パリの恋人たち
プロット
フランス
12月13日 2019 劇場で
恋人たちのアパルトマン
プロット
フランス
07月01日 1995 劇場で
恋人たちのパリ
プロット
アメリカ
04月01日 1991 劇場で
恋人たちのポートレート
プロット
フランス・イギリス合作
12月20日 1997 劇場で
恋人たちのメロディ
プロット
フランス
02月19日 1972 劇場で
恋人たちの食卓
プロット
台湾
07月01日 1995 劇場で
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ロシュフォールの恋人たちコメント(20)
でも音楽と歌唱と映像が上手いこと混ざると不思議なことに感動的だ
ミュージカルは魔法だと思う
ただ、音楽がツボにはまった場合のみだけど
ミシェルルグランに捧げる星五つ
本当は500ぐらい付けたいぐらいだ
2017年にリバイバル公開されましたがタイミングが合わず鑑賞できなかったところ、運良く東京都下のシネコンで上映されていたため映画館で観ることができました。
とにかく、音楽が素晴らしいです。ミシェル・ルグランの曲はどこを切っても気持ち良い。また、曲の途中でガラっと曲のトーンが変化するような遊び心は今日ではヒャダインとかに通じるものがあるな、と感じました。
「アームストロング、カウントベイシー、いや、ミシェル・ルグラン!」とか曲中に言っちゃうもんなー、最高ですよ。
双子の歌と旅芸人2人組が女の子に去られるときの歌がお気に入りです。
あと、劇中では歌っている率がかなり高く、それも満足度をあげております。体感では7:3くらいで歌のシーンが多い印象(実際はそんなに歌の比率は高くないと思われますが)。歌が始まると「キター」となるため、本作は終始アガれました。
ストーリーはありきたりではありますが、過度の偏狭さや傲慢さ、無神経さといった邪悪な要素がないため、ミュージカルの魅力の障害になっていない。何よりそれが良かったです。
恋模様をかなり引っ張るのがなんとも焦らされてイイです。特にデルフィーヌとマクサンス。ここで出会わないの?みたいなすれ違いが楽しいです。結末なんてわかりきっちゃいるんでプロセスが大事なんですが、それが上手い。まさか出会う直前でフィニッシュとは!
あと、適度なデタラメさも魅力だと感じました。名前がヘンで別れたとか、ありえないだろ!とツッコミたくなりますが、このキュートな映画ならばアリだな、と思えてしまうのが本作の魔力なのでしょう。
とはいえこのプロットで127分は長く、中だるみを感じて飽きてしまったのも事実です。バラバラ殺人とか必要だった?
カトリーヌ・ドヌーブ、フランソワーズ・ドルレアック姉妹は流石の魅力でしたが、若干老けてるな、との印象。昔は若くても大人っぽかった、とも言えそうです。
そしてジーン・ケリーがシブくてカッコよかった。なんとなくCKBの横山剣さんっぽかった。これが噂のィヨコワケハンサムボーイか、と実感。というか、剣さんは音楽、世界観、ファッションなど明らかにこの映画に影響受けてるな。
とても鮮やかな色彩の50年前の最先端の服に身を包み歌って踊ると華がある。当時の流行の服は現在見ると一周回ってお洒落だった。
恋に自分の未来にと女たちは人生の分岐点を迎えている。次々に出会いがあり物語は大変わかりやすい前振りがあるのでどうなるのかだいたい想像はつくのだが、その出会いがどう発展していくのかを服の色彩と同様華やかに見ていられる。