ディファイアンス プロット

「ブラッド・ダイヤモンド」のエドワード・ズウィック監督が、6代目007のダニエル・クレイグを主演に迎え、第2次世界大戦中に実在した1200人ものユダヤ人を救ったビエルスキ兄弟の物語を映画化。ナチス・ドイツに両親を殺されたユダヤ人のビエルスキ3兄弟は、復讐を胸にベラルーシの森へと逃げ込む。やがて森にはナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人が続々と集まり始め……。共演にリーブ・シュライバー、ジェイミー・ベル。

ディファイアンス 俳優

ディファイアンス 写真

ディファイアンス Related

ザ・エクスチェンジオンラインで映画を見る
ザ・エクスチェンジ
プロット  ウクライナ
03月29日 劇場で
アイアンクローオンラインで映画を見る
アイアンクロー
プロット  アメリカ
04月05日 劇場で
見知らぬ人の痛みオンラインで映画を見る
見知らぬ人の痛み
プロット  日本
04月19日 劇場で
クラユカバオンラインで映画を見る
クラユカバ
プロット  日本
04月12日 劇場で
ネイビーシールズ ラスト・ソルジャーオンラインで映画を見る
ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー
プロット  アメリカ
03月08日 劇場で
コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話オンラインで映画を見る
コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話
プロット  アメリカ
03月22日 劇場で
ブリンダーヴァナム 恋の輪舞オンラインで映画を見る
ブリンダーヴァナム 恋の輪舞
プロット  インド
03月15日 劇場で
あまろっくオンラインで映画を見る
あまろっく
プロット  日本
04月19日 劇場で
祝日オンラインで映画を見る
祝日
プロット  日本
05月17日 劇場で
ダブル・ライフオンラインで映画を見る
ダブル・ライフ
プロット  日本・中国合作
04月19日 劇場で
キラー・ナマケモノオンラインで映画を見る
キラー・ナマケモノ
プロット  アメリカ
04月26日 劇場で
渇愛の果て、オンラインで映画を見る
渇愛の果て、
プロット  日本
05月18日 劇場で

ディファイアンスコメント(16)

Xisssxsgsk
Xisssxsgsk
「ブラッド・ダイヤモンド」もかなりの傑作でしたが、エドワード・ズウィックの最新作も題材も深いものがあり、静かな感動あり、決して説教臭くならず、笑いの要素もあり、かと思えば人間のダークな部分も描き、尊厳も描き、見ごたえのある傑作でした。

また脇役までキャストも素晴らしく、素晴らしい演技でした。リーブ・シュレイバーがよかったですね。
kmtshvi
kmtshvi
ロシア兵が(一応)味方として出てくる映画を初めて観たかも。
共産主義って本当は公平なんだろうな。

袂を分かっても兄弟は味方って感じでよかった。
常に究極の選択を迫られて主人公が選択していくので見応えがある。

最後の史実に関して三男がなんでロシア兵に入隊したんだろうかと気になった。

質のいい映画でもキャラクターが弱いと作品の評価が下がってしまうのはなんかもうどうしようもない。
Feppeluohlh
Feppeluohlh
ナチス・ドイツに追われたポーランドに住むユダヤ人が
ピエルスキ兄弟の指導のもと、
ベラルーシの森で人間らしく共同生活を送り、
終戦の時には1200人もの人々が共同で暮らしていた
という史実に基づいたお話。

この生活は1941年から始まったのですが、
最初の冬越えが一番大変だったのでしょう、
食糧は直ぐに底をつき、盗賊のように近隣の農村から略奪し、
寒さをしのぐすべも限られ、
反抗者が現れるという始末。
直ぐにクレイグ演じるピエルスキ兄に頼るばかり。
それに応えようとするクレイグの
ストイックな姿がカッコ良く胸を打つのです。

最初うち彼に懐疑的だった元教師が死にぎわに
「神は我々に君を与えて下さった」と言った時、
彼の気持ちも報われ、
観ていた私も、とても嬉しくなりました。

この作品は口コミでヒットしてほしい作品です。
zirxjn
zirxjn
人間として、生きるための抵抗(ディファイアンス;Defiance )だった。

「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック監督が自ら脚本を手掛けたこの作品、ユダヤ人虐殺という闇の史実に埋もれたビエルスキ兄弟の真実を物語っている。
1941年第二次世界大戦の最中、ナチス・ドイツの猛攻がポーランドを襲った。
両親を殺されたトゥヴィア、ズシュ、アザエルのビエルスキ兄弟は、子供の頃から知りつくしたベラルーシの森に身を隠す。
そこには徐々に迫害から逃れたユダヤ人達が集まり、いつしか兄弟は彼らの身を左右する先導的役割を担うことになる。
兄弟の長男トゥヴィアは身を隠しつつ、両親を殺されたことへの復習心も隠し持っていた。
ある日それが暴発し直接行為に走る。
それで済む程の問題ではない。
ナチス軍そのものを相手にしてしまう事態に陥る。
果たしたはずの復讐など、単なる序章だった。
空しさに覆われた空気感と、木々の合間に見える灰色な空の閉鎖感が絶妙だ。

