情熱のステップ

7.3/10
合計18件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   111分
言語   韓国語
地区   韓国
劇場で   12月05日 2009
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 151

レビュー  |  共有する 

情熱のステップ プロット

ダンサーを目指す青年の成長と愛を描いた、韓国・シンガポール・アメリカ合作による青春ドラマ。幼い頃に社交ダンスに魅了されて以来、ダンサーを夢見ている韓国人青年テサン。シンガポールにある有名なダンス学校のオーディションに合格した彼は、元世界チャンピオンであるエミの指導の下で才能を開花させていく。主演は「僕の彼女を紹介します」のチャン・ヒョク、共演に「シャンハイ・ナイト」のシンガポール人女優ファン・ウォン。

情熱のステップ 俳優

情熱のステップ 写真

情熱のステップ Related

青春の反抗オンラインで映画を見る
青春の反抗
プロット  台湾
03月08日 劇場で
コザママ♪ うたって!コザのママさん!!オンラインで映画を見る
コザママ♪ うたって!コザのママさん!!
プロット  日本
04月12日 劇場で
アクターズ・ショート・フィルム4オンラインで映画を見る
アクターズ・ショート・フィルム4
プロット  日本
03月03日 劇場で
METライブビューイング2023-24 ビゼー《カルメン》オンラインで映画を見る
METライブビューイング2023-24 ビゼー《カルメン》
プロット  アメリカ
03月08日 劇場で
宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海オンラインで映画を見る
宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海
プロット  日本
03月01日 劇場で
ボンゴマン ジミー・クリフオンラインで映画を見る
ボンゴマン ジミー・クリフ
プロット  西ドイツ・ジャマイカ合作
03月22日 劇場で
ビニールハウスオンラインで映画を見る
ビニールハウス
プロット  韓国
03月15日 劇場で
ドラレコ霊オンラインで映画を見る
ドラレコ霊
プロット  日本
02月23日 劇場で
悪魔がはらわたでいけにえで私オンラインで映画を見る
悪魔がはらわたでいけにえで私
プロット  日本
02月23日 劇場で
パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツオンラインで映画を見る
パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ
プロット  フランス
03月29日 劇場で
フロマージュ・ジャポネオンラインで映画を見る
フロマージュ・ジャポネ
プロット  日本
04月12日 劇場で

情熱のステップコメント(1)

zdvjkmy
zdvjkmy
うわっ、すげぇ、行ききっちゃったよ
順撮りしたのかなぁ・・・・・これ???

この作品、あらすじにも
記載されてある通りラブストーリーです。

それなのに
「好きだ」「愛している」
セリフが一言もありません。
唇を重ね合わせるシーンもありません。

最後の最後に用意しているのかと思いきや、出てこず、
冒頭、感嘆の言葉になったわけです。たぶん、監督の
冒険的な試みだったのでしょうが、破綻することなく、
むしろ観客を惹きつける効果を生み出していました。拍手(パチパチ)!!

では、どうやってお互いに愛情表現をしたかというと、
まさに、本作品のメイン“社交ダンス”をフル活用。
英語のセリフとともに、メインの役者さんは習得に
かなり苦労をしたそうですが、ずばり社交ダンス。
男女の身体がかなり密接します。まず、これがひとつ。

ふたつめ。
社交ダンスは、身体全体の動きだけではなく、
つまさきから、手の指先、頭のてっぺんまで
審査対象になりますので、研ぎ澄まされた動きが必要とされます。
ゆえに、カメラも手の動きだけでなく、指先の動き、視線の動きまで細部にわたり映しきります。

つまり、お互いの身体の距離、
手の動き、指先の動き、スピード、
表情、目線の動き、瞳孔の開き具合で、
言葉にせずとも愛情が深まっていく様子を表現できるんですね。

順撮りかな?って思ったのは、
ユミ役のファン・ウォンさんが、恋をするにつれ、
ドンドン艶やかで美しく&艶かしくなって行くのです。
それは表情だけでなく全身から発せられるオーラまでもが。

だから、順撮りではなく、
これを、表現したのだとすると、
監督の演出力含め、凄まじい巧さだな、と驚嘆させられたのです。

◇   ◇

〈 目覚めのない夢 〉
〈 人生、最後は努力の差がでる 〉
〈 ダンスがあれば、つらいときも元気になれる 〉

貧しい農村に住む青年が幼少期に
社交ダンスに魅せられた夢を叶えるため
シンガポールのダンススクールへ旅たつ。
そこには運命の女性との出会いが待っていた。

大まかなストーリーは
上記のような感じになります。

テーマは“夢”。
そこに、家族愛。
かつて、愛した人。
隠し事、秘め事が絡んできます。

苦労したという社交ダンス。
巧いのに間違いはないのですが、
こちらも2つの理由で鳥肌が立つまでは行きませんでした。

①スローモーション多用(←これはおそらく大多数の人が感じたはず)
おそらく、手や目線の細かい動きをわかりやすくするため、
気づいてもらって、より感動をしてもらうために、監督が意図してやったのでしょう。
特に視線の絡み合いは、それによりわかりやすくなり、感動の度合いは大きくなりましたが、
反面どうしてもテンポは悪くなってしまいます。事実上映終了後「ダンスのところで寝そうになった」
そんなおばさまの声も聞えてきましたから。もう少し、役者と観客を信じてもらいたかったです。

②日テレのウンナン特番で見慣れてしまった(←これは私を含めた少数派かな)
ウンナンが社交ダンス大会に出るまでの過程を描いた特番が1年に1回くらいの
ペースで放送されていました。私、ビビアン・スーが、まだこの番組に出演していた頃から
大好きで欠かさず見ていました。だから社交ダンスの難しさと、全く出来ない人が大会に出るまで
巧くなっていくプロセスをイヤというほど見せつけられているんです。だからここについては・・・。

☆彡     ☆彡

色々思いを書きましたが、
最後はホロッとさせられました(嬉)。

ところが、上映終了後
みなさんの帰るスピード映画の
スローモーション多用とは反対にメチャクチャ速い(苦笑)

う~ん、やっぱりテンポの悪さと
終盤の強引さを許せなかったのかもしれません。

私は、
脚本の実験成功と、
両役者の演技力を称え
A-とさせていただきます(笑顔)