ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
テルマ&ルイーズ
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
シモキタブレイザー
プロット
日本
02月16日 劇場で
フィリピンパブ嬢の社会学
プロット
日本
02月17日 劇場で
ハンテッド 狩られる夜
プロット
アメリカ・フランス合作
02月23日 劇場で
ホビッツベイ
プロット
ニュージーランド
02月23日 劇場で
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スーパー30 アーナンド先生の教室コメント(20)
睡眠不足はNG。そしてお手洗い行ってください。(笑)
本作品もしっかり2時間半。
目の前の席の2人組が別々のタイミングで席を立つので、がっかり。
久々のインド映画。
今回歌と踊りは少し。若干特撮あり。
インド映画も少しずつ変わっているのかな。
今回主役の俳優さん。名前も知らないけど、めっちゃイケメン。
そして当然美人女優さんも。(インドの美人さんは超絶美人なのだ)
「きっと、うまくいく」でも理系男子学生の実情が垣間見られたが、やはりインドでも良い大学に行かせたい親は多いらしい。
そしてそのためにお金を惜しまない…もちろん富裕層の話だが。
アーナンド先生の無料の私塾、素晴らしいとは思うが、そこに入れなかった31人目以降の子達は?
平等に教育を受ける権利はあるの?
そこが気になったかな。
そして、やはり私財を全て投じるのにも限界があると思うし。
実話なのだから、それが出来たってことなんだろうけど。
受かった後の学費や生活費はどうするんだろうか。
インドの貧しさは、想像以上なものだと思う。
勉強は知識を詰め込むものではない、ということはよくわかったが、ああいう授業は先生の質が高いから出来ることだろうな。
と、ノーマル以下の自分は思ってしまったよ。
教科書がなくて、自分達でスライド?を作ってしまうなんて素晴らしいね。
英語アレルギー克服のため、20分英語のみで劇をするシーンはある意味クライマックスか。
インド人は普通に訛りのある英語話すよね?と思うけど、あれは上流階級の人たちだからなのか。
30人の生徒達はいろんなところから来たはず。ということは、言語も違うはずで。
皆さんどうやって勉強してきたんだろう。
何語で書かれた教科書を読んでいたのか。
と、この辺も掘り下げて欲しかったな〜。
でも、やはりインド映画。2時間半楽しんだ!
ー インドは数学王国であり、比較的近作ではシュリニバーサ・ラーマ―ヌジャンの伝記映画「奇蹟がくれた数式」が記憶に新しい。
今作は、カースト制度や、女性蔑視、貧困格差の激しいインドで、貧困層の子供達30人を毎年、無償で引き取りIIT(インド工科大学:近年、世界のトップ企業が注目している大学)に入学させようと奮闘するケンブリッジ大学に合格しながら、渡航費などが捻出出来ず、進学を断念したアーマンド・クマール(リティク・ローシャン)が、私塾を開き、奮闘する姿と弟プラナヴや恋人スプリヤーが彼を支える姿が描かれている。-
◆感想
・ストーリーは、粗い所はあるがシンプルである。
最初はアーマンドを助けたエクセレンス予備校の経営責任者、ラッラン・シンの様々な嫌がらせや、愚かしき文部大臣の姿が描かれる。
ー 特に、文部大臣の大衆の前では良い顔をし、実は非道な自身の事しか考えていない姿。滑稽な程である。-
・そんな中、アーマンド先生は子供達に数学、物理を分かり易く教え込んでいく。更に彼は子供達の意識改革(負け犬根性を叩き直す)まで行っていく。
ー 英語を苦手とする子供たちに度胸を付けさせようと、ラッラン・シンの経営する塾の前で、英語でインド映画の大ヒット作「ショーレー」の劇をさせるシーンが特に印象的である。
裕福な塾生たちからの”ゴーゴー(帰れ!)”に対しアーマンドの生徒達は”ノーノー!”の大合唱で応えるシーンである。-
・アーマンド先生は、無償で塾を開いているため、命を頻繁に狙われる。だが、それを排除しようとする子供達が知恵を絞った攻撃の数々が、面白い。
・一度はアーマンド先生の塾から逃げ出したフッガー(ヴィジャイ・ヴァルマー)がMIT(多分・・)で、立派になって公演する冒頭のシーンと後半のシーンも良い。
ー 知の大切さを、彼が大観衆に喋る姿・・。-
<インドの学歴社会のシビアさは知っている積りだったが、アーナンド先生の存在は恥ずかしながら知らず・・。
エンドロールでも流れたが、今でも時折命を狙われつつも、尊崇な行為を続けているそうである。
”資質有る者が王になるべし”とは、アーマンド先生の様な人を言うのだろうと思いながら、劇場を後にした作品である。>
ケンブリッジ大学に入学を獲得するも貧しくイギリスへの渡航費も払えないのと父の死で断念する。
その青年期の無念を指導者として私塾を開設。学びたくてもお金がない優秀な逸材を発掘、私財を投げ打って無償で寝食の面倒も見て独自のユニークな指導法で名門『インド工科大学』に次々送り出すスーパーティーチャー、その合格率がなんと88%。
インド映画らしい少しくどいミュージカルは苦笑ものだけど胸熱の名言が随所に炸裂する物語は心を熱くする、お薦めです。
入学したIITで学費は発生するのだろうか?アングロサクソンの国々(英国、北米、オーストラリアなど)は学費があり、英国除いたヨーロッパでは大学まで学費はかからない。インドは英国の植民地だったから安価でも学費はかかりそうだなあ。そんなことを心配したり、数学や物理などの概念をヒンディー語やインド国内の沢山の地域語で表現できるのか、そもそも貧しい家に生まれた子は英語の勉強からではないかとか、色々と心配してしまった。でも実際にこの私塾があり、貧しいが優秀な子どもたちを今も励まし教育していることがわかっただけで嬉しい。
アーナンド先生の素晴らしさは、数学の天才ということだけでなく、自分と同じく貧しさゆえに好きな勉強ができない子どもが山ほどいることに目を向ける内省の力があったことと、教える力があることだ。学問的には優秀でも教えるや生徒とのコミュニケーションが拙いひとはたくさん居る。だからアーナンドはすごい!
実在するインドの私塾で教えている先生の話。貧しい故に望む教育が受けられなかった先生が、高給の予備校の講師をやめて無料で受けられる私塾を開くが・・・ということなのですが、まず、この予備校のやめ方が良くない。予備校の悪徳校長もひどいんですが、怒るのも理不尽といえず、例えば昼は予備校、夜は私塾と分ければなんにも問題はなかったはずです。
そういった不義理や、妨害の手段などを見ているとインドに必要なのは数学でなく道徳だと思いました。