大室家 dear sisters
プロット
日本
02月02日 劇場で
ピッグダディ
プロット
日本
02月02日 劇場で
ローリング・ガール
プロット
韓国
02月02日 劇場で
サンパギータ
プロット
日本・フィリピン合作
02月03日 劇場で
ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 劇場で
同感 時が交差する初恋
プロット
韓国
02月09日 劇場で
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スケルトン・ツインズ 幸せな人生のはじめ方コメント(5)
邦題で一番むかつくのは(キャッチ・コピーもですが)、あー、このテーマとか分かり辛くね?いや、なんかもやっとした終わり方じゃね!?つって、答えをタイトルにつけちゃうパターンです。
こっちに足し引きさせて、答えを求めさせて!と思う。
映画と私の間にでしゃばってくる感。
彼女と息子の間に割り込むママ感。
あの、軽くいちゃいちゃしながら分かり合っていくから、ママはあっちに行っててください。
お願いします。
自殺しようとしていた双子姉マギー(クリステン・ウィグ)のところに、病院からゲイの双子弟マイロ(ビル・ヘイダー)が自殺未遂をしたと連絡が入る。
何故2人は10年間疎遠なのか、なんで自殺するくらい鬱々としているのかは分からない。恐らくそうだろなーというエピソードはちょいちょい出てきますが、詳しくは語られない。
双子弟の入浴シーン、双子姉のダイビングシーン、"水に潜る"水に関係するシーンが多い。
双子の息の合った辛口ジョーク、寄り添う感じがいい。
小難しい嫁(双子姉)を貰った夫役に、ルーク・ウィルソン。
一人だけ状況が分かってないその脳天気さに、救われるような、救われないような。
いい子だって分かってるけど、苛々する野球部のテンション高め女子マネージャーみたい。
俺の愛情で君を救うぜ!っていうふわっとした夫、いい人、いい人、いい人、いい人だから(今の時代っていい人って褒め言葉?)!って自己暗示にかからない双子姉は、馬鹿な男達とのHに救われている。
15歳の時に関係を持った、おっさん教師を忘れられない双子弟の純情に嫉妬な双子姉。
相手のことを分かりすぎるから、思いすぎるからの衝突、確執。
疎遠だった理由が、見えてくる。
役者さん達はほぼ有名なコメディアンなのに、こんなにも重苦しい。
でも嫌いじゃない。かなり重量感のある、ブラック・コメディです。
過去をぐだぐだ語らないところがいい。
過ぎ去った日は変えられない。そんなことより、現在と未来があるのみ!
母親と夫とゲイの彼氏との関係は修復されず、なんの結論も出ない。
でも、生きて行く。二人で。
水槽の中を泳ぐ赤い二匹の金魚、それを眺める双子で終わる。
水はここに繋がるんです。脚本が上手くて、久々に鳥肌が立ちました。
2014年のサンダンス国際映画祭で、脚本賞を受賞しているのも納得です。
でも案の定、日本では評価が低い、と。
やっぱ毒舌熊が出て来るような、分かやすいブラック・コメディでないと、日本では難しいんでしょうか(笑)
まさかの、ビデオスルーです。
だっのに…
終わり方。。。
ナニソレ。
まあ、ウツなウツなコメディでした。
たいへん良い作品でした。たぶん、これから何度も観ると思います。
今作はいわゆるコメディ映画。と言っても、ただ単に面白いだけと言ったようなマルチカメラのテレビシリーズのようなものではなく、コメディ要素でテンポを構成しながら、ドラマのストーリーを展開していくという展開でした。
コメディ映画というのは、どうしても日本人のテンポに合わないというのが悩みどころなところありませんか?さらに、日本語字幕となると数秒笑いのリズムがずれるので、あまり日本映画市場では大成功しませんね。
今作で驚いたのは、いわゆるアメリカコメディのテンポではなく、この作品特有のテンポで話が展開して言ったというところです。そのテンポというのは、言葉で表現するのは難しいですが、普通のコメディのテンポよりも遅く、ちょっと変人気質なキャラクターの異質な感じを、「おっと、、」っという感じでリズムを崩し表現しているところが、今作品のリズムでした。
ちょっと、自分の失敗だなーっと思ってしまったんですが、「どうせ、アメリカのコメディでしょ?」という気持ちで見始めてしまったので、この独特のリズムを「失敗作じゃん」と最初の20分思ってしまいました。
開始30分ぐらいで、そのテンポに、「ちょっとまてよ、これがこの映画の良さか?」って思い始めたのは、メインキャラクターのマイロが変人気質な感じを出し始め、キャラクターを築きあげながら、ストーリーを前に進め、映画のリズムを作っていくというのは、とても極上な感じがしました。
脚本が素晴らしいというのは、その部分だったのでしょう。完全に観客を、「おい、ついてこいよ!」という強気なスピードがいいくせになります。
編集の部分で、すこしストーリーを感じなかったのが残念ですね。楽曲のチョイスは良かったですが、ピクチャーエディットという部分でもっと惹きつける感覚が欲しかったですね。
久々に思った。邦題くそやん。