彼等はとにかく生きることにした。
決して安全とは言えず、途方に暮れてもいたが、いつまでも頭を垂れてはいなかった。
生きることを見失っていなかった。
それが唯一の救いだった。
やがてトゥヴィアはパルチザン(民間人が組織する非正規軍)として反対勢力に化すということではなく、一人でも多くのユダヤ人救出の為に尽力する組織を構想する。

現役007のダニエル・クレイグ;Daniel Wroughton Craigが、スタイリッシュさを他所に、苦悩しながら理想を求めて歩むリーダーに扮する。
極限状態に置かれた人々の指針となっていく様が描かれている。
ごく普通の男が、強大なナチスから人々を救出するために闘う姿が見ものだ。
憤りと悲しみから始まった闘争行為は、「生きる」ことを選んだ強さと優しさが根底にあった。
憎しみと復讐から始まった逃亡生活は、「共同体」という言葉を知り「生きる組織」を形成する手がかりとなった。
木材や薪の一つ一つから、男女、老人、若者といった生身の労働力まで・・・人々が公平に小さな国家を建国するかのように、希望に満ちたシーンが散りばめられている。
また、敵に見つかり空爆される中を逃げまどう混乱シーンもある。
アクション映画的な要素も含まれやや軽視しがちな錯覚に陥るが、そこはエンターテイメントとして理解しても良いだろう。
しかし「シンドラーのリスト」や「戦場のピアニスト」ほど悲愴的で重たい空気が無い分、人の生や性(さが)についてを細かく描写している。
この映画の良さはそこにある。

「シンドラー~」「戦場の~」で描かれたナチスは、冷酷非道そのものを嫌という程味あわせてくれた。
その後味の悪さが主人公たちの存在感を浮かび上がらせる効果だったが、「ディファイアンス」は別な切り口だ。
彼らが作り上げた「共同体そのもの」にも善悪があるようにスポットを当てている。
劣悪な気候や精神的な苛立ち、飢えや伝染病の蔓延、意見の食い違いによる決別、不平分子等、すべて仲間内から出始める。
そういった思わぬ困難とも向き合わざるを得ない悲しさの中に、本来の人間らしさがあった。
むしろナチスの強行は、遅々とした静かさだ・・・次第に追い詰めていく得体の無さだ。

これらの苦境について、3兄弟が各々の場面で決断し、打開策を見出していくストーリーは、どこか爽快な気持ちにもなる。
だから史実のリアリティに嘆いて感慨深くなる部分と、それとは別腹でスリリングな展開を追う部分と、両方を心得ながら鑑賞するといいだろう。

「人間らしく生きるための『死』を選ぶ」と劇中でトゥヴィアが語った台詞が脳裏に焼き付いている。
人間らしさを尊ぶため、人は逃亡し闘うこともあるのだという。
その上で納得のいく最期を迎えたいということだ。

生きることは、きれい事だけではない。
常に決断と責任の名に於いて、行くべき道を自ら選ぶこと。
どんな状況下に置かれてもだ。
Stceeoalks
Stceeoalks
ネタバレ! クリックして本文を読む
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )

ユダヤ人の迫害という政治的・歴史的な主題をもった話というよりも、森の中に逃げ延びて生きることを試みた人々の人間劇。もちろん不条理に迫害されたユダヤ人のことも生き延びた人々の悲しみと怒りも描いているし、それはそれで大きな意味を持っている。
だがそれよりも、森に逃れた人々はどうやって生活をしていたのか、その生活はどのようなものだったのかの描き方により引き付けられた。食料の調達は近くの村から奪ってくるし、時々はドイツ軍を襲ってドイツ兵を残虐に殺すし、飢えと寒さとの戦いは最も厳しく、限られた資源を巡って内部での対立もある。彼らは生き延びただけの単なる犠牲者でも勇敢な英雄でもなく、彼ら自身もまた加害者である部分や弱さといった負の部分も含めてわからせてくれるし、森での避難生活の日々の様子の厳しさが興味深かった。生き残るためには綺麗ごとだけではすまないのだ、正義の行いだけで食べていけたのではないという描写が、当時の現実の姿を捉えようとしているように思えた。
ただそれだからこそ、食料を奪われていた付近の住民たちの描写は少ないのは気になる。そうじゃなくても戦時中で物資が無い時代に、食料を奪うという行為はどのようなものだったのか、もっと掘り下げてもいい。またウイキペディアによると、迫力のある唐突な最後の戦車との戦闘は映画の脚色にすぎず実際には無かったようで、やはり生き残るための厳しい生活の描写だけでは地味すぎて物語が盛り上がらせられなかったというのがあったのかと思う。

共有する

関連映画

ドラレコ霊 オンラインで映画を見る ドラレコ霊
プロット  日本
02月23日 劇場で

ホビッツベイ オンラインで映画を見る ホビッツベイ
プロット  ニュージーランド
02月23日 劇場で

リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング オンラインで映画を見る リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング
プロット  アメリカ
03月01日 劇場で

ストリートダンサー オンラインで映画を見る ストリートダンサー
プロット  インド
03月01日 劇場で

FEAST 狂宴 オンラインで映画を見る FEAST 狂宴
プロット  香港
03月01日 劇場で

シークレット・キングダム ピーターの奇妙な冒険 オンラインで映画を見る シークレット・キングダム ピーターの奇妙な冒険
プロット  オーストラリア
03月08日 劇場で

ニューリリース