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夏に抱かれて プロット フランス 07月21日 1989 劇場で
ブルースに抱かれて プロット カナダ 08月31日 1991 劇場で
闇に抱かれて プロット アメリカ・カナダ合作 01月01日 1996 劇場で
太陽に抱かれて プロット アメリカ 05月31日 1997 劇場で
熱砂に抱かれて プロット フランス 10月16日 1993 劇場で
モンタナの風に抱かれて プロット アメリカ 10月17日 1998 劇場で
草原に抱かれてコメント(2)
認知症を患った母のために故郷に帰るミュージシャンが、母の思い出の場所を探すために荒涼とした内モンゴルの大地を2人で旅をする。ランドスケイプが大変美しいので、それだけで観る価値あるものと言えるが、音楽もセンスがいいし、見どころがたくさんある。
「へその緒」というタイトルは、認知症の母が勝手にどこかに行かないように、ロープで自分と結びつける様に重ねているのだが、そのロープを切り離す時、それは子どもの親離れだけではなく、死という新たな旅立ちの瞬間を示しているのかなと感じた。この世界に赤ん坊として生まれてくる時にもへその緒を切り離すが、死の世界へと旅立つことも、新たな世界への生まれ直しと捉えているので「へその緒」なのかなと。アジアのカルチャーは広くて深い。こういう映画が一般劇場でももっと上映されると嬉しい。
兄夫婦の暮らすアパートを訪ねたら、部屋には檻があったり、やりたいことをさせて貰えず怒られてばかりだったり。
そんな状況下家に帰りたいと言い出す母親を引き取り、以前暮らしていた草原の中のポツンと一軒家に戻り2人で暮らし始めるけれど…。
写真に写る木を捜す話したり面倒をみる様はは、確かに母親への愛情が見てとれるけれど、徘徊する母親を紐で繋いでいる描写は、結局兄貴と同じということを言いたいのか?まあ兄夫婦だって全然悪い印象なかったけどね。
色々ありつつも母親に寄り添う息子をみせるっていうところでは良かったけれど、最後はどういうことと解釈すれば良いのかわからず。
さようなら?
何だかモヤ〜っとした感じ。