ジュリー・アンドリュースが主演を務め、売れないソプラノ歌手が女装の男性歌手として人気を集めたことから巻き起こる騒動を描いたミュージカル映画。1930年代のパリ。ゲイの芸人トディは、勤め先のナイトクラブにオーディションを受けに来たソプラノ歌手ビクトリアと出会う。失業して家賃すら払えずにいるビクトリアは、トディのアイデアで、女装した男性歌手として売り出すことに。瞬く間に人気者となるビクトリアだったが、シカゴからやって来た大物ギャングのキングに気に入られてしまい……。1933年製作のドイツ映画「カルメン狂想曲」を基に、アンドリュースの夫であるブレイク・エドワーズが監督・脚色を担当。「ティファニーで朝食を」などのヘンリー・マンシーニが作曲を手がけ、1983年・第55回アカデミー賞で歌曲・編曲賞を受賞した。
ビクター/ビクトリアコメント(1)
気をよくした二人はゲイの振りをして行動する。舞台を見て惚れてしまったクラブ経営者のキング・マーシャン(ガーナー)がビクター近づくが、その元恋人も負けじと活躍。
ジュリー・アンドリュースの歌声は『サウンド・オブ・ミュージック』よりも歌唱力がある。ドキドキするほど歌が上手いんです。