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マンデラの名もなき看守コメント(20)
マンデラの事はそれほど描かれていない為、社会的背景や人物像を知らないと消化不良になるかもしれない。
主人公の看守が特筆すべき活躍をしたわけではないが、着任当初の誇らしげな場面が時代を感じさせるなど、時代考証的な価値はあると思う。
ダイアン・クルーガーが出ていたのが、個人的に嬉しかった(笑)
看守と囚人の心の通い的な観点だけれど、主人公さんの手記が原作という事はどこまで本当かは分からないような。
ちなみに『24』好きな自分には、デニス・ヘイスバートが暫くの間、パーマー大統領にしか見えなくて困った^_^
面白かったです。主人公がかなり早い段階で、いい人になりました。こんな時代がつい最近まであって、今も根強く残っているらしいので、人種差別問題、忘れてはならない問題ですね。
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 75
激しい差別と極端な格差、それから生まれる暴力と憎しみの連鎖。そして今なお続く貧困と犯罪と混乱。南アフリカといえばどうしても血生臭い印象を持ってしまう。だがこれほど大きな問題であるにもかかわらず、この映画では驚くほど静かに物語が進む。人が死んでもニュースで聞くだけ、基本的に死体が登場することもない。焦点がマンデラの劣悪な監獄生活でも差別でも黒人解放闘争でもなく、一人の看守の生活と、彼という隔離された第三者的立場から見たマンデラと南アフリカになっているからであろう。
これは悪く言えば、巨大な歴史的事実の前のあまりにささやかな題材である。マンデラの経験したであろう苦悩と苦悶は殆ど描かれることはなく、看守の上司との小さないざこざなどが描かれたところで、それが一体どうしたのだと思う。淡々と過ぎていく彼の生活は、マンデラの闘争と監獄生活に比べてあまりに平凡である。
だが彼を通して描いたことで、残酷で不合理で血みどろの闘争を直接見ることなく、静かに冷静に距離をとって眺めることが出来ている。そして平凡な人を描いている割にはそれほど退屈しなかったのは、演出が悪くなかったのだろうか。もっとマンデラが登場し解放運動について描かれると思っていたので期待したものとはちょっと違ったが、一応事実を基にした本を基にしているということだし、こういう描き方もあるのだろう。
余談
マンデラ役はアメリカ人、看守役はイギリス人、看守の上司の最初の大佐役はどこかわからないがかなり訛が強い(南アフリカ人?)。みんな喋る英語がばらばらだった。南アフリカ人の俳優で統一するとか、もっとなんとかならなかったのだろうか。
彼の服役人生の後半に密に関わりを持ったひとりの看守にフォーカスした脚本で、
差別をしきらない思想の葛藤が伺える。
史実としてこういうことがあったと学ぶ分には面白かったが、
構成やセリフに強く印象が残ったものはなかった。
もう一度見るならインビクタスかなぁ。
ラグビーという娯楽を軸に動いているから緊張や興奮があったというのもあるが。
これは淡々と進み、白人はこういう考えで行動だったのか
と、知識として取り込むものにすぎなかった。