ドラレコ霊
プロット
日本
02月23日 劇場で
ホビッツベイ
プロット
ニュージーランド
02月23日 劇場で
リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング
プロット
アメリカ
03月01日 劇場で
ストリートダンサー
プロット
インド
03月01日 劇場で
FEAST 狂宴
プロット
香港
03月01日 劇場で
シークレット・キングダム ピーターの奇妙な冒険
プロット
オーストラリア
03月08日 劇場で
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ディファイアンスコメント(16)
#ディファイアンス 鑑賞
キャッチ・コピーは、「人間として、生きるための[抵抗]だった」
ナチスからの迫害を逃れて森の中で数年間も生き延びたユダヤ人グループのお話。最後は1200人規模にもなって、学校やら病院やらもあったらしい。日本ではあまり想像できない規模ですね。
#ダニエル・クレイグ#リーヴ・シュレイバー#ジェイミー・ベル#ミア・ワシコウスカ
この映画で描かれる、約1,200人のユダヤ人の生命を救った
ビエルスキ3兄弟の史実を私はまったく知らなかった。
さらに今作を観るまで彼らが単なる善人なのだと思っていた。
(いや、別に悪人ではないのだけれど^^;)
よくいう「盗人猛々しい」とはこのことか~。と改めて感じた。
転じて図々しいの意味ではなく、本来の強さ・勇敢さを指す。
あの逞しさあってこそユダヤ人を囲うことができたのだと思う。
付け加えて、D・クレイグはやはり007でなくても食べてゆける^^;
かえってこちらで演じた兄役の方が、私には色気を感じられた。
ユダヤ人狩りから逃れ、森へ逃げ込んだ3兄弟のところへ、
続々と同胞たちが集まってくる。自分らの面倒で手一杯ながら
彼らを見捨てることができない兄は、彼らの世話をかってでる。
とはいえ、常に追われる身であり、またドイツ軍への復讐に
燃える次兄はソ連軍に入隊、村人の密告や同胞同士の確執を
経て、なんとか森で生き延びようとする彼らだったが…。
圧巻はラストの森からの脱出。容赦なく浴びせられる砲弾、
いくらパルチザンとて、抵抗むなしくどんどん殺されていく。
もちろんそれまでにも撃ち合い・殺し合いは数えきれないが
この危機一髪状態をどうやって打破するんだ!?と思ったら
(そうなってほしいとの)願いが通じて意外なことが起こる…。
もちろんダニエルが突然「007になる」なんてことはない^^;
兄弟愛の素晴らしさもさることながら、
少し前に公開された「チェ」に被る部分が多く、辛さも倍増。
抵抗軍たちを纏め上げることの難しさ、リーダーとしての資質、
運命共同体とは清廉な響きに聞こえるが、そんな生易しいこと
ではなかったのだとさらに感じ入ってしまった。
兄が「もうここまで。」と諦めかけた時に「前へ進むんだ。」と
声をかける弟の成長ぶりには泣けた。あのJ・ベルが…と思うと
もう感無量。L・シュレイバーの演技も素晴らしく、言うことなし。
(これはもっと全国公開すべき作品。ディファイアンスするぞっ!)
少し長いですが、キャストが豪華で良かったです。
次はどうなるの?次はどうなるの?な展開が良かったです。
雪や環境表現もよく美しかったように思います。
少し映画っぽい演出も散見されましたが許容範囲です。
2008年にしては違和感なく見れたので、いい映画だったように感じます。
歴史ものではありますが、そこまで黒くもなく、サバイバルバルしているわけでもなく、
アクションバリバリってわけでもないので中途半端といえば中途半端ですが、
キャストが良かったのでこいつ誰よ?と気になり検索する程度には良かったです。