何も変えてはならない
プロット
ポルトガル・フランス合作
07月31日 2010 劇場で
僕たちは天使じゃない!
プロット
香港
02月22日 1992 劇場で
いくつもの朝を迎えて
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
僕らはみんな生きている
プロット
日本
03月13日 1993 劇場で
マグナム・フォト 世界を変える写真家たち
プロット
ドイツ
12月01日 2007 劇場で
わたしは分断を許さない
プロット
日本
03月07日 2020 劇場で
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僕たちは変わらない朝を迎えるコメント(7)
主演の髙橋雄祐さんがハマり役。30にもなって行き詰まっている映画監督。昔付き合っていた彼女から結婚の話を聞いたことをきっかけに走らせた脚本には理想を乗せて書いたことをダメ出しされる。その時彼女になんて声をかければ良かったのか…。彼の希望の物語、美しくて優しかった。元々は土村芳さんが観たくて選んだのだが、かなり引き込まれてしまった。時折出る関西弁のクセもスイッチを持っているようで上手い。
監督は戸田彬弘氏。初めて観たのだが、『名前』などでその評価を聞いていたのでその魅力がわかった気がする。思い切りの良いカットや心の影を上手く引き出しながらストーリーを構築しているのが印象的だった。
どうして好きになってしまうのだろうか。終わったはずの恋にケジメを付ける話でもないのに、くすぐったくて微笑ましい。その時間の変化が美しかったのなら、それは希望の予兆なのだ。あの時言えなかった言葉、それがあるから変わらない朝を迎えているのかもしれない。これは定期的に観たい作品。
初期のbacknumberの歌詞の世界観とか、新海監督の「秒速5センチメートル」とか好きな人は、めちゃくちゃにはまりまくる、極上の51分となるだろう。
私はあまりの空気感のエモさに、頼むからまだ終わるな終わるなと51分祈るようにみてしまった。51分という、飾らない時間で十分すぎるほどの余韻を残す。美しい朝焼けが印象的だ。老化で朝まで起きることなどもうなくなってしまったが、、。
冒頭書いた通り、めめしい男向きの映画かもしれない。金曜の夜に観たが、終わりゆく侘しさ切なさがすごくリンクしてしまった。
大変好きな映画でした。
東京では今シネマカリテしかやっていないのが残念。横柄な態度で個人的に大嫌いな映画館でしかやってないのが悲しい。もっといろんな映画館でぜひやってほしい。