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スネーク・フライト プロット アメリカ 10月21日 2006 劇場で
ヴァージン・フライト プロット イギリス 01月01日 1900 劇場で
ロスト・チルドレン プロット フランス・スペイン合作 04月06日 1996 劇場で
ロスト・ソウルズ プロット アメリカ 06月02日 2001 劇場で
ロスト・ワールド プロット アメリカ 08月05日 1925 劇場で
ロスト・フロア プロット スペイン・アルゼンチン合作 01月24日 2015 劇場で
ロスト・フライトコメント(20)
出だしに主人公の機長が、遅刻しそうに搭乗するシーンで、「アルコール検知など数時間前のチェックは?」など、欧米各飛行会社が義務付けていることの表現がない時点で、雑にいろいろ進行してるとは思うものの。
年初に観た『非常宣言』同様、昭和の特撮で鍛えられた「スルー力」があれば大丈夫。
都合よすぎな展開に多少苦笑しつつも、敵のボスの退治の仕方に大笑いできたのですべてよし。
後半の緊迫感が素晴らしいし、大好き。
外人部隊の彼がいい仕事してた。
ゲリラが巣食う島に不時着とか、一難去ってまた一難なシチュエーション。
乗客達が拉致されて、アジトに救出に向かう機長と元外人部隊の乗客。この乗客がめちゃくちゃ腕が立つ。唯一の切り札くらいに大活躍する。
アジトに潜入する際の姿勢とか銃の構え方とか両者に差がちゃんとあって素敵だった。
真昼間にああも容易く潜入できるものなのかと思うのだけど、どうやらこの島は無法地帯で、ほぼ占拠された状態にあるらしいから、ゲリラ達には襲撃されるかもなんて概念がまずなかったのだろうと思われる。
救出に際し、機長も漢気を見せるわけだけども…「俺は機長だ」という責任感だけで突入してくのは、正直行き過ぎかとも思う。案の定、事態は好転しないのだけれど、操縦桿を握った時の彼は流石だった。
自分の土俵では引けを取らないのだ。
銃の扱いは分からなくとも、飛行機の扱いは、前輪で人を跳ね飛ばすくらい、手足の如く扱うのである。
不時着した飛行機を再離陸させるなんて可能なのかと思うのだけど、やれちゃうのだろうなぁ。納得するしかないと思われる。
そのシーンの演出が素晴らしく…車を貫通させ人を吹っ飛ばす程威力のある狙撃銃とかパンチが効いてた。
リアクションとか、スタントの見せ所が随所にあって血もいい仕事してたなぁ。
ロケットランチャーを構えた兵士を狙撃する元外人部隊の人とか、ちょっと「おお…」って声が漏れちゃった。
救出後に訪れる安寧というか安息というか…それまでの緊迫感を解きほぐしていってくれるようで、それはそれで作品的にも機長のキャラを際立たせる上でもいい塩梅だったなぁ。
ハッピーエンドを噛み締めたような時間だった。
機長が勇敢過ぎる気もするが、アクション映画としては大満足だった。
監督、バトラーが拘り貫いたというリアルさはハラハラ・ドキドキの時間はあっという間。起りうる物語にお薦めの航空パニック脱出サバイバル
古い映画になるけど、全体的な味付けは、ちょっと「ダイハード」や「SPEED」に似た感じでした。
本作もダイハードのような「ツイテいない人(事件に巻き込まれる人)」としてのシリーズ化も視野に入れているのかな。
今回、英題が「PLANE(飛行機)」にて次作は「SHIP(船)」とかでしょうかw
こなると流れはバス→船と変わった「SPEED」のほうが近いのかも。
さて、本サイトのレビューを閲覧すると、まぁまぁ高評価がついているようですが、私としてはどうしても「ダイハード」や「SPEED」と比べることになります。
仮に両作を基準とすると、本作は薄味に感じてしまいます。
薄味でも最後まで飽きさせないのは編集の手腕でしょうか。編集には勝手に★5ですね。
他は少し厳しめの★3で総合は及第点の3.5です。
映像 ★★★
音 ★★★
物語 ★★★
役者 ★★★
編集 ★★★★★
粗さ ★★★
総合 3.5