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ロシアン・エレジー プロット ロシア 12月16日 1995 劇場で
ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 プロット アメリカ 11月13日 2020 劇場で
エレジーコメント(13)
年齢差のある2人が恋に落ち、この年齢差ゆえにすれ違い、1度は破局。
この気持ちはわからなくもないけど、お互いがもうちょっときちんと自分の心情を伝え合っていれば、2年の空白はなかったんじゃないかなと思います。
・・・映画的に必要だったのかもしれないけど。
そのあとある事情で再会しますが、正直、終わり方がものたりなかった。
え、ここで終わりなの?という。
ここから先は鑑賞者が各々想像してね、という、けっこうありがちな意図だと思うのですが、私は結末がはっきりした映画が好きなので、
正直観終わった後かなりのもやもや感が残りました。
観終わって振り返ると、まぁ、全体的にはいい映画だったのかな?という感じ。タイトルからして『エレジー』(哀歌)ですからね。。
ペネロペの演技はやっぱりいいです。
問いかけるような映画です。
色々な愛の形を知りたい人にはお勧めだけど
どっちかというと、年齢層が上の方のほうが
物語に入りやすいと思います。
何よりも感動するのがぺネロぺクルスの美しさ!
これだけで、美術鑑賞もの様な気がします。
また、ベンキングスレーの筋肉にもビックリ。
最後の無難な終わり方が残念です。
ましてや、この作品のカップルの場合、30という年齢差に、デビッドは老いに怯え、自信がぐらつく。コンスエラを失う恐怖と、彼女の未来に入り込むことへの後ろめたさに思い悩む。一方のコンスエラは年齢差など意に介さず、ただふたりの将来に関して距離を置こうとするデビッドの消極的な態度に失望する。ふたりの心情をベン・キングズレーとペネロペ・クルスが切ないぐらいに好演する。
あるできごとでコンスエラは美の一部を失ってしまう。コンスエラにもハンデが生じた時、やっと男は永遠に彼女の傍にいることを誓う。なんとも皮肉なことだ。
p.s. ポスターがよくない。この作品のロマンチックな部分しか伝わってこない。観に行こうと思うようなインパクトがない。予告篇を観る機会がなかったら観に行かなかった。