身代わり忠臣蔵
プロット
日本
02月09日 劇場で
ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
このハンバーガー、ピクルス忘れてる。
プロット
日本
02月16日 劇場で
QUEEN ROCK MONTREAL
プロット
アメリカ
02月22日 劇場で
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 劇場で
ドラレコ霊
プロット
日本
02月23日 劇場で
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ナイトクローラーコメント(20)
最初に教えてもらったナイトクローラーからやくざな商売だぞと言われたのに、さっそく夢中になるルイス(ギレンホール)。行き当たりばったりでテレビ局にテープを持ち込むと、250ドルで買ってもらえた。早速助手リック(アーメッド)を雇い、次から次へと・・車もカメラも高価なものを買い、有頂天に。事故現場に警察が到着する前に被害者の位置をずらすなど、ちょっとやばい・・・ 調子に乗ったルイスはTV局ディレクターのニーナ(ルッソ)に関係を迫る。ディレクターだが契約社員、視聴率がすべてなのだ。
ある時、レイプ事件よりも交通事故を選んだルイス。そこにはライバル社の車が電柱に激突していたのだ。僕はプロだと自己暗示をかけるかのように、冷静に撮り続けるルイス。VPN社という会社をアピールした後、強盗殺人事件が起きた時、警察より早く現場に着き現場映像を独占取材する。翌日警察もやってくるが、犯人の証拠映像は渡さず、車のナンバーから独自に犯人を突き止めるルイス。そして、次に犯罪を犯すのを待ち構えて犯人を尾行するのだ。中華料理店に犯人2人を確認したところで警察に通報。そこからは銃撃戦とカーチェイス。最大の特ダネだった。
SUVに乗った犯人が横転しながらも這いずり出てきて、助手のリックを撃つ。彼が撃たれ、死ぬ様子まで真剣に撮ってしまうルイス。もはや人間の心さえ失ったかのようだった。TV局ももろ手を挙げて喜ぶが、警察だけは犯人を知ってた上での誘発だとしてルイスを罰しようとするも確たる証拠がない。
報道のモラルなども考えさせられ、後味悪いが、世の中こういうのもアリなんだろうな・・・
失業中の男ルイスが、事件や事故の映像をTV局に売るフリー・カメラマンとしてのし上がっていく様子を描いたサスペンス・ブラックコメディ。
主人公ルイスを演じるのは『デイ・アフター・トゥモロー』『プリズナーズ』のジェイク・ギレンホール。
ギレンホールは製作も担当している。
第30回 インディペンデント・スピリット賞において、脚本賞と新人作品賞の二冠を達成❗️
人生のどん底にいた男が、自らの信念を貫くことで栄光を手に入れる、現代の『ロッキー』と呼ぶに相応しい作品!
…ただ一つ『ロッキー』と違うのは、このルイスという男、クズの中のクズなのであるっ!
自分以外の人間など、露程も価値があるとは思っていない、完全なるサイコパス。
映画の冒頭からクライマックスまで、徹底的にクズ!
そして、そんな男がなんのお咎めもなく社会的な成功を収めるという、とんでもない映画っ!
だがそこが良い!!
「マスゴミ」なんて揶揄されているマスメディアの世界。その歪さを体現するかのような男、ルイス。
恐怖とは「本物にみえる偽物の証拠」であると言い放つこの男は、現場を荒らし、不法侵入をし、被害者の手紙を勝手に持ち出し、商売敵は物理的にぶちのめし、殺人犯を見つけてもトクダネのために放置するという悪魔。
彼の作る映像は表層的には真実だが、其の実作り手の意思が反映されている全くのフェイク。
フェイクから真実を作り上げているという表現が正しいか。
視聴者は表層的なものだけで判断し、ニュースの情報を鵜呑みにする。
これって現実の世界でも全く同じことが行われているよね。
コロナだの不倫だの政治だので、ワイドショーの過剰な報道に踊らさせている人、身近にも結構いるんじゃない?
