モスル あるSWAT部隊の戦い プロット

IS(イスラム過激派組織)によって何もかもを奪われた男たちが、命がけでゲリラ戦を仕掛ける姿を実話ベースで描いた戦争アクション。「アベンジャーズ」シリーズのルッソ兄弟がプロデュース。監督は「ワールド・ウォーZ」「キングダム
見えざる敵」などの脚本を手がけてきたマシュー・マイケル・カーナハン。長引く紛争により、荒廃したイラク第二の都市モスル。21歳の新米警察官カーワは重武装したISに襲われたところを、ジャーセム少佐率いるSWAT部隊に救われる。カーワが身内をISに殺されたと聞いたジャーセムは、その場で彼をSWATの一員に招き入れる。少佐を頂点に統制が取られ、十数名の元警察官から構成されるその部隊は、本部からの命令を無視して独自の戦闘をおこない、カーワには明かされないある使命でつながっていた。激しい戦闘で仲間を失い、絶望的な状況に直面しつつも、部隊はISの要塞に向かう決断をする。その決断の裏には、彼らの隠されたある任務があった。

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モスル あるSWAT部隊の戦いコメント(11)

Ceosdkaatanmth
Ceosdkaatanmth
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何かを普遍的に感じさせるには、特異性が鍵だとよく言われるけれども普遍性が何かを具体的に感じさせる鍵であると言われることはあまりない。
個人的にマーベルコミックスを原作とする普遍的つまらなさの映画を観ないのでルッソ兄弟って何者かも知らずにいると最近見た中では下の下の認知症の女性を怪物に仕立てる差別映画を作るってどうかしている連中のその人たちが本作を製作しているとは、後で知って良かったのかもしれない... はじめに知っていれば見ない。

それでもこの映画のいいところは、SWATチームがただ単に正義の味方に描いていないところにあり、殺した敵兵士から金品を盗み、敵とも味方とも分からないはっきりしない輩から略奪した物資で武器と物々交換をしたりもしている。
だからモスルの街ががれきの山の無機質さのある皮肉なオープニグからこの映画には、正義というものが存在していないようにも映る。
映画を製作する上で真摯さは飲んだくれが作った日本人好みの、それに加えるように日本の陸軍には将校というものがいない烏合の衆のように描き、汚名のように手りゅう弾の爆発力が面白いようにはじけ過ぎていた『ハクソー・リッジ』やジョン・ウーの銃火器の誇張し過ぎたおバカ映画でない演出が挙げることができる。だから戦闘シーンがほとんどと言っていいほどの映画において、派手さのない分、警戒過ぎるほど警戒するチームの緊迫感が肩にどっと何か乗せられたような重苦しい雰囲気だけはピカイチでしかも、父親の亡骸をリヤカーで運ぶ兄弟の顔の傷や子供が道路で亡くなっている様子などを描いた精巧なギミックはメーキャップ・アーティストとしての誇りを垣間見ることができる。
戦争映画と言えばバトルシーンに重心がかかりプレイブックの大雑把さが目立つものが多いけれども小さな子供が危険極まりない場所で椅子にチョコンと座っていたり、SWATのメンバーがやたらめったらタバコを吸い、人間味を感じさせないと思っているとジャーセム少佐は埃だらけでゴミだらけの場所なのに空のペットボトルを集めて無駄なようにゴミ箱に捨てたりする理解不能なシーンやソープオペラを話題にしたりする代わりにプロパガンダ放送を流したり細かな点に気を配っていることでより戦闘シーンもし烈さを極めているように映る。

Kawa: I don't need to know anymore. Don't want to know. Tell me
what I need to know when I need to know it and I'll do it.
Whatever it is.
ジャーセム少佐を中心とする小隊と新参者のカーワが戦闘員としての成長する過程を描いたフィルムをモキュメンタリー・タッチで描き、サウンドエフェクトはあったとしてもフィルムスコアは皆無の映画として乾ききっているのが本作の優れたところかもしれない。
むかし手塚治虫の漫画『ノーマン』の中で軍隊が一糸乱れるのを許されないシーンがあったけれどもこの映画を観てそのことをふと思い出す。若いカーワが部隊のミッションを知りたいのにも関わらず、それを誰もが口を閉ざし彼には一切内容を話さないでいると後半では彼が部隊の一員として成長したのが上記に挙げたセリフからそのことがうかがい知れる。
そして何よりなことは、サム・ライミが編み出した「シェイキーカム」という撮影方法をより進化させたものを使うことでより緊迫感と臨場感の両方を兼ね備えた撮影シーンに繋がってもいる。
まぁ、エディターが『トゥモロー・ワールド』を担当した方なのですごく話の流れや展開の仕方が見やすくなっている。

“We don’t talk about American intervention anymore, we’re past
all that,”
すでにNetflix で公開され、アメリカの視聴者が他の言語を話すキャラと同一視できないという誤った信念に対する正面からガッツリと取り組んだアラビア語を全編に押し出すことでイラク人のある方が、イラクの人が喜ぶ映画であると言っていたけども英語字幕の不正確さも指摘している。その日本語による字幕はどうなのかは知らないけれども終盤にかけてISISが陣取るベースキャンプをたたく場面が最大の見せ場でそこで映画も終わりかと見せかけておいて映画の制作側が提供するような簡単で感傷的な映画ではないにしろ、人々が自由を得るために耐えてきた命がけの戦闘と犠牲を強く印象に残しているがそれでも...

