ダルバール 復讐人

6.4/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   158分
言語   まだ情報はありません
地区   インド
書かれた   A・R・ムルガダース
劇場で   07月16日 2021
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ダルバール 復讐人 プロット

「ムトゥ
踊るマハラジャ」や「ロボット」シリーズで知られるインド映画界のスーパースター、ラジニカーントが、最愛の娘を奪われ、復讐に燃える警察官を演じるアクション。アーディティヤ・アルナーチャラムは手腕を見込まれ、ムンバイ市警察長官に就任した。しかし、ムンバイでは麻薬がはびこり、女性を誘拐し、売春を強要させる事件が多発していた。州副首相の娘らも誘拐されたことを受け、アーディティヤは麻薬密売組織の壊滅をめざして徹底的に摘発する。そのことにより、組織の恨みを買ったアーディティヤは、最愛の娘ヴァッリとともに襲われてしまう。

ダルバール 復讐人 オンライントレーラープレイ

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ダルバール 復讐人コメント(10)

Nkpssgmxiho
Nkpssgmxiho
全く動けない人なのね…

もう無理しないでそれなりの映画作ればいいのに…
Osmxsgknhpi
Osmxsgknhpi
インド映画の長さや、途中でやめる何回か入る歌と踊りシーンは慣れているつもりだった。多少長くても大丈夫だろうと。でも、当然のことだけど、退屈してしまう映画もあるんだということがわかった。
極悪人を殺しまくっている警察の長官が、なぜそうなってしまったのかという過去が語られていく方式なのだが、時間の切り替わりが分かりづらい。なんとかついていったのだが、ムンバイ市の警察に異動して薬物の取り締まりをする話の合間に恋する話がコメディのように入るからなかなか話が進まない。
それでも今まで観たインド映画ではアクションがすごければごまかされてきたのだが、それも今ひとつ。ところどころホホォとニヤけるアクションもあるだけにもったいない。
で、あいつの息子が実は…とか、恋の話は全く完結しなかったり、いろいろと中途半端だった。警察の長官があんなに単独で動くのか?とか、極悪人を殺してもやりすぎとなる雰囲気とか、そこらへんは全然目をつぶっているのに!
magjoet
magjoet
だけど、いつもの爽快さはなかった。
vshoaoe
vshoaoe
これこれー!これこれー!やっぱインド映画はこれ!
THIS IS ITっす。ラジニカーント様ご降臨です。最近のインド映画も面白いですが、「踊るマハラジャ」の洗礼を受けた者としては、やはりコレ。
70歳で踊る、決める、キザる、締める!でもって無敵ですよ。そりゃシビれるしかないですやん。やんやん!

映像技術もあがり、見せ方(魅せ方でもよし)のバリエーションがドドンと増えたお陰もあり、スターの格好良さがさ10倍増し。デコレーション注意報発令級の大作です。

ストーリーは王道の勧善懲悪。しっかり作られてますよ。そこにバイオレンス描写を少々。そして、なかなかの長尺。
だが!飽きない!
復讐人の意味を作品の半分以上の長さで語り、復讐人たる描写もしっかり。なんともエンターテイメント食べ放題状態!
しかし、飽きない!
色んな味が本気の作りでこれだけ並べてこられたら、美味しいって思ってる側から美味しいの出てくる状態。
「うっそーん」な展開多しですよ?けど、500%エンターテイメントに振り切ってる作品に言えることはないです。だって楽しませるための作品なんですから。

ダンスシーン、格闘シーンもカッコ良いです。
見栄を切る。
ステップふむふむ
ヒロインアップショット
風が巻き起こり
優美なストップモーション
爆音の登場BGM

無敵!たまらん!たまりません!
なんどマスクの下で一人ニンマリしたことか。
あー、楽しかった。ホントに面白かった。
ラジニカーント様のための作品です。けど、それで良いのです。
それ"が"良いのです!

かなり激賞ですが、僕はファンだからです。苦手な方には辛いだろうかな?水戸黄門を5話連続で見ても楽しめる方は苦も無く楽しめるはず。

インド映画、時々左隅に何かの注意コメントが表示されたり、流血はボカシが入ったりと、なにか規制あるんですかね?余談ですが。

ちなみに、開始時に色んな会社名のロゴが表示されますが、そこに他の作品では見たことないクレジットが!真っ先に!もう、それだけでチビりました。嬉しチビりです。これも余談です。
gafhgqa
gafhgqa
インド映画といっても、14の言語が存在しているインド。グローバル色の強いヒンディー語圏内のいわゆる「ボリウッド」とは違い、今作はタミル語のインド映画。

インドの地図でいうと下の端っこにあるタミル・ナードゥ州の州都チェンナイ(シャー・ルク・カーン主演の『チェンナイ・エクスプレス』の舞台にもなった)にあるコーダンバーッカムが拠点であることから「コリウッド」といわれている。

つまり今作は「コリウッド映画」なのだ。

一括りに「インド映画」とは言えないぐらい、地域によってかなり色が違ってくるのもインド映画のおもしろいところだ。

勘違いしがちだが、日本においてインド映画のイメージを定着させたのは、「ボリウッド」ではなく、「コリウッド」ということだ。

その中でもタミル語のスターといえば、日本でもよく知られているラジニカーント。日本においては『ムトゥ 踊るマハラジャ』から始まり、『ロボット』など良くも悪くもインド映画のイメージを定着させた。

そんなラジニカーントも今では、シルヴェスタ・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーと同じく70歳超えのおじいちゃん。

スタローンもシュワルツェネッガーも現役のアクション・スターではあるものの、歳ということを設定に反映させているのに対して、ラジニカーントの場合は、おじいちゃんの役ではなく、おそらく40代あたりの役を演じているのが凄いところだ。

若い役を演じていることで、より目立ってしまうこともあり、どうしても動きはおじいちゃんを感じてしまうのだが、そこは上手い具合にカメラワークや演出でごまかしてある。

おじいちゃんがイケイケで腰を振ってるという画的なインパクトもあるし、2021年の11月にインドで公開される新作『Annaatthe』で相変わらずだ。

今作では、2019年においては7作にも出演している「コリウッド」のスター女優ナヤンターラ演じる、おそらく20-30代の女性リリーに猛アタックするシーンは、コミカルであり、ラブコメ要素もあるものの、忘れてはいけないのは、本当はおじいちゃんということだ。逆にこういう役どころもやってのける点もスーパースターと呼ばれる要因なのかもしれない。

今作は正に、アクション、恋愛、コメディ、サスペンス、ミュージカルをごった煮した「マサラ映画」であることに間違いないのだが、ストレートなアクション映画として上手くまとまっている。

悪人を裁くという核の部分は揺るぎないとはいっても、事件解決のためなら、チンピラレベルも殺しまくる、疑わしきは罰する姿勢のとんでもない汚職警官。

作品が違えばヴィランとして扱われてもおかしくないような独裁者的なキャラクター構造でありながら、茶目っ気でごまかし、部下からの信頼も強い。

裏社会から怨みをかっても自業自得な感じがしないでもないが、ひとり娘への愛は本物で、友達関係のようでもある。そんな娘が襲われてしまい、そのための復讐に立ちあがる…とチラシだったりに書いてあるのだが、実は娘が襲われるのは、上映開始2時間後あたりの展開。

リリーとの恋模様が後半では、ほとんど描かれなくなるが、細かいことは気にしないで、約2時間40分のラジニカーント・ショーを楽しんでほしい!!