夏物語(1996)

6.9/10
合計17件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   114分
地区   フランス
書かれた   エリック・ロメール
劇場で   05月13日 2022
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夏物語(1996) プロット

フランスの巨匠エリック・ロメールによる「四季の物語」シリーズの第3作で、夏のリゾート地を舞台に3人の女の間で揺れ動く青年の恋愛模様をみずみずしくつづった作品。恋人レナとバカンスを過ごすため、海辺のリゾート地ディナールへやって来た大学生ガスパール。後から合流する予定のレナを待つ間、クレープ店でアルバイトするマルゴと親しくなり、デートを重ねていく。さらに、パーティで出会った魅惑的なソレーヌともひかれ合うが……。後に「わたしはロランス」などに出演するメルビル・プポーがナイーブな青年ガスパールを好演し、「海辺のポーリーヌ」以来13年ぶりにロメール監督作に出演するアマンダ・ラングレがマルゴを演じた。

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夏物語(1996)コメント(1)

Onipsgxhksm
Onipsgxhksm
エリック・ロメール監督の<四季の物語シリーズ>第3作目。
ある青年のひと夏のバカンスで、恋愛・友情・出会い・別れなどを描いたホノボノした感動作。

一人の青年がギターを持って、誰もいない家にやって来るところから始まる。
この家、ロメール監督『海辺のポーリーヌ』に出て来た家にソックリ!

この青年ガスパールは、クレープ屋(カフェ)で店員女性と一言会話した後、その女性マルゴとディナールの浜辺で再会。何でも話せる良き友達となる。
ガスパールは本命彼女がスペイン旅行中で連絡が取れなくなって、彼女をひたすら待っている。マルゴはガスパールを友人達とのディスコ行きに誘って、ガスパールはやって来るのだが「集団がきらい」とのこと。
ガスパールは、そのディスコで出会ったマルゴの友人女性ソレーヌと海で再会して、ソレーヌの叔母の家に行って弾き語り。ソレーヌと熱烈なキス。
このソレーヌなる女性は、船に乗っている時に長くて黒い髪が風になびいて綺麗。
そして、ガスパールはソレーヌと付き合い始めて、マルゴとの友達関係も続いているところに、スペインに行って連絡つかなかった本命彼女レナがやって来て、平凡な日常の中で、凄いことになっていく……といった物語。

ガスパールなる青年が、女性たちと予定がバッティングして困るシチュエーションが楽しい…(笑)

この映画も、他のロメール監督作と同様、とても饒舌な作品で、
マルゴのセリフ「恋人じゃない友達でももつれることはあるのよ」とか、
本命彼女と思っていたレナが「出かけた先で、いつも男3~4人に付きまとわれていた。ブスになりたいぐらいだった」などの名ゼリフが見事。

ただ、本作でロメール監督が一番言いたかったのは、ソレーヌのセリフ「本当の友情は、愛以上のもの…」ということではなかろうか。
これはラストシーンに直結する。

ビーチ近辺を舞台に、自然体の風景であるかのように物語を綴ったエリック・ロメール監督、見事である。