無駄なダムを撤去し、川の自由を取り戻そうと活動を続けてきた者たちの姿を追ったドキュメンタリー。アメリカ全土に建設された7万5000基ものダムは、本来あった川の姿を変貌させ、魚を絶滅させ、生態系に影響を与えた。しかし、多くのダムでは期待されるほどの発電、灌漑(かんがい)、洪水防止の効果を得られておらず、維持には高いコストもかかっている。そんな負の側面ばかりのダムを撤去し、地球の血管とも言われる川を解放しようと活動する人々の挑戦を通し、人間も自然の一部であることや、技術によって自然を征服するのではない、新たな未来への可能性を見出していく。アウトドア用品メーカー「パタゴニア」の創設者イボン・シュイナードが、製作に名を連ねている。
ダムネーションコメント(2)
デモンストレーションのやり方がグラフィティであること、それを報道するtvがあることにあーやっぱ欧米いいな〜て。
デモンストレーションの描写は鳥肌が立った。
映像も音楽も美しい。
原発問題が解決していない日本人にとっては考えさせられるし色んなことを感じる映画。
ダム賛成派の意見「ダムがあるから雇用が生まれる」これが現在でも事実なら、それにどう対抗するか?というところまで見たかった!
感動したとかいう以前に勉強になった。
日本でも、こういう「流れ」になるのであろうか?
もし、そういう現場にあたったら、並行してドキュメンタリー映像を記録しようと思った。
色んな意味で、静かに感動した。