ココ・アヴァン・シャネル プロット

「アメリ」のオドレイ・トトゥが、若き日のココ・シャネルを演じた伝記映画。監督は「おとぼけオーギュスタン」のアンヌ・フォンティーヌ。フランスの片田舎の孤児院で姉とともに育てられたガブリエルは、施設を出た後、寂れたナイトクラブの歌手やお針子として働いていた。そこで貴族エティエンヌ・バルザンに見初められ何不自由ない生活を手に入れるが、ありのままの自分を受け入れてくれるアーサー・カペルと運命的な恋に落ち、自らのファッション・スタイルを模索していく。

ココ・アヴァン・シャネル 俳優

ココ・アヴァン・シャネル 写真

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ココ・アヴァン・シャネルコメント(20)

Pesollfhmkeu
Pesollfhmkeu
総合:70点
ストーリー:70
キャスト:70
演出:70
ビジュアル:75
音楽:70

ブラウスを飾るふりふりのレースもなく、帽子の上に羽根もなく、体を締め付けるコルセットもなく、歩きにくい高いヒールのついた靴もない、そんな自由に動ける服。彼女が着る今では見慣れた当たり前の服が、この時代では確かに浮いて見える。
しかしこれが彼女がもたらした服の革命であり女性を窮屈に縛っていた価値観から解放したのだと思えば、確かに彼女の革命的な感覚が窺える。そんな彼女のことが、文芸作品のようなしっとりと落ち着いた雰囲気でシャネルの若き日々が描かれていた。

同時期に発表された「ココ・シャネル」は、ブランドを維持していく重圧も描かれていて楽しめた。本作はそれよりも若き日の苦労と人間関係、それと服の革命的デザインに絞っていて、これはこれで面白かった。
rzxxiz
rzxxiz
先月から始めてる個人プロジェクト「毎週1回は映画館で映画観よう!!」。

今週はブランドで有名な「シャネル」の創設者「ココ・アヴァン・シャネル」の、モードで成功するまでの軌跡を描いた同名の映画。

とは言え、実は「シャネル」というブランドにはあまり興味は無い。今まで商品を一度も購入した事も無い。値段が高いという理由もあるし、自分ごときが「シャネル」を身にまとうのは分不相応、と分をわきまえているからでもある。

しかし、一人の女性がどんな形で成功していったのか?、その点に興味を持ち映画を観た。そして、何よりも「オドレィ・トトゥ」という女優が好きなのだ、私は。

オドレィ・トトゥは「アメリ」でデビューした女優さんだが、その後「ダ・ヴィンチ・コード」にも出演されている。いかにもフランス人という雰囲気を身にまとった(あくまで日本人、つまり私のイメージだが・・)、それでいて、単に「かわいい」という形容詞だけでは収まらない魅力を身にまとった女優さん。

今作では、若き日の「ココ・シャネル」を演じている。
シャネルが孤児院育ちというのも驚きだが、やはり1900年代初頭、女が男と同じように働くなど到底考えられないような時代に、自分の才能を武器にしてこれだけ成功できたという実績が何より凄い。現在では「キャリア・ウーマン」など当たり前だし、その名称すら使わなくなってきている。つまり、女がキャリアを持つのは当たり前なのだ。まだまだ男女格差はあるが、私自身も女の上司に全く抵抗は感じない。その一番最初の道を切り開いた人なのかもしれない、この人は。

ストーリーは、ファッション界での成功話はあまり語られず、どちらかというと恋愛話を中心に構成されている。なので、「どうやって今に至る成功を築いたのだろうか?」を知るという目的で映画を観ると、軽い肩透かしを食らわされた気分になる。

しかし、シャネルという人物がどんな風に最初の成功を掴んだのかを知るには、大変わかりやすく良い映画だと思う。貴族が「働く事は悪いこと」と考えている当時の状況も知ることができる。

