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ゴールデン・ガイ プロット 香港 02月15日 1992 劇場で
ニュー・ガイ プロット アメリカ 05月31日 2003 劇場で
フリー・ウィリー プロット アメリカ 03月26日 1994 劇場で
FLEE フリー プロット デンマーク・ スウェーデン・ ノルウェー・ フランス合作 06月10日 2022 劇場で
バタフライはフリー プロット アメリカ 09月15日 1973 劇場で
フリー・ウィリー2 プロット アメリカ 08月12日 1995 劇場で
フリー・ガイコメント(20)
ゲームのキャラにバクを忍ばせて...A Iの出来上がり。
好きに気が付かないのは面倒くさかったけど、新しい観点からの作品で面白かった。
モブキャラとアバター(ユーザーが姿を変えて自分を投影しゲームに参戦するバーチャルキャラ。一応説明しました)の関係とか、ゲームメイクを請け負うプログラマーの領域とか、ゲーム会社オーナーの思惑とか、現実と非現実の両側で描かれる要素が多くて時々錯綜するけれど、モブキャラという現実には存在しない主人公がゲームチェンジャーになる。脇役が主役になる。この発想が本作の肝。
主人公のガイ(男全般)役のライアン・レイノルズが意図的に演じる、ある種"存在感のなさ"が、愛おしくて泣ける。純粋で一途で、頑張るほど笑いを誘い、そして、最後は我々の手が届かない仮想空間へと消えていくバーチャルヒーローなんて、かなりずるい役どころだ。
見終わって感じるのは、ルーティンワークに終始する背景の一部、大勢の中の1人、という設定が、現実社会を生きるビジネスマンを連想させる点。ガイがブルーのシャツにレジメンタルタイにチノパンにブルゾンという、当たり外れのない固定されたワードローブしか着ない(着させてもらえない)という部分も含めて、このゲーム映画は意外にリアルなのだ。
よくある設定から視点をずらした脚本で新しさを感じるし、ハチャメチャな展開だらけなのに一本のストーリーがちゃんと進んでる。
バディの警備員もキャラクターが立ってて終始楽しく見れました。
コロナがなければもっと大ヒットになったろうなぁ。
でも、ストーリー展開が丁寧で、僕の漠然と描くデジタル社会の疑問を痛烈にでも全面否定でなく解決策を持って描いてくれてます。
映画を見ながら笑える。それは、映画に対する絶大なる感謝でして、無理せずにそれができたので、面白い映画なのだとおすすめします❗
メッセージ性や社会問題もありメリハリもあった。
そしてまさかあんなパロディがあるとは。