アリランラプソディ
プロット
日本
02月17日 劇場で
落下の解剖学
プロット
フランス
02月23日 劇場で
ザ・フェイス
プロット
インド
02月23日 劇場で
奇跡の子 夢野に舞う
プロット
日本
02月23日 劇場で
あとがき
プロット
日本
03月01日 劇場で
パリピ孔明 Road to Summer Sonia
プロット
日本
03月01日 劇場で
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レリック 遺物コメント(20)
訪れてみたら家の中は荒れ放題、あちこちに認知症をうかがわせるメモが貼られていて婆ちゃんは不在という状況で母娘が滞在しながら警察や地元民と捜すことに…。
随分前から「物忘れ」で済ますにはあんまりな出来事に気付きつつ、気にかけていなかった娘のリアクションにう~ん…となりつつ夢にうなされたりラップ音に悩まされたり。と思ったら直ぐに婆ちゃん帰宅!?
そこから多くを語らなかったり、一見まともにみえるけど、怪しい言動を繰り返す婆ちゃんとか、不穏な出来事と夢がただただ重ねられて行くばかりでダレてくる。
そしてラスト急に話が転がり始めるけれど、都合が良すぎたり、結局何が何だか良くわからなかったり。
何で急に静かに?壁はなんだった?
30~40分ぐらいでまとまりそうな内容を引っ張りまくってスカスカだし、もっとキツい悲しい余韻を残す感じの終わり方の方が良かったと思うのだけどね。
ラストの解釈投げっぱなしの映画は嫌いではないけど、これは何なんだ。
認知症の老人を狂人や化け物にするのは表現の自由だと思う。しかしその切り込んだ題材だからこそラストは丁寧に投げかけてこそ良い映画だと思う。別に感動させろとかではなく。
祖母が行方不明になったと連絡が入りその娘と孫が祖母の家に出向き祖母を探す所から作品は始まる。
中々見つからず祖母の家も不気味な物音や現象が見られ普通ではない空気が漂う。
そんな異様な空気に慣れだあたりで祖母が見つかるが認知症を患っており精神状態が安定しない。
優しいお婆ちゃんの顔を見せる事もあれば、殺気立つ顔を見せる事もある。
ただこの時点で決め手に欠ける。予告からもそしてここまでのストーリー展開もホラー要素を漂わせてる割には何も怖さもなく意味のわからない展開が続く。ただ不気味な展開は続くため見落とさない様注視してるのだが中々何も起こらない。この辺り非常にモヤモヤした気持ちが続き気持ちが悪くなってくる。
結局そんな展開が1時間くらい続き最後の30分切ったところでお婆ちゃんが化け物となり襲いかかってくる。この家はどうやら霊に取り憑かれてる姿がここから描き出される。
家に閉じ込められる描写やらお婆ちゃんの化け物描写やらラスト20分くらいで続くが、まぁ想像の範囲内の展開で驚くこともない。
結局お婆ちゃんに取り憑いていた霊は娘に憑依した事を匂わせて作品は終わる。
最後のお婆ちゃんの化け物描写もグロテスクに描かれているのだが画面が暗すぎて見えにくく恐怖感もイマイチ。
公開規模の小ささからそこまで大きな期待はしていなかったがその期待値を下回る作品だったかなというのが率直な感想である。
お母さんが認知症になって、そこにオカルト要素が加わって…
で、なんなの?
あ、クライマックスはドキドキしました。
家には「何か」がいるというお婆ちゃん。確かに、不穏な気配や壁から聞こえる謎の音が、恐怖感を煽っていくが・・・
とにかく同じような場面の繰り返しでもどかしい展開。後半の急展開からは漸く面白くなってきたが…ラストを含め、内容は良く理解できず。離れ小屋の件とか、嫌いな窓の件とか、結局何だったのだろう。。
音が鳴ってたのは、迷ったサムのように、序盤はお婆ちゃんがいたってこと?
お肌…病気か何か?或いは元々の…!?
偽物だとか言ってた理由はつまりそういうことか?
無理やり解釈すれば答えが出そうな気がするけど、多分間違っているし(汗)納得のいくネタバレ解説が欲しい所。
考察の為にもう一度観たい気もするが、純粋にそこまで面白かったかというと…。
親子の良かった頃の繋がりや過去をみせてくれたなら、この悲劇により感情移入できたと思うけど…とにかく同じような場面の繰り返しで、90分の上映時間でも少し長く感じてしまったのが残念。
どちらかというと、ホラー的な怖さよりも、誰にもいずれおとずれる可能性のある認知症や、それによる親子関係について考えさせられる作品だったかな。