ブレードランナー ファイナル・カット プロット

SF映画の金字塔「ブレードランナー」を、初公開から25年を迎えた2007年にリドリー・スコット監督自らが再編集とデジタル修正を施してよみがえらせたファイナルカット版。酸性雨で荒廃した2019年のロサンゼルス。人間にそっくりな外見を持つ人造人間「レプリカント」たちが植民地惑星から逃亡してきた。レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカードが追跡を開始するが……。日本でも07年11月に劇場公開され、17年10月にも続編「ブレードランナー 2049」公開を記念して10年ぶりに劇場公開。19年9月にはIMAXシアターで劇場公開される。

ブレードランナー ファイナル・カット 俳優

ブレードランナー ファイナル・カット 写真

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ブレードランナー ファイナル・カットコメント(20)

Plrlfueepe
Plrlfueepe
実用ロボットが人型なのは日本だけだとどこかで読んだ。
手塚治虫先生の『アトム』の影響なのだと。

そんなアトムに通じる映画。
アトムも、人間とアンドロイドの狭間で悩んでいたし、奴隷化されたロボットの反乱やロボットの権利を求める回を描いたものもある。
とはいえ、ハウアー氏、ヤングさん、フォード氏の名演によって、さらに”情緒を刺激されて胸を打つ。

科学者の傲慢。人に近づけるロボット。科学者としては冥利に尽きるのだろうが、制作された”もの”としては…。

「人は殺していない」確かにそうなのだけれど…。
人殺しをしているような描写。
意思を持ったロボット。人間との差とは何なのか。

主人公はレプリカント狩りなのだけれど、レプリカントを知るだけに、何をもってして、人と人じゃないものと分けるのか。主人公の気持ちが揺れているところがやるせない。

デッカードもレプリカントという説があると聞いたが、デッカードが”人間”である方が、”命””人間”というものに、深い考察を与える。

神の領域。
アステカ神殿に似た本部。
エジプト・ピラミッドかと見まごう金色に彩られた映像・インテリア。
そんな中で何度も繰り返し現れる「強力わかもと」。胃腸薬なんだけれど、滋養強壮の効き目もある。監督はその中身まで知って採用したのか。その広告の女性がロボットっぽい表情をしているのがまた映画の雰囲気を掻き立てる。
チャイナタウンの雰囲気も、不老不死を求めた徐福を彷彿とさせる。
デカルトの言葉。
処女の守り神ユニコーン。
『ファウスト』に出てくるメフィストフェレスを彷彿とさせる警察のボスとデッカードを繋ぐ役目。導かれるのはダンテの世界か。
キリストの”聖痕”をもイメージさせる。
ロシアのモナリザとも称えられる絵画『忘れえぬ女」を彷彿とさせるレイチェルの眼差し。『黄金のアデーレ』にも似ている。
エリザベス1世かと思うような衣装。
『未知との遭遇』を彷彿とさせる光の洪水。

近未来な造形の中に織り込まれた古典。

雑多な中でのあがき。

だからこそ、SFとして現実世界とかけ離れた世界の物語ではなく、すぐそこにある物語と乗り込んでしまう。

鑑賞後、自分の生きる意味とかいろいろな思いが押し寄せて、雄たけびを上げてしまった。

原作未読。
他のバージョン未鑑賞。
Ynousgtota
Ynousgtota
169. 2019年現在、40年近い時を越えて、iMAXの効果炸裂
Leacphseiav
Leacphseiav
直射日光の下でのマスク着用は耐えられないので、私は日傘を差してマスクは手に持って歩きました。さて映画館の場内は?わーい、貸し切りだ、ノーマスクでもいけるかな?いえいえ、どうしても顔に触ってしまうので、水を飲む以外は着けてました。それに、貸し切り状態を喜んではいけない・・・

「ブレードランナー」は未見で、「ブレードランナー2049」を映画館で観ました。よくこんな世界を考え付きますね。冒頭の、ひっそりと暮らしていたレプリカントをなぜ始末しなければいけないのかがわからなかったです。逃亡する、という事が人間に反抗する事になるからなんでしょうか。
本作では、ロイはどうしてデッカードを殺してしまわなかったんでしょうか。殺しても無意味と思ったのか、自分の事を人間に理解して欲しかったのか。今また浮上している人種差別問題に置き換えると色々深いです。
アジア人の事ももっと知ろうとして欲しいですよね、同じ国で暮らしているんだから。
Apthrsnepma
Apthrsnepma
ネタバレ! クリックして本文を読む
これが40年近く前の映画だと言うのは評価できるけど、面白いとは思えない。
昔一度観て、再度のチャレンジだったが、やはり意見は変わらず。
レプリカも然程強くないし、ハンター側も強くない。と、むず痒い設定。
「ディストピア」だか「フィルム・ノワール」だか知らないが、観た後に何が言いたいのかわからないものは共感できない。

そもそもSFが苦手なのもあるけれど。
Nsogphsxikm
Nsogphsxikm
IMAXシアターでの鑑賞はなかなかの迫力であった。随分前だと思うが、この映画をテレビで観た記憶がある。空中を移動する自動車やハリソン・フォードのリアルな格闘シーンに衝撃を受けた。SF映画もここまで進んだかと思ったものである。
しかしその後のコンピュータグラフィックスの進歩で実写に匹敵するどころか実写を遥かに上回るCG映画が次々に登場するに至っては、本作品の映画としての面白さは観客のCG慣れの分だけ減ってしまった。
とはいえ、人間そっくりに遺伝子から作られているレプリカントは人間との見分けがつかず、人間が人間として認められる条件は何なのかというアイデンティティの問題を提起した意義は大きいと思う。加えて人間が生命を作ることが当たり前になった社会、宇宙への植民地主義、階級格差など、現在および将来の人類が向き合わなければならない問題がさり気なく提起されている。
物語のテンポはかなりゆっくりで現代的ではないが、CGやアクションはこれから先も鑑賞に耐えうるものである。そして問題提起はいつも新しい。読書好きの人が周期的に古典を読むように、本作品も何年かに一回は観たい作品のひとつに違いない。

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