ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ

6.7/10
合計20件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   114分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   田中陽造
劇場で   10月10日 2009
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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ プロット

太宰治の小説「ヴィヨンの妻」を、「雪に願うこと」の根岸吉太郎監督が映画化し、第33回モントリオール世界映画祭で監督賞を受賞した人間ドラマ。人気作家として世間から注目されるも、生きることに苦しみ酒や女に溺れる大谷と、そんな彼が酒代を踏み倒した小料理屋で働き、放蕩を続ける夫を愛し続ける妻・佐知の姿を描く。主演は松たか子、浅野忠信。共演に広末涼子、妻夫木聡、堤真一ら豪華キャストが揃う。

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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポコメント(20)

Acogohnwkrdeiv-rr
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しかし、この大谷という男のぐーたら亭主ぶりときたら、本当になぐってやりたくなるのです。
浅野忠信が本当にむかつく男と脳裏に焼きつくということは、かなりの名演技です。
なぜか、どことなく、ビートたけしが演じる役柄とダブって見えます。
たけしは、セリフが下手だけど浅野はうまい。そこは違うけど。

また佐知という女も天然ボケなのではないかと思えるほど、鈍感というか、なんというのか、健気に尽くしすぎます。
もうありえない我慢強さ?

この佐知の

水が低きについて流れるように体がだるくなるような素直さ



大谷の

どうしようもないが、手は上げないグータラ

が、表裏を逆になったジグソーパズルのピースのように
合うのか合わないのか非常に微妙なような・・・・・

でも、この組み合わせでなければ、そもそも、夫婦じゃないだろう・・・・・

周りを固める役者もさすがです。どこもけなすところはありません。

しいて言えば、
妻夫木聡:岡田 は、「そこは普通攻めだろう?おまえは日本代表のフォワードかよ」と思ったところくらいです。

ただし、グータラ嫌いの人にはお勧めできません。
このストーリーは全編、浅野忠信:大谷 に苛立つことになります。
Tnncseeimemdeu
Tnncseeimemdeu
二人の俳優の安定感で世界観に入り込めた感じです。日本文学を映画化するって素敵ですね
Nkpsiooihk
Nkpsiooihk
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:85点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )

直接経験があるのでわかります。自堕落で自分のことが何よりも大好きで、だから自分が問題を引き起こして周りの人々を次々に巻き込んでいても、自分のことだけを憐れに思うどうしようもない幼稚で自分勝手で駄目男。こんなやつが側にいると迷惑極まりない。普通はそんなやつはすぐに周囲から干されるものだが、彼はいい男で才能があって女心をくすぐるだけに性質が悪い。
こんなくずはさっさとみんなで捨ててしまえばいいのにと思う。なんでいつまでもこいつの周りを離れないのかな。男を見ているだけでもいらいらするのに、ひどい行為にもめげずにそれでも彼を支え続ける女たちにまでだんだんといらいらしてくる。
それでも太宰治は女たちから愛されたのだから、私には理解しがたい魅力があったのだろう。それでも伝え聞く彼の行動だけでなく、少しだけ読んだ彼の作品からも自分愛に浸る甘ったるい姿が見えて、自分は好きではないです。

こんなやつを物語の中心に据えて見せられてもつまらない。これが太宰治が存在しない状態で作られた作品ならば、こんなことないよなと思って現実感がなくてさらにつまらなかっただろう。
でもそんなにいらいらするのに、この作品は合格です。なぜって登場人物たちの演技が良い。特に松たか子はいい。なぜこんな男に尽くすのかが理解出来ないのが難点だが、抑えた演技だけど魅力があった。文学的で退廃的な雰囲気を作り出す演出も素晴らしかった。だけどいらいらするからもう見たくない。
Xhkipgomsns
Xhkipgomsns
どうしてこんな男にこんないい女が自分からくっついてるなんて理解が出来ない。「弱い部分もさらけ出してる人を見ると自分を必要としてくれてると思って全てを受け止めてしまう」と主演女優は言っていたがおそらくそんなタイプと真反対の男とばかりこの女優さんは付き合って来たのだろうなとつい推測してしまう。私は既婚者で夫の行動で辛い思いも経験したが「この映画の二人よりはマシだ、よし、ちゃんとしよう。」と思えただけでも観たかいがあった。
Oksmxgsihpn
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映画初主演(意外)にして、どこを切っても松たか子の魅力一色の、徹底大礼賛映画。
[ヤッターマン][空気人形][愛のむき出し]など、このところ男優不要の女優メイン映画の流れが目立つ。ヴィヨンの妻も明らかにその一本だが、根岸吉太郎監督は、是枝監督などと比べ、よりオーソドックスな出自(撮影所出身)であり、また作品が生誕百周年を迎える太宰治の原作であるため、ひたすら主人公の女性佐知のけなげな姿だけを描けばよいというわけには行かず、小説家大谷(浅野忠信)と愛人の秋子(広末涼子)の心中未遂には大なスペースを割かねばならないため、奇妙にウェイトの歪んだ映画となっている。
佐知が借金のカタで勝手に転がり込む闇酒屋夫婦(伊武雅刀&室井繁-どちらも芸達者)の店も、お客たちもみな静かな善人たちであって、時代背景である敗戦直後のギスギスした殺伐さはかけらもない、非リアリズムでパラダイスな酒場(種田陽平.矢内京子の美術、黒澤和子の衣装デザインなど、スタッフの仕事は言うまでもなく秀逸)。泥棒になった亭主の罪を減じてもらうため、今や弁護士に成り上がった初恋の男(堤真一)に抱かれて来ても、佐知は不潔さも淫靡さもまるで身に染みない。きっと作中の世界そのものが、アル中作家が譫妄状態で紡ぎだした、自らを慰撫するための幻想なのだろう。そもそも佐知が酒場で働き出した時点で、この男は地上に存在する理由を失っているのだから...。
とはいえ松たか子の何事もスパッと割り切って生きて行く、いかにも江戸っ娘的な潔さ、きびきびとした立ち居振る舞いの魅力と、日本映画の衰えぬセット芸術の素晴らしさを見ているだけで、充分元は取れる映画ではある。

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