を刺して、体のさまざまな箇所を攻めていくので、村山や兵士がその度に歪む顔が恐怖を与えてくれて最高です。スピード感満載で見せ方も上手なので前のめりになって観てしまいました。
銃撃戦も容赦なくやっていきますし、射撃精度が高くてガッツリ被弾するのもリアルで良いなと思いました。カーテン越しの射撃とかもうカッコ良すぎましたし、炎に包まれながらのショットだったり、隠密行動からの一撃必殺だったりと、女性2人を際立たせるシーンが多くてとても良かったです。

裏切り者を首吊りの状態で待機させ、仕掛けを発動させてさらに宙に浮かすとかいうアトラクション並みのギミックには少年心が疼きました。残酷な事をしているはずなのに、こういうギミックを映画に用いてくれてありがとうと不謹慎ながら思ってしまいました。

エンドロール後のまだまだ続きそうな雰囲気、本国での興行はどうも微妙らしいですが、なんとかして彼女たちの活躍をもっと見れないかなと思ってしまいました。

日本語がどうなるかと思っていましたが、結構な長台詞をサササッと読み切っており、何名かは自然な感じで日本語を喋っていたのはさすが役者だなと思いましたが。まぁ不自然な人はいましたし、日本語の使い方がヘンテコな箇所は結構ありましたが、しっかりと日本人設定を崩さずやり切っていたのは好印象です。
日本語を喋ってる時、大体は聞き取れたので、その部分は字幕を取っ払ってほしかったなと思いました。親切なのはありがたいんですが、情報がスクリーンから二重で襲いかかってくるので、もう少し映像に集中したかったです。

ボルテージ全開のアクションに濃厚なサスペンス、これぞ韓国映画の醍醐味だなというのが詰まった作品でした。日本は相変わらず悪扱いですが、過去を舞台にした作品ならそういう扱いでも仕方ないなと最近は割り切れるようになりました。なんにしろ韓国映画は面白いです。

鑑賞日 11/30
鑑賞時間 19:45〜22:05
座席 C-3
Gihpxkmsons
Gihpxkmsons
後半のアクション展開は、想定外の萌ぇもあり、実に良い。事前に期待していたものとは違うけれども。
特に、「パラサイト」のパク・ソダムが半ばでガラッと味変してめちゃくちゃキュンキュン来る。たまらん。
イ・ハニも「エクストリーム・ジョブ」とは違って終始格好いい。
いっぽう事前情報から想定していた前半の諜報戦(尋問戦?)は、人選した理由も達成条件も曖昧なため、なにをやってるのかピンとこずじまいでちょっと退屈…
ソル・ギョングのまさかの役回りとか、終始スタイリッシュな画面造りとか、良い点は多々あったのだが…
登場人物がこれほど日本語を喋り続けるのも冒険だったろうなとは思うものの、もうちょっとコンセプトを整理すべきだったのでは?思った。
惜しい…
Xgoshkmispn
Xgoshkmispn
三部構成の本作。第一幕は朝鮮総督を暗殺しようとするスパイたちの暗躍を描き、暗号解読シーンや映画館のポスターを使った暗号指令などが興味深い、第二幕はホテルを舞台に集められたスパイ容疑者たちによるミステリー仕立ての密室劇のようなサスペンス、互いにスパイが誰か探り合ったり容疑を擦り付けようとしたりと巧みな心理戦が繰り広げられる。そして第三幕は独立運動派と総督府側との激しい戦闘アクションで盛り上げる。
特にクライマックスの幕を使った演出は燃えよドラゴンのクライマックスの鏡張りの部屋を彷彿とさせる。

役者陣も実力派ぞろい、特に朝鮮人と日本人の間に生まれたために、優秀な軍人ながらその出自で出世の道を断たれスパイ容疑をかけられるという難しい役どころを演じたソル・ギョングは久しぶりに見たが相変わらずの存在感だった。

「崖上のスパイ」とはまた一味違った抗日運動を描いた娯楽性に富んだ作品。そういや「崖上のスパイ」でも映画館がスパイの連絡手段に使われていたっけ。
Xgikohpsnms
Xgikohpsnms
日本による植民地統治下の朝鮮を舞台にしたスパイもの。今ほど通信手段が発達していない中、仲間との連絡手段はあんな感じの面倒くささだったんだろうなと思ってしまう。

ユリョンとは誰か?という謎解きが中盤のメインテーマになったが、これが集められたホテルの中だけで繰り広げられる。誰もお互いのことを知らないから疑心暗鬼になったり、コイツ!というやつを揺さぶったりしかできないからなんとも地味で単調な印象。これはしんどいなと思いかけていたところで急に話が動き出して、アクションがどんどん増えて派手な展開になっていったから助かった。後半のアクションは、文句も少しあるが総じてよかった。パク・ソダムはアクションもいいな。もっとこんな役をやってほしい。

朝鮮人の血が混じった日本人将校という微妙な役柄が、意外と話を何層にも深めていたのがとても面白い。韓国映画にありがちな日本語の下手な日本人は本作でも健在だったが、他の映画よりは発音がマシだったかな。周りの部下たち(モブ的な役柄)の日本語はあまり気にならなかった。もう少し頑張ればほぼ違和感なくなるはず!がんばれ!韓国映画。
Triisfhalyt
Triisfhalyt
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ハント(韓国のスパイ映画)から韓国映画に期待してスパイ映画ということで、全体を通して言えば少し館のシーンが長いという印象でした。
それなら最後の講義堂で復讐するところをもう少し話を広げられたのに。

パクソダムを拷問するのは痛ましくて見れなかった。
本当は映画評価3.5だが、パクソダムが出ているので0.5プラスです。