結局視聴者はニュースにすら刺激を求めているんだよね。
テレビニュースの欺瞞を揶揄する一方で、ルイスはインターネットを使いビジネスについて学んだという。
YouTubeを観ていても、「年収を増やす方法」だの「成功者の思考」だの「成功するビジネスマンのルーティン」だのと自己啓発的な動画がゴロゴロしている。
ネット社会に蔓延する「資本主義こそ正義!」的な教えを完璧に吸収した男、それがルイス。
ライバルを蹴落とし、他人から搾取し、倫理観を捨て去ることで成功を収める彼の姿は、ブラック企業そのもの。ルイスみたいな目つきをした人間って、結構居ますよね…。
完全なるクズ野郎なのに、何故か彼の活躍を見ていると胸がすく思いがする。ダークな作品なのに何故か爽快感がある。
これは自分では出来ないことを軽々とやってのけ、目的の為に手段を選ばず、貪欲なまでに食らいつく彼の姿に憧れを抱いてしまうからだろう。
『ダークナイト』のジョーカーにも似たような感情を抱いた。
誰しもが、ルイスのように人生フルスロットルで生きてみたいという欲望、あるんじゃないかな?
資本至上主義的競争社会を皮肉り、視聴率至上主義のテレビニュースを揶揄し、ネットを鵜呑みにする奴らすらも嘲笑う完璧なブラック・コメディでしょうコレは!
ルイスとディレクターのニーナがいい雰囲気になっている、その間から彼らを見つめている映像の中の部下リック…。この構図完璧すぎる…!
本作が監督デビューであるダン・ギルロイさん、いきなりこんな映画作れるなんて一体何者っ!?と思って調べて見ると、この人個人的オールタイム・ベスト級映画『落下の王国』の脚本家じゃん!
この人天才なんじゃねぇの!?
ダン・ギルロイのセンス、個人的にビチっと合うようです。
信頼できる男ジェイク・ギレンホール。
本作でも最高の演技を見せてくれる。10kgほど減量したという彼の表情は、頬が痩けているのに目だけがギラギラしている。
三白眼を通り越してもはや四白眼。あんな目をすることが出来る人間が彼以外にいるのだろうかっ…!?
ホアキン・フェニックスと並び、サイコパスをやらせたら右に出るものはいないね。
本作のギレンホールはもう殆どジョーカーだったよ。というよりジョーカーより怖かったよ😨
素晴らしい映画だった!!
映像の美しさからシナリオの流麗さ、キャストの演技、音楽、全てにおいて言うこと無し!
最後のセリフ「自分がやらないことを君たちに要求しない!」を聞いた時、思わず拍手しちゃったよ。
もちろん、本作が合わないという人もいると思います。
人によってはルイスが胸糞悪すぎてムカムカするかも。
でも、個人的にはこういう善とか悪とか超越した変人大好き💕ジョーカーとか『家族ゲーム』の吉本とか。
お気に入りの映画がまた一本増えました〜♪
※
製作費:850万ドル(約9億円)
興行収入:5,030万ドル(約53億円)
…大ヒット!
凄いですね。主人公演じるジェイク・ギレンホールは各作品全く別人に見えてしまう。優れた役者ですね。この映画では全くの倫理観なし、人を自在に操り始めます。ホラー映画より現実味があって怖い。実はこんな人間紛れているのではないかと思ってしまう。捕まってませんから!怖いですね〜たった一人の社員でさえ使い捨てです。社員の彼に仕事を今すぐ辞めて欲しいと願って観ていましたが、予想通り最悪の結果に。主人公は頭も切れて、野心があり仕事にも情熱があるのに何故鉄屑を集めて犯罪をしながら生活をしていたのか?お金を得て何がしたかったのか?急に仕事を変えた理由、その辺りが納得出来ないと言うか辻褄が合わないなと思いました。あれ程の才能と努力を惜しまない人なら最初から成功していそうなのに。
かなりデフォルメして素材を詰め込んでいますが、基本、古今東西の現実と符合しています。
地方新聞の知り合いに確かめたのですから正確な情報です。
特に、週刊誌の取材は社員ではなく、パパラツチやストーカーのチンピラが撮影したものをライターが想像して記事にしてますから、これより悪いかも。
マスコミは正義感で動いていると誤解している人が多いですが、それは画面に出てる人だけです、取材の現場には皆無です。
この映画の主人公は行き過ぎていますが、正確に現実を取材しています。
日本のマスコミは捏造報道も多いですから、まだまだ身の回りの報道は悲惨だと気づいていただきたい、そう思うのです。
いますよね、こう言うタイプの人間…。関わりたくない人間一位です。無意識のモラハラ、頭が良いので最もらしい言葉で他人を丸め込み、無慈悲。
おまけにサイコパス。
こういったタイプを上司など職場で上の立場にもつと、とても厄介。
そして自分の都合に良いように頭を使うので、なかなか死なない。しぶとく生きる。ボロが出そうになると丸め込む。めちゃくちゃ怖いです。
あー、、胸糞悪かった。