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みんな元気 プロット イタリア・フランス合作 12月15日 1990 劇場で
お父さん、元気? プロット 台湾 11月24日 2009 劇場で
みんなのヴァカンス プロット フランス 08月20日 2022 劇場で
もっこす元気な愛 プロット 日本 12月17日 2005 劇場で
みんなのいえ プロット 日本 06月09日 2001 劇場で
みんなわが子 プロット 日本 02月01日 1963 劇場で
みんな元気(2009)コメント(11)
あまりデニーロの作品を見ていないのですが
父親役がリアルすぎて、本当に演技力がすごい人だなと実感しました。
悲しい話は好きではないのですが
悲しいはずなのにすごくほっこりして、
泣けました。とてもいい映画だと思います。
刺さる層も主人公に年の近いお父様達だろう。
そういう層ではないせいか個人的にはまあまあ、というところ。
仕事を引退し、妻が亡くなった後に、4人の子供を訪問することで次々と明らかになる現実。これまで仕事にかまけて、また妻がいたため、子供たちと十分にコミュニケーションが取れていなかったことを痛感する主人公。そうはいってもそこは父親であり、そこから家族の繋がりを取り戻していく。
最後に家族が父親の下で再び纏まるという結末は予定調和的であるけれど、それぞれの子供たちが隠している秘密が明らかになっていく飽きさせない展開で、意外と良かった。
有名なイタリア映画のリメイクだけあって、キャストは、ロバート・デ・ニーロ、ドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセイルなど豪華。
なのに、日本では劇場公開なかったみたい。
ジュゼッペ・トルナトーレの1990年の作品をリメイクしたハートフル・ドラマ。
日本未公開ながら、ロバート・デ・ニーロ、ドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセール、サム・ロックウェルら豪華キャストが揃う。
親が子供を訪ねるが、多忙な子供たちと擦れ違うばかり…という展開は、「東京物語」を彷彿させる。
希薄になった家族の関係は何処の国も同じ。
しかし、子供たちが父フランクと距離を置くのは、ある理由から。
父に心配かけさせない為、子供たちは嘘をつく。
父は本当の事を知りたがる。
子供たちは本当の事を話す。それは、姉弟の一人の身に起きた余りにも悲しい出来事。
悲しみを分かち合い、家族は一つになった。
父には隠していた子供たちそれぞれの秘密も話し、ぎこちなかった関係に笑顔が戻った。
何も包み隠す事はない。
家族なのだから。
親は子供のためを思い育て、子供は親を悲しませたくなくて本当のことが言えずに嘘をついてしまう。そんな日常が丁寧に描かれていて、胸をうたれました。たまたま気になって借りたんだけど、当たりの作品でした。