How far from here is your Son? ラストのこのカーワの言葉が意地悪なような言い方をするけども映画を観なければ分からないにしても... 戦闘シーンとラストの展開を比べると今まで見てきた映画の質がガラリと変わりセンチメンタリズム的発想の一番大切な映画のコアなテーマになっているのが分かるかも知れない。

余談として...
ISISからネット上で映画関係者への殺人予告もされるほどの宣伝効果グンバツな映画となっているので念のため...
Imsxksnphgo
Imsxksnphgo
ドキュメンタリーの様なリアルな戦闘シーンに釘付け!こんな暴力的な世界に生きる実話なんて驚きです。連続する激しい戦いの緊張感と泣ける結末のギャップにラストはもう崩れ落ちそうでした。
Kgspsixmonh
Kgspsixmonh
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ー イラク第二の都市、モスルがISISに占領されたのは、2014年。アメリカの空爆の影響もあり、劇中のモスル市街の荒廃ぶりが凄い。崩れ去った瓦礫と化したビル。道には見えない通りの脇には炎を上げる車の数々。
脱出しようとする市民をISISのスナイパーの銃弾が、無慈悲に襲う。
そんな中、元刑事のジャーセム少佐(スヘール・ダバーシ)率いる地元部隊SWATは、ある”任務”を遂行するために、ハンヴィー(汎用四輪軍用車両)に乗って、”目的地”に向かって行く。
途中、ISISと銃撃戦を行っていた若き警官カーワ(アダム・ベッサ)は、彼らに助けられ、”ISISに家族を殺された“カーワは彼らと同行することに・・。

◆感想

・モスルの徹底的に破壊された街中を命懸けで進む、地元部隊SWAT。だが、彼らの”任務”は新兵カーワには、ナカナカ告げられない。
- ”捕まったら、軍法会議モノだ”と言うジャーセム少佐の言葉。一人、又一人ISISに仲間を斃されながらも、彼らの前進する姿勢はブレない。
見ている側は、彼らの”任務”とは何なのか・・、という点に引き込まれていく。
因みに、この作品では地元部隊SWAT隊員たちは、ISISを、”ダーイッシュ”と呼ぶ。不和を生み出す者という、蔑称である。-

・カーワの成長ぶり。
序盤、一緒にISISと銃撃戦をしていた相棒が、自分達を裏切り、ISISにRPGを撃ち込まれ志半ばで一緒に亡くなった一緒にスマホで音楽を聴いていた仲間の死の後から、彼の顔付が変わる。
- 彼の元相棒がなぜ裏切ったかが、良く分からなかったが、カーワは、元相棒の頭を葛窪って殺害する。その姿を見た、ジャーセム少佐が、初めて彼に話した事。
”俺たちは、ISISは元より、街を空爆する米軍も信じていない。”
実際にアメリカ軍の空爆で多くの罪なき人々が鳴って亡くなっている事は、「アイ・イン・ザ・スカイ」で描かれているし、つい先日も誤爆の事実を一部の米軍幹部が隠蔽していた事が、明らかになったばかりである。ー

