「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が6年ぶりに映画主演を務め、マンホールに落ちてしまった男の苦闘を描いたシチュエーションスリラー。「ライアーゲーム」「マスカレード・ホテル」シリーズの岡田道尚によるオリジナル脚本で、「私の男」「海炭市叙景」の熊切和嘉監督がメガホンをとった。勤務先の不動産会社で営業成績ナンバーワンの川村俊介は、社長令嬢との結婚も決まって将来を約束されていた。しかし結婚式の前夜、渋谷で開かれたパーティで酩酊し、帰り道にマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、川村は穴の底で目を覚ますが、思うように身動きが取れず、スマホのGPSは誤作動を起こし、警察に助けを求めてもまともに取り合ってもらえない。なんとか連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、自分のいる場所がどこかわからない川村は、「マンホール女」のアカウントをSNS上で立ち上げ、ネット民たちに場所の特定と救出を求めるが……。中島が主人公・川村役を演じるほか、川村の元カノ役を奈緒、川村の同期社員役を永山絢斗がそれぞれ演じる。
#マンホールコメント(13)
ほぼほぼワンシュチュエーション、こんな映画見た事ない。
自分も一緒にマンホールに入ってしまった様に、他人事ではないと中島裕翔さんの演技力、表現力に心底圧倒され、終始ドキドキさせられた。
川村俊介と言うか、中島裕翔さんの本性なのか…⁉︎どんどんハイスペック男から変貌していくクズっぷりと、元カノ役奈緒さんの博多弁、ドキドキの合間の癒し効果も最高。
99分なのか?と思うくらい引き込まれてしまう展開の早さ、脚本も素晴らしいこの作品。
ずっと目が離せないからこそ、最後の最後の結末にビックリさせられ、終わってからも手の震えが止まらなかった…
こんな感覚にさせられた映画は初めて。
さすがベルリン国際映画祭に招待される作品だと納得した。
突っ込み所はあるのですが、本当に予測不能のスリラー映画でした。
この映画の世界に入り込んでしまえば、次は何が起こるんだ?というスリルが十分味わえます。
厳しい状況の中で、奈緒さんの声に癒されます。
シチュエーションスリラーですが、「ソウ」のような驚きを期待しなければ、十分楽しめます。
物語が思わぬ方向に進み、ハラハラドキドキの99分でした。