ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
プロット
ドイツ
10月23日 1999 劇場で
ヘブンズ・プリズナー
プロット
アメリカ
05月18日 1996 劇場で
ステージ・ドア
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
スライディング・ドア
プロット
アメリカ・イギリス合作
09月12日 1998 劇場で
バスティン・ダウン・ザ・ドア
プロット
アメリカ
08月01日 2009 劇場で
ドア・イン・ザ・フロア
プロット
アメリカ
10月22日 2005 劇場で
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ヘブンズ・ドアコメント(7)
私は映画を観る前に「原作」は読まないようにしている。
時間がないのもあるが、たぶん、おそらく、私の性格からして
「それはそれ。これはこれ。」的な観方が出来ないからだ…。
原作には叶わない。というのが大勢を占める読者の感想は
「映画と原作は別モンよ。」の意識を遠ざけてしまう気がする。
で、それと似たような感覚で「リメイク作品」がある。
これもまた、前作の出来があまりに鮮烈だと、そっちが勝つ。
「アレとは比べもんにならないよ。」と言ってしまうのも分かる。
監督オリジナルで書き変えてしまえばまた違う印象にもなるが、
それはそれで、今度は原作・原版ファンの反感を買う。
だから、知らないに越したことはないのだろうが…
(いや、そうではなくて観比べる楽しみを知ればいいのだ)
今作の原版は、ドイツ映画で…私は既に観てしまっていた^^;
いや、観ていてもぜんぜん問題はないのだが、
自分にとって、とっても印象深い大好きな映画となっている。
だから今作は(もちろん悪くはないが)なんか違う。。
キャストを変えて、雰囲気を変えて、頑張ってはいるが、
(ならばもう少し脚本を変えても良さそうなものの)
これまた忠実にリメイクに徹している。アリアスさん、エライ。
だけどやっぱりあのテンポは出ていないし、リズム感がない。
長瀬も麻由子も頑張ってはいるが、う~ん…という感じだった。
死を間近にした二人の若者(今作では青年と少女)が
海を見るまでの逃避行、ロードムービーなので景色がイイ♪
様々な体験を(というより危ない)して、難問をかわしながら、
最期は海まで…辿りつけるのかどうか。ラストは素晴らしい。
ふと思ったのだけど、なんで死を迎えるのは山ではなくて、
海が多いんだろう?山中だと、雰囲気が出ないんだろうか^^;
(両方観ると違いが楽しめるかも。T・シュヴァイガーの出世作。)