ハント

7.0/10
合計10件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   125分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   イ・ジョンジェ
劇場で   09月29日 2023
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ハント プロット

Netflixの大人気ドラマ「イカゲーム」で主人公を演じたイ・ジョンジェが脚本を手がけて自らメガホンを取った監督デビュー作で、20年来の友人でもあるチョン・ウソンとともにダブル主演も務めたスパイアクション。1980年代の韓国。安全企画部(旧KCIA)の海外班長パクと国内班長キムは、機密情報が「北」に漏れたことから、組織内にスパイがいることを告げられる。組織内の人間全員が容疑者という状況の中、パクとキムはそれぞれ部下とともに捜査を開始する。二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるという緊迫した状況下で、スパイを見つけ出すことができないパクとキムは互いの動向を監視するようになり、次第に対立を深めていく。そんな中、大統領暗殺計画が発覚し、その緊張は頂点に達する。イ・ジョンジェがパク、チョン・ウソンが対立するキムをそれぞれ演じる。

ハント 俳優

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ハントコメント(20)

Snaitougqietn
Snaitougqietn
2人の見分けがつかないからもみ上げで判別した。だけど話の展開からどちらの話なのか分からなくなることはない。2人とも、スパイや容疑者に対して情け容赦なくかなり残忍。

同じ南北(あるいは北南)統一を目指すにしても、外交による平和的統一派もいれば武力制圧による過激派もいるんだなと思った。まあ言われてみれば当たり前で、どんな組織にも穏健派、過激派、中道派がいると思った。

彼女の新しい人生が幸多かれと願うばかりだ。
ljhmygw
ljhmygw
出演者、似てる人多くてわかりづらかったです。

ラスト、わかりません。

ラスト前の爆発?

難しかったです。
Ttlneleldi
Ttlneleldi
131本目。
長っと思ったけど、そこは安心。
脚本含め、しっかりしてるから、安心して観られる。
とは言え、頭の中が情報に追い付かず、逡巡してるけど、根底にあるのは憂国なのかなと。
Kihxpsmsgon
Kihxpsmsgon
これは気迫と魂のみなぎった快作だ。序盤からフルスロットルで展開し、二人の主人公たちが80年代の韓国政府の情報部で二重スパイ探しに駆けずり回る姿を描く。仲間どうしで親交を温めたり、家族や恋人たちが愛情を育んだりといった一息つく場面はほとんどなく、贅肉を削ぎ落としたシビアな攻防が最初から最後までずっとテンションを維持しながら続く。展開のペースは幾分速い。速すぎるくらい。一つ間違えると観客側が情報過多、消化不良に陥るリスクをはらみつつ、作り手側は観客がついてきてくれることを最後まで信じてこのスピードを緩めない。その信頼関係こそが終盤の真相判明あたりからの怒涛の展開をより効果的に加速させていくのだろう。これが主演イ・ジョンジェによる初監督作だと知って驚いた。演技面の準備だけでも大変なのに、複雑なプロットを周到に、齟齬なく、スピーディーに仕掛け、炸裂させることのできる重厚な手腕。いやはや恐れ入った。
Ixgpmnkohss
Ixgpmnkohss
ネタバレ! クリックして本文を読む
1.安全企画部、パク海外次長(イ・ジュンジェ)
・実は北朝鮮の凄腕諜報員。南北統一を平和的に行う”平和革命”を画策する男。
部下だった北の男の娘の”面倒”を見つつ、その娘も北の工作員なのである。

2.安全企画部、キム国内次長(チョン・ウソン)
・安全企画部に異動になる前の1980年に起こった光州事件で、民主化を求める若者達が軍に殺害される様を目の当たりにし、深く心に傷を負い、首から銀のロザリオの如く銀の首飾りを贖罪の如く掛けている。

■今作は、背景は違うが、二人の次長が頭脳戦、激烈な銃撃戦、諜報戦を仕掛ける中、劇中では実名は明かされないが、光州事件を引き起こした全斗煥大統領を暗殺すべく対峙する姿と、最後に心を交わす姿を描いている。

◆感想

・序盤から脳内フル回転で観た作品である。光州事件の概容は映画化された際に把握していたが、登場人物が錯綜し、且つ諜報活動も描かれているので、非常に疲れた。
が、その内容の重厚さ、銃撃戦の苛烈さには流石だな、と魅入られる。

・途中から、パク海外次長が全斗煥を暗殺し、”平和革命”を達成しようとする思いと、それに対し”北”の武闘派との確執も描かれている。

・キムが2010年、光州に派遣された際に目の当たりにした、愛する自国の軍隊が民主化を求め、デモを起こす若者達を惨殺する様。
ー 彼が再後半、全斗煥の乗った防弾車に対し、怒りの銃撃を何度も何度も加える様。そして彼は銃弾を胸に多数浴び、血だらけになりながら”パク・ピョンホ!パク・ピョンホ!”と懸命に止血するパク海外次長の名を”俺の代わりに、若き若者を虐殺した愚かしき大統領を殺してくれ!”と伝えるように叫ぶシーンは沁みた。-

・パク海外次長はその地位を保ち、キム国内次長の妻が逮捕される姿を見て”釈放しろ!”と指示を出し、”これを渡してくれ”と言って差し出す茶封筒。妻がその中を見るとそこには夫が首から掛けていた銀の首飾りが・・。
ー だが、彼も匿っていた北の男の娘に会いに行った際に、北の殺し屋達に銃撃される。北の娘に”新しい道を歩め!”と言って渡した新しいパスポートが哀しい。ー

<今作は、重くて、キツイ作品である。
が韓国映画界の且つての大統領の愚かしき行為や、今現在でも喫緊の課題である南北問題を主軸のテーマにしながら、見応えあるエンタメ作品として作り上げる底力を感じた作品でもある。>