ムーンライト・シャドウ

6.1/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   92分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   高橋知由
劇場で   09月10日 2021
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ムーンライト・シャドウ プロット

吉本ばなな初期の名作「ムーンライト・シャドウ」を、小松菜奈主演で映画化したラブストーリー。さつきと等は導かれるように出会い、恋に落ちる。等の3歳年下の柊と、柊の恋人ゆみこをあわせた4人は意気投合し、多くの時間を共に過ごす。時には、ゆみこが気になっているという「満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない」という不思議な現象「月影現象」についても語り合うなど、4人は穏やかで幸せな日々を送っていた。しかし、ある時、等とゆみこが死んでしまう。突然の別れに打ちひしがれ、悲しみに暮れるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれないさつきと、そんな彼女を心配する柊。それぞれの方法で悲しみに向き合おうとしていた時、2人は不思議な女性・麗と出会い、それをきっかけに少しずつ日常を取り戻していくが……。原作は1989年に刊行され、世界30カ以上で翻訳されたベストセラー「キッチン」に収録された短編小説。さつき役を小松、恋人の等を映画「his」や連続テレビ小説「エール」の宮沢氷魚が演じる。監督は、「Malu 夢路」などで知られるマレーシア出身のエドモンド・ヨウ。

ムーンライト・シャドウ オンライントレーラープレイ

ムーンライト・シャドウ 俳優

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ムーンライト・シャドウコメント(20)

Vayeahelthh
Vayeahelthh
小松菜奈ちゃん鑑賞作品として割り切って観た。
良かったぁ!

以上

大好きな人限定の映画🎦
Srerapiimvel
Srerapiimvel
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目に見えない流れ
原作は未読です。
奇跡の仕組みの話から始まる。偶然と偶然が微妙に重ならないと、奇跡は起こらない。それは至極、当たり前なのだが、要するに奇跡は、起きてからおもむろに気がつけばよいと言うことでしょうか。

前半は「流れ」がテーマで進む。ドミノの不規則な流れ。地下の水の隠れた流れ。体内を巡る音の微かな流れ。「流れ」の道筋は、私たちが気づかないだけで、奇跡の種子かも知れない。
我らが生も、あるところ意思とは関わりなく見えない流れで営まれている。それでさつきは等に出会い、柊とゆみこにも出会う。

月の光の中で
等とゆみこの突然の死からが、物語の後半。出会いで紡がれた生が、死の別離で流れを堰き止められてしまう。

放り出されたさつきと柊の悲哀は、口にすることも出来ない大きなもの。しかし、麗と言う不思議な女性との触れ合いの中で、穏やかに変わっていきました。
作中の表現としては、麗は死の世界にも身を置いている非日常の存在だが、そこでさつきも柊も次第に日常を取り戻していく。
さつきと柊がパンを食べるシーンの、温かい溜息が出るような安堵感!

キャラバンは無言で進む
月下、柊はゆみこと再会し、一方でさつきは等の想い出と再会したように、私には見えたのですが。

作品の進行や人物の存在感が静かで、そこに身を委ねつつ、一つ一つのシーンを眺めていました。答えが分からずともよい……みたいで、それが心地良くもありました。いずれにせよ、哀しみはそう容易に消えるものではないです。
Iiueodnmjm
Iiueodnmjm
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良い意味でも、悪い意味でも、透明感の強い作品です。小松菜奈ちゃんを含め、役者さん達もそうですし、作品自体も最初から最後まで感じるイメージです。逆に言えば、作品の中での山と言うか、メリハリが感じられないですね。
Orrebeyomsc
Orrebeyomsc
今年64本目。

小松菜奈が一番好きな女優なんですが、今作とリンクするのが2018年5月公開の「恋は雨上がりのように」だと思います。
その作品は単行本も10巻まで全部読んでいて、怪我をした陸上部の女子高生役でした。そこで速く走るシーンがあって、今作ではこんな格好いい走り方する人いないと感じました。
走るシーンがリンクしたので嬉しくなって、また「恋は雨上がりのように」はとしまえんに行って、そこの映画館がおしゃれで好きな映画館の一つになった事も思い出されました。
obgezpp
obgezpp
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頭の中がずっと疑問符(?)ばかりだった。こんな登場人物だっけ?こんな設定だっけ?こんな台詞だったっけ?と。吉本ばなな先生の原作ファンだったので期待していたんですが、解釈違いなのか、監督さんの趣味なのか、全く別の作品を見ているようでした。自分の頭の中で幻想的にイメージし過ぎていたのかなぁ、あまりにも違いすぎて……原作未読の方がいいのかもしれません。
さつきと柊の会話って原作では結構快活なところもあって、絶望を背負いながら痛々しく傷をなめ合ったり今にも崩れ落ちそうにみえたり、危なっかしくも辛うじて立っている二人がいてそのバランスを見事に綴られていたんです。映像で見せるのはやはり無理があったのかな。喜びから苦悩へと変わる表情の落差、美しい月光と朝焼け、神秘的な設定、見せたいのは分かるけど物語の本質はそこじゃないという。ラストの川を隔てた対岸にいる等が笑って手を振るシーンが好きだったのに、無くて残念です。