・そんな中、隊長であるジャーセム少佐が、仕掛け爆弾で死亡し・・。部隊は、たった6名に。それでも、カーワたちは前に進む。

<そして、彼らの”任務”が明らかになった時の感動は大きい。
彼らにとっての”任務”とは、一番大切な家族、子供をISISから取り戻すことであったのだ。
”子供たちが成長し、いつか必ずこの街を再建してくれる。”と言う言葉が、心に響いた作品である。>
Nghopsxsmki
Nghopsxsmki
このポスターから想像しうる内容を遥かに凌駕した衝撃だ❗️冒頭から徹頭徹尾緊張感がハンパなく高く一瞬たりとも休ませてくれない。しかもロケーションも戦闘シーンも超絶リアルなのだ。演出はとてもハイレベルで余計なものを一切排除している。ここまでやるともはや映画というエンタメを超えた作品といえる。今まで観てきた戦争映画のすべてが緩く見えてしまうほどだ。しかし本当の戦地とはこういうことなのかもしれない。また、こういう作風がアメリカで制作されたことは意外だ。アメリカ映画はどうしてもエンタメ性が入り込んで隙間が生じる。その定石を完全に度外視して作りあげたスタッフさんと役者さんには脱帽。物語は事実に基づいている。ISISと戦うイラクのSWAT部隊。彼等は秘密の任務に向かってひたすら突き進む!戦闘シーンのリアルさだけでなく束の間の休息シーンも今まで観たことがない角度から描く。これがまた印象的なのだ。セリフも事実に則しているからか素っ気なかったり、意外なことを口走ったり。それに若き主人公カーワの変化もすごい。あの目つき、ほんもんや。俳優さん全員が兵士になりきり人を殺した目をしている😅まあ、とにかく圧倒されたわ。こんなに引き込まれてしまう映画はなかなかない。よくぞ制作した‼️
Spinxmghkso
Spinxmghkso
今年177本目(合計241本目)。
今週は全般的に数が少なめで(12/3の週はムチャクチャ多い)、じっくり楽しめそうです。

実話ものベースですが、どうしてもアメリカの作品という事情もあるので、完全に平等に描き切るのも難しく、ISIS(イスラム国)の「言い分」も反映がやや足りていないかな…という印象は持ちました。

とはいえ、日本はいわゆるアメリカの「核の傘」で生きているのであり、ISISとはおよそ無関係な生活を送っていたのも事実で(一部、戦争中なのに行って問題になった人もいましたが…)、日本がいかに平和主義を大切にしているか、という点がわかります。

映画自体はやはり実話ものなので、あることないこと描けない描写で、かつ、宗教問題も含むため、かなり慎重に描写されているなという印象です。そりゃ、映画館でやってるんだから映画でしょといえばそりゃそうですが、映画というよりドキュメンタリーものという感じがぴったりくるのかな…と思います。
なお、最初に「このお話は実話に基づくものです」と最後に「この戦いで亡くなった方に敬意を表します」以外は、ほぼ映画内ではアラビア語です(英語は一切でない)。

ストーリーというストーリーが存在せず、また最初の10名のうちだれが脱落して…ということを書き始めると一気にネタバレになりますので、それらは完全にここでは省略します。
ドキュメンタリー映画であるため、深い知識は求められませんが、「イスラム教」「ISIS問題」などのキーワードで前日に予習しているだけでもだいぶ違う感じです。

採点は下記が気になったところです。

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(減点0.2)上記通り、最初と最後に英語で「このお話は実話ベースです」など出る以外は大半全部アラビア語で、字幕はないものの、街の看板(移動距離としては隣町に移動している程度か、10kmもなさそう?)も何も翻訳がない状況です。
ISISとの戦闘を描く映画で、ISISの「言い分」も入っているのか、「イスラム教を信仰しましょう!」とか、「コーラン(クルアーン)は毎日読みましょう!」とか書いてあるんじゃないかと思うのですが(そこそこ長文なことが書いてある看板も多数ある)、全部翻訳がないのでよくわからない状況です(そして、多くの日本人は誰もわからない…)。
また、セリフの一部が字幕に起こされていない部分があります(これももう、誰でも翻訳できるという映画ではないので、多少の訳漏れは仕方なしという判断)。

(減点0.2)この手のISISを扱う映画は最近よくみますが(2020年にもありました)、できるだけ「両者の言い分」を平等に描くべきところ、ISISが「世界中の敵」みたいに描かれているのは、理解はしうるものの、ちょっとな…とは思えました。
実際、ISIS(イスラム国)が「国だ」と主張したのは、さかのぼれば20世紀初頭のイギリスのサイクス・ピコ協定(これがイスラエル問題を引き起こし、連鎖的にアラビア諸国にも広まってしまった。イスラエル等が不可思議な国境線になっているのは、こうしたイギリスの20世紀初頭の矛盾した協定の妥協の産物)であり、映画の趣旨的に「イギリスを叩く映画」にするのは変ですが、イスラム国として「彼ら・彼女らの言い分」は当然あるのであって、その部分が一切なく、あたかも「復讐しておしまい」みたいな感じなのは、それはそれで、「広い意味で」イスラム文化に対して良くない影響を与えてしまう(広い意味で、イスラム教に対する誤ったヘイトを溜めさせてしまう)のではというところです。

(減点なし)とはいえ、ISIS(イスラム国)を扱った映画は2020年からありますが、やはり女性差別が激しい思想です。1か所だけですが、かなりどきつい表現もでます(表現のみ)。日本も完全に男女平等を達成しているとはいいがたいのですが、それどころか「女性の人権すら考慮されていない」という状況です。
この部分は、実話ものであり、実際にISISの主張でもあったのですが、その部分の補足がないので、やや配慮不足かな…というところです(「ISISの主張であり、本映画の主張ではありません」くらいはあってもよさそう)。
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