「10人の泥棒たち」のキム・ヘスと「パラサイト
半地下の家族」のイ・ジョンウンが初共演したヒューマンドラマ。台風が吹き荒れる夜、1人の少女が遺書を残して離島の絶壁から身を投げた。休職を経て復帰した刑事ヒョンスは、少女の失踪を自殺として処理するため島へ向かう。少女の保護を担当した元刑事、連絡が途絶えた少女の家族、そして少女を最後に目撃したろう唖の女を通し、ヒョンスは少女がある犯罪事件の重要参考人だったことを知る。孤独の中で苦悩していた少女の在りし日に心を痛め、自身の境遇と重ね合わせて感情移入するようになったヒョンスは、上司の制止を振り切って捜査に深入りしていく。監督・脚本は本作が長編デビュー作となるパク・チワン。
ひかり探してコメント(1)
この映画は割とありふれているのかもしれない... でも役者が揃えば見ごたえある作品に仕上がる典型のような自主製作映画とまでも言えないアート・フィルム系の一つといえるかもしれない。
映画の内容を言えばすべてがご破算になってしまうので失礼するけども自分の過去にこだわる人にとっては考えさせられる映画といえる。
話の内容自体は褒められたものとは決して言えないけれどもラストのお互いが誰であるかを名乗らない二人の女性の顔を見れば... この映画の人に対する愛おしさが分かるかも知れない。
Someone I like said life is longer than you think.