山桜

6.8/10
合計15件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   99分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   飯田健三郎
劇場で   05月31日 2008
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山桜 プロット

江戸時代後期。嫁ぎ先で辛い日々を送っていた野江は、叔母の墓参りからの帰り道にある山桜の下で、かつて彼女に縁談を申し込んだ武士・弥一郎に出会う。彼が自分を気にかけてくれていたことを知り元気づけられる野江。しかし半年後、弥一郎が思わぬ事件を起こす。時代小説の巨匠・藤沢周平の短編を「地下鉄(メトロ)に乗って」の篠原哲雄監督が映画化。田中麗奈と東山紀之が主演を務め、檀ふみ、村井国夫、富司純子ら実力派が脇を固める。

山桜 俳優

山桜 写真

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山桜コメント(11)

Esfcneiren
Esfcneiren
田中麗奈がいい演技をしています。好きな女優ではなかったのですが、見直しました。東山も主役でありながらセリフは少なく、目とたたずまいだけで日本の武士道を表現しています。見終えた後、幸せを感じる事ができる作品だと思います。
Itetsdndnrreiek
Itetsdndnrreiek
風雪に耐えて咲く山桜の下、男は直向に正義を貫き、女は熱い想いを胸に秘めた。
冒頭のシーン、女は山桜を栞ろうとし、男は無言で手折って渡す、ほんの僅かに発した言葉に女は静かに胸を熱くする。春爛漫の山里で四方に満開の花を拡げる山桜、美しい日本の春の里山の情景が心に深く沁み込みます。
女の手が届きそうで掴めない花、これを女の幸せと擬えた時、上品で清澄な優美さに満ちたこのシーンが、本作を象徴し、如実に物語っているように思えます。

本作は、先日NHK BSで放映された2008年公開の、藤沢周平原作の短編を篠原哲雄監督、田中麗奈主演で映画化した作品で、舞台は江戸後期、藤沢作品にはお馴染みの北国の小藩・海坂藩。
嫁ぎ先に恵まれず不幸な結婚生活を耐え忍ぶ女が、嘗て縁談を断った武士との偶然の出会いをする。男が、私腹を肥やす家老を白昼斬殺するという事件が起き、これを通じて男の実直さ高潔さ、強く気高い正義感と行動力、潔さ、そしてその後、男が心奥に秘めていた真情に触れ、女は来し方を見つめ直しこれからの生きる道を見霽かす、という、事件を除けば、取り立てて抑揚のない淡々と粛々と静かに揺蕩うような筋書ですが、観終えた後に清楚な爽快感が残り、台詞、特に心情を吐露する台詞が殆ど無いながら、それ故に却って沁み沁みと心に伝わってくる日本人の心根の琴線に触れた心地良さ、清々しい快感が得られました。

時代劇の様式美、心情風景を台詞でなく、所作・表情・情景で描いた美しい作品です。
田中麗奈が武家の女を、意外に器用に熟しており、作品にしっとりした落ち着きを与えてくれましたが、相手役となる東山紀之の颯爽とした凛々しい武士が一層引立てていました。彼は今最も時代劇に適っている役者の一人であり、特に太刀捌きは、上背もあって見栄えも良く現在の俳優の中でも出色でしょう。ラストに登場する富司純子は流石です。作品に重みと爽やかさを齎してくれました。
Pmiossnhxgk
Pmiossnhxgk
いい話でした!
家紋って大事だと知っていたけど、落とすとどういうことになるかわかりました。
Xcmedieeoct
Xcmedieeoct
田中麗奈扮する磯村野江は、叔母の墓参りの帰り、山桜が目にとまり見入っていた。一枝取ろうとしたが取れずにいると、東山紀之扮する手塚弥一郎が近づいて取ってくれて言葉を交わした。磯村に野江が嫁ぐ前に弥一郎と縁談があった相手で弥一郎はまだひとりだった。野江の弟が藩校の道場で弥一郎に剣術を指南してもらっていた。野江は、嫌味な磯村家では決して良い立場ではなかった。弥一郎の藩は窮乏に貧しているが、私腹を肥やす藩の重臣を斬ってしまった。果たして弥一郎の運命や如何に? 田中麗奈主演作なれど、地味なトーンながら東山の人となりをそのまま題材にしたような展開だったね。
Ospsigxnkmh
Ospsigxnkmh
静かで淡々とそれでいて魅せられる佳作という表現がピッタリの映画でした。桜の花を抱えて手塚家の門を開けるシーンが印象的だった。そうよね、運命の扉は自分で開けなくては、他力本願じゃだめよね、とつぶやいていました。
それにしても田中麗奈ちゃん、キャピキャピの現代っ子の容姿のようで、時代劇にも合うのね。何より画面が明るくなるのがいいね。