イサドラの子どもたち
プロット
フランス・韓国合作
09月26日 2020 劇場で
“敵”の子どもたち
プロット
スウェーデン・デンマーク・カタール合作
09月16日 2023 劇場で
許された子どもたち
プロット
日本
06月01日 2020 劇場で
ポーランドへ行った子どもたち
プロット
韓国
06月18日 2022 劇場で
ハローキッズ! がんばれ子どもたち
プロット
日本
07月12日 1986 劇場で
どっちもどっち
プロット
日本
11月10日 1990 劇場で
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最悪な子どもたちコメント(7)
日々生活の中で様々な問題から子どもらしさを自分の中に閉じ込めて生きてた彼らが、映画制作を通して感情を面に出していくのが心のリハビリになっているようにみえた。
子どもが子どもらしく生きられる当たり前の環境が全ての子ども達に等しくあればいいのに。
映画というジャンルが、過酷な環境にいる子どもたちを撮りたくなる理由を探すために、そういう環境にいる子どもたちを探して俳優にして映画を撮るという発想がすごい。
事件になる程ではないけど子どもが子どもらしく育てない環境にいるな、と思う子は沢山いる。
日々大人の前で無理に子どもらしさを作って演技してる子どもたちも少なくないと思う。
より自然な演技にみえたとしたら、それは日々の生活から磨かれたものだったとしたらちょっと悲しいなと思った。
リアル風フィクションが終わり、この作品どう終わるのかなー、と探ってはいたけど、ラストシーンの演技たるや。まったく予想できなかった。
内容はひかくてき淡々としているもので、しかも設定がかなり微妙で酷いと思ってしまうのではという危惧なんかもありましたが、その辺のヤバさのラインを越えるか越えないかの絶妙なところをキープしているような印象で、しかも妙にリアルだったし、それが劇中劇と絶妙に絡み合っていて、結果、非常に見入りました。リアルといってもしっかりとフィクションだということを認識しながら観賞できたし、それでいて生々しくウソっぽくない演出には恐れ入りましたという感じです。
正直途中、マジか、やべーなこの内容、と何度も思いましたが、結局感動してしまいましたからねー、いやー実に巧みにやりきってるなぁと、ホント感心するばかりです。
期待してダメなパターンは数多くあるが、面白そうだけど期待以下と思ったら期待以上でした。
前情報なしで観るとドキュメンタリーを観ていると錯覚するほどの生々しい作り。エンドロールを見て、あぁ全部演技だったのかということに本当に驚く。メイン4人の子供たちが素人で初めての演技だなんて!
誰も知らないを観たときの感覚に近いかも。
衝撃度は6才のボクが、大人になるまで。を観たときくらい。(伝わる?)
大人と子供の対比、大人の責任、子供の人権、ミソジニー、いじめ、田舎特有の格差と偏見、自尊心…上げきれないほどのメッセージが観てるこっちを強烈な熱量でぶん殴ってくる。
ライアンが自分の息子と重なる部分が多くて観ていて苦しかったり、リリーの恋心や寂しさ、ジェシーの虚勢…きっと誰かに心を寄せたくなると思う。
冒頭のインタビューとラストシーンの対比にべしょべしょに泣いてしまった。
個人的には今年1番記憶に残る映画だったかも。フランス映画、今年本当に豊作。