モーリタニアン 黒塗りの記録 プロット

悪名高きグアンタナモ収容所に収監されたモーリタニア人の青年と、彼を救うべく奔走する弁護士たちの姿を、実話を基に描いた法廷サスペンスドラマ。モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書「グアンタナモ収容所
地獄からの手記」を題材に、「ラストキング・オブ・スコットランド」のケビン・マクドナルド監督がメガホンをとった。弁護士のナンシー・ホランダーとテリー・ダンカンは、モーリタニア人青年モハメドゥの弁護を引き受ける。アメリカ同時多発テロに関与した疑いで逮捕された彼は、裁判すら受けられないまま、拷問と虐待が横行するキューバのグアンタナモ米軍基地で地獄の日々を送っていた。真相を明らかにするべく調査に乗り出すナンシーたちだったが、正義を追求していくうちに、恐るべき陰謀によって隠された真実が浮かび上がる。ジョディ・フォスターが敏腕弁護士ナンシーを演じ、第78回ゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞。軍の弁護士ステュアート中佐をベネディクト・カンバーバッチ、モハメドゥを「預言者」のタハール・ラヒム、テリーを「ダイバージェント」シリーズのシャイリーン・ウッドリーが演じた。

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モーリタニアン 黒塗りの記録コメント(15)

vshoaoe
vshoaoe
9.11テロ実行犯のリクルーターとしてアメリカ政府から嫌疑をかけられキューバのグアンタナモ収容所に収監されたモーリタニア人の話。

本人の手記を基にした実話ベースの話とのことだけど、まるで知らずに観賞。
反政府のプロパガンダ作品ではないですよね?

収監から3年強、起訴されないまま拘禁され続ける彼を釈放すべく、人権活動家と称される弁護士が動き始めると共に、立件すべく軍の弁護士も動き始めるストーリー。

弁護士とのやり取りも監視や検閲により自分に不利に働くと恐れて、なかなか話さないモハメドゥや、開示請求で提示された黒塗りだらけの供述調書。
立件する側にも充分な証拠が示されず…ってムチャクチャだなアメリカ!

そして明らかになった真実ってどうなってるんだアメリカ!

+7年って何だそれ?当然ちゃんと補償されたんだよね?

どこまでリアルな話か知らないけれど、少なくともラストの字幕説明は真実な訳だし、この件に限らず、そういうことがあることは何となくは知っていたし…。

起こった出来事をそのまま見せて行くばかりの再現ドラマという面が強かったけれど、知らなかった自分にはかなり引き込まれる作品だった。
Ixossmkpngh
Ixossmkpngh
Rahim plays a generous guy who finds himself caught up in the extrajudicial detainment system of post-911 US governance. While the film starts with tense Zero Dark Thirty mystique including Cumberbatch barely unrecognizable in an American accent, the film is like an air mattress with a tiny hole. This should be interesting but somehow it isn't thoroughly. Maybe they should have cut out 30 minutes.
Kmsxhnsigpo
Kmsxhnsigpo
無実なのにグアンタナモに16年も拘束され、結局起訴もされなかった男性とその弁護士、そして軍側で彼を起訴することを強いられた軍属の弁護士の実話。
わざわざ米国の法も国連の目も届かないキューバに収容所を作っていることからも、確信犯的に違法な捜査(拷問)をしていた訳で、それはまさに米国の闇であり、弁護士達に対する反感は「愛国の闇」と言える。
一方で文書の開示を請求しても真っ黒に塗ったものが出てくるのはどこかのお国と同じだが、それを覆すだけの法の力がちゃんと守られており、報道がそれなりに機能している辺りは流石と言えますね。
ま、無罪の判決が出てからもオバマ政権に(!)更に7年も拘束されていた、というのは闇の深さを感じさせられますが…
せっかく衆院選の前に公開されたのですから、今こそ法の支配と報道の自由が如何に大切なものかはちゃんと学んでおけると良いですね…
Somgknhxpis
Somgknhxpis
このような事が表沙汰になっていたとは驚きでした。
てっきりしっかりと内部で証拠隠滅し闇の中へ とばかり思ってました。
ずっと大義名分の下に侵略戦争を続けているアメリカなので
そういう事があって当然だと言われるかもしれませんが、
現実にはこの何十倍、何百倍もの闇案件があるのでしょう。
自分が同じ境遇に陥ったら、一体何が出来るというのか?
まったく想像すら出来ません。
クーリエでは被疑者だったカンバーバッチが連続で法廷物
の登場となりましたね。次はスパイダーマンで会えるかな?
ジョディ・フォスターはさすがに年齢を感じさせられましたが
まだまだ頑張り続けてくれる事を期待します。
Tndtrcrdrcasneuoe
Tndtrcrdrcasneuoe
ネタバレ! クリックして本文を読む
amazon.com ではすでにVOD配信サービスが始まっていて、カスタマーレビューが4,557件投稿されている。その内訳の特徴として、☆4と☆5を合わせると86%の方が評価をしているので良い映画なんでしょう。