観終わった後、家に帰ってから調べてみたら、実は1ヶ月前にシャーリー・マクレーン主演で「ココ・シャネル」という映画が上映されていたのを知った。こちらもシャネルの人生を描いた映画だが、最初の成功を掴んだ後から死ぬまでを描いた作品みたいだ。なので、今回観た映画とセットで観ると、より深くシャネルの人生を理解できると思う。残念ながら関西では11月までは上映されないようだが、機会があればDVDでも観てみたいと思う。

さて、シャネルは生涯結婚をしなかったとのこと。
働く女性が自分を投影して観るには良い映画だと思うが、「婚活」ブーム真っ最中のこの国で、そこまでの覚悟をもって仕事に打ち込んでいる人は、男女問わずそれほど多く無いように思う。成功した人はそれだけ多くの物事を犠牲にしている。その辺り、自分との「覚悟」の違いなども認識しながら(比べながら)観ると、色々考える種になるように思う。

しかし、「オドレィ・トトゥ」は本当に素敵な、そして上手い女優さんだなぁー。改めて。。

シャネルの若い頃、ナイトクラブで働いていた時代、貧相な服装をしているときは本当に貧相な娘に見えるし、良い服装をまとうとそこはかとない気品が生まれる。そういった「雰囲気」を持った女優は本当に少ないように思う。「一色」だけを演じられる女優はたくさん居ても。。

上映前の作品紹介で「ヴィヨンの妻」も紹介されていたが、あくまでトレイラーの印象でしかないが、出演している「松たか子」や「広末涼子」や「妻夫木聡」は、あくまで「松たか子」でしか無いし、「広末涼子」でしか無いし、「妻夫木聡」でしかあり得無い。しかし、映画を観る側としては、個々人の俳優を観たいわけではない。映画という「作品」を観たいのだ。その辺りが、最近の日本映画を全く観る気がしない理由でもある。名前だけの有名人など必要無い。ちゃんとした「俳優」を使って作品を作ってもらいたいものだ。

比較して、今作で「オドレィ・トトゥ」は凄く上手く作品に溶け込んでいた。まさにシャネルそのもの(・・って実物は知らないが(笑))。ひたすら感心。こういう人が本当の女優なんだと思える。

ブランドに興味がある無しに関わらず楽しめる映画。
もう1作の「ココ・シャネル」も絶対いつか観てみよう。
Shskinpogmx
Shskinpogmx
私がこの映画を観た感想は「好きな人にはたまらないんでしょうねぇ」です。
グルメリポーターの彦麻呂さんが、苦手な物や美味しいと思えない物を食べた時の感想と同じ。(笑)

ファッションや彼女に対する思い入れがある人には興味深いのでしょうが、ブランドのシャネルにも彼女自身にも興味の無い私のような人間が、ただ映画や物語として観た場合に面白い所は少ないです。と言うか殆ど面白い所は無い。
淡々として進む山場の少ないストーリーにしか感じず、話の内容にメリハリも感じない。
私でも知っているような彼女のエピソードが出て来ますが、それらを全く知らなければ、ストーリーも掴み難い映画だと思う。
ただ、100%面白くない、金を返せってほど酷い映画ではなく、可もなく不可もなくて、私の中では内容と共に観た事さえ記憶から薄れるような映画。

ちょっとつまらない気持ちで出てきた私の横で、女性の方が関心し納得したように話す声を耳にして、あぁ興味のある人には結構面白いんだと思ったのが映画の一番の印象でした。(苦笑)
uagcfhy
uagcfhy
オドレイ・トトゥが、若き日のココ・シャネルを演じた伝記映画。
Slshelpefr
Slshelpefr
まず、映像が美しい。
また、音楽。

ストーリー性より雰囲気でひきこまれていく。

オドレイは、まさにココシャネルになりきっている。
19世紀末のフランスの、やや気だるい貴族社会のなかで、無一文の身から、貴族の愛人となり、さらにはイギリスの青年実業家に恋し、愛され、、

したたかでもあるが、生きるために懸命のココシャネルであったと思う。

ある意味、男性たちを利用しながらも、
自らの賭けうる仕事、ファッション、を見つけ、さらにのしあがっていく。

ココシャネルの目力はそのままオドレイの目力。

オドレイにも、いまはなきシャネルにも拍手をしたくなる映画だ。