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オーストラリアコメント(20)
車の外には初めて見る野生のカンガルー。大喜びするニコール。
次の瞬間…。
がははは。ここまでのコメディ調の流れは快調。
映画は、アボリジニの少年を通して見た主役の2人、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンの恋愛劇でもあり。オーストラリア社会にはびこっていた人種差別を逸れとなく糾弾した内容でもある。
当時の第二次世界大戦勃発に至る社会情勢も背景に組み込んでいます。
と、思わせて…。
何せ監督がバズ・ラーマンですから!
本当に撮りたかったのはズバリ!《西部劇》でしょう。
1500頭の牛を引き連れて目的地の港まで辿り着く間に妨害があるのですが、暴走する牛をどうやって止めるのか?が、この作品のハイライトになっていましたね。
昔テレビで似た様な内容の牛追い西部劇を見た記憶があるんですが、題名がどうにも思い出せず…。
バズ・ラーマンだけに、巧みにリメイクしている可能性が無きにしもあらず…って気もします。
何しろ映画の重要なキーワードとして、世界中に有名なあのファンタジーミュージカルを使用している事からも伺えますね。
その有名なミュージカル映画が封切り前なのに、何故ニコールは主題歌を知っているのか?何て疑問は止めて起きましょう。
上映時間2時間46分とゆう長編ですが、観ている観客の思いとしては後半の46分はやや蛇足気味か?
第二次世界大戦に突入する時代背景や、悪役の存在に少年の○立ちを含めて、必要なのは分かるのですが…。
2時間で収める恋愛劇だったならばきっと万人に受ける作品になった気がします。
※ところで字幕を追って行くと、ところどころで「ん?なんか意味がよく分からねえなぁ〜?」って感じる時がちょくちょく在って、「あ?ひょっとしたらこの字幕はなっちゃんじゃないか?」と思ったら。案の定字幕担当はなっちゃんでした。
(2009年2月28日ユナイテッド・シネマ豊洲/スクリーン10)
予告もみないで映画館にいきました。オーストラリアというタイトルだったの
で以前みたアボリジニーのイメージを持っていきましたが、全く違っていました。子供にお話をする場面が印象的でした。出会いと環境によって女性が強く優しくなるんだなと、私も頑張ろうと思った次第です。
いい男といい女、身分違いの恋、冒険と娯楽要素盛り沢山。
けど、それが古臭い感も。
一緒に見た友人は、ヒュー・ジャックマンの大ファンに。
確かにカッコ良い。
ストーリー: 55
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 80
音楽: 70
アメリカ西部をオーストラリア北部へ、黒人をアボリジニへと移した西部劇のよう。魅力的なヒロインと開拓の厳しさを描き、オーストラリア版の「風と共に去りぬ」といったところを狙ったのだろうか。それに差別やら歴史やらを詰め込んだ、野心的な作品になっている。
最も面白いのは前半の農場経営の困難であった。この時代らしい、競合相手からのあらゆる不正行為と妨害行為を受けて追い込まれながら、命懸けの起死回生策を実行する。雄大な自然を背景にしたダーウィンへの牛の厳しい移送が見所。
しかしどうも視点がオーストラリアの多数派の白人からの立場で作られているように感じる。白豪主義だった彼らなりの反省もあるのだろうが、それを深く掘り下げることを主題にした話ではないし、アボリジニからの視点はあまりない。それを感じさせることの一つが、アボリジニを超自然な力を持っている何か特別なものであるかのように描いていること。砂漠の横断の前に忽然と現れ道案内をしたりとか、同じ人類として見るというよりも何か神秘的な特殊な生物として存在しているかのようで、西洋人が理解できないものに対してとってつけたような古い解釈をしている。暴走する牛を崖への転落を防ぐ場面も同様で、こんな形でしか彼らを描くことが出来ないことを見ると、同じ人として生活をしている彼らを本当に理解しようとしているようには見えない。
結局詰め込みすぎなんじゃないか。しかも反省しているようで、本当は理解出来ていない。ひょっとすると言い訳して正当化しているだけなのか。苦境に立つ農場を、キッドマンが如何にして再生させていくのかに絞って制作したほうが楽しめたように思える。ただしアボリジニの超常現象なしで。
気に入らない部分もあったが、それでも映像と前半の農場経営の話が良かったので、そこそこに楽しめたとしておこう。キッドマンに加えて、子供のナラを演じた少年も魅力があった。
エネルギッシュでした。