アメリカ同時多発テロいわゆる "September 11 attacks" 略称:9/11の20周年記念映画として、悪名高いだけでなくスペインからキューバが独立した翌年の1903年に租借金を金貨で払う形でキューバから現在もアメリカが借りている。その施設の現状や歴史を分かったほうが、なぜ、この施設で軍隊によって拷問が許され、しかもキューバ危機なんてのもあったのに、その敵対する側の国の中にいかにして施設を建設できたかの謎が解けることに... 主権はあくまでもキューバ側にあるにしても国内法でも国際法でもない軍法のみが適用される治外法権区域になっているためで映画の中の施設の案内役の兵士がおためごかしのように簡単に説明があったものの、それに呼応するように、ほとんどのシーンが拷問だけなように錯覚してしまうほど中身のないスレッドになっている。だから前半のシナリオが理解ができないまま見ることになったので終わってから施設の成り立ちや何故そうたやすく人を拷問できるのかが後で分かる体たらくなことが自分の稚拙さから起きてしまっている。だから映画自体がつまらなくも映る。

映画の中で実践されていた「強化尋問」はCIAから約92億円で請け負った心理学者、ジェームズ・エルマー・ミッチェルによって考案され、その残虐性をCIAは認めないにしても公に暴かれ現在は違法行為とされている。
この強化尋問を受けた被告5人の前で考案者の心理学者は「今日でもまた同じことをするだろう」と語っている。別に弁護するつもりはないけれども、彼としたら、よくアメリカ人が持つ愛国心の暗喩的表現 "道徳的義務感" からで、そのことは、大戦中ウォルト・ディズニーが映画関係者の左翼思想を内通していた" Red Purge" いわゆるマッカーシズム時代のことを彼は死んでもなお墓の中で誇りに思っているのに違いがない。

Nancy Hollander: Do you know why Mohamedou wanted us to call
her?
Teri Duncan: Because she's his mother?
Nancy Hollander: Because every mother believes that her son is
innocent. He wanted us to hear that. That doesn't
matter because it's not the case we're building. We
need to prove that the Us government lacks evidence
sufficient to detain him. Anything else is a distraction.
主演のジョディ・フォスターの映画じゃないけど "告発" 映画の様相があり、彼女のセリフでは彼を助ける無実を証明するのではなくて、アメリカ政府の不当な強制力に対して告発をする弁護士のホランドが彼の拷問に対する惨い仕打ちを綴った彼から贈られた手紙を読んで裁判の方向性を彼をとにかく施設から解放する立場に彼女がなっていくスレッドなのに頭の悪い者にはその辺が分かりにくいし、撮影監督の変わった角度、例えば受話器の穴を通してホランドを映してみたり、拷問のシーンではテレビサイズにしたり、またフラッシュバックでは色調を変えたりと、スレッドのつまらなさに拍車をかけている。そのことはスラヒが度重なる尋問で意識を失う大事なコアな場面では活かされてはいないことが証となっている。

主演のナンシー・ホランダーを演じたジョディ・フォスターがレズビアン人生で実在の人物を初めて演じるとインタビューに答えていたけど検察官役のカウチ中佐をイギリス人のカンバーバッチがカナダのタブロイド紙に南アフリカの撮影が始まった時に自分が軽い境界型の肺炎だったことを語っていたけど、改めて考えると国家の裏切り者を何故イギリス人俳優が演じ、本人とは比べ物にならないほど英語の達者なナイジェリア人の現在フランスに居を構えているラヒムという俳優さんが14年間投獄された本人さんを演じたのか?
それはさておき

ジョディ・フォスターがホランド似せるために本人がいつも赤いルージュを年に関係なくつけていることや彼女のアゴから口の周りのしわを彼女自身が役作りのために、メーキャップ・アーティストに依頼し、強調したものと思われる。
『告発の行方』でオスカーを獲って以来、彼女は何時でも何処でもいい子ちゃんの立ち位置を崩さないので面白くもない演技をしている。失礼、彼女のファンの皆様。
しかもカンパーパッチがカウチ中佐の南部なまりや声色を変えて演じたことをモノホンのカウチ中佐の周りの人からお墨付きをもらったと語っているが...

amzon.comの数少ない☆1をつけたレビューアーが
"Leftist attempt to rewrite history." とか
"Incredible how all I saw is how easy it is to manipulate the left and its
activists."
と投稿していたけど個人的には的を得てはいない。むしろ軍隊を擁護する輩が出てきそうな映画と言えて、ミッチェル博士による「強化尋問」の効力が証明され、スラヒに告白書へのサインに成功をさせているし、一部暴力的なところのある兵士の行動にも問題があるにしても見た目の規律を重視するところを映画では描いているので決して極悪なイメージは植え付けられてはいない。
映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』は個人的にはアメリカ流のジンゴイズム映画であり、単なるコケージョンのエゴイズムにも見えてしまう。

余談として...
イラクを取り巻くどす黒い事件としては、国連史上最悪のスキャンダルとなった「石油・食料交換プログラム」の2000億円を超える賄賂や特にフセインに対して1兆円が渡ったとまで言われている。また、米ブラウン大の研究チームは2021年9月1日、米国の「9・11」後の20年間で、一連の対テロ戦争の費用が8兆ドル(約880兆円)にのぼるとする報告書の中で戦争によって亡くなった方は90万人前後に達するという。その内訳はアメリカ軍兵士7052人、敵対した兵士30万人前後、市民が36万~38万人、ジャーナリスト680人となっていて、市民の犠牲者の数が戦争の悲惨さを表している。

日本の借金が56年間で1212兆円と比べるのもなんだけど... 20年で880兆円ってアリなのか?アメリカのお遊びが過ぎるのでは?