ウェルカム!ヘヴン
プロット
スペイン・フランス・イタリア合作
01月25日 2003 劇場で
ゲート・トゥ・ヘヴン
プロット
ドイツ
07月17日 2004 劇場で
メイド・イン・ヘヴン
プロット
日本
11月06日 2021 劇場で
イズ・イット・ヘヴン・イェット?
プロット
アメリカ
01月30日 1988 劇場で
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ヘヴンコメント(6)
総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 85
ビジュアル: 85
音楽: 75
詩的な美しいイタリアの田園風景。芸術的で文学的な映像を物悲しい音楽にのせてせつなく流す。高く高く一直線に青い空に吸い込まれていく二人に、天国に真っ直ぐに昇って行ったかのような余韻が残る。
しかし物語についてはどうだろう。初めて会ったばかりのテロの容疑者に、自分の人生を捨て憲兵の高官であった父の名誉も傷つけ、さらには恐らく自分の命も捨てることも覚悟で彼女を助けるなんて、やはりイタリア人の男はそんなにも情熱的なのだろうか。証拠は圧倒的に彼女に不利で彼女の麻薬がどうこうということを裏付ける証拠は処分されており、ただのテロリストとしての有罪を示しているのにそこまで信用しちゃえるのだろうか。それも恋に落ちた盲目さのなせる業か。
それと彼女は誤って四人の一般市民を殺してしまったから、その罪の償いをするといって自分の死をほのめかしていた。生きているのは麻薬の元締めを殺すからだと言っていた。そのわりに目的達成後もなかなかしぶとく生き残っていくのは、やはり極限状態で恋に落ちたから?心の分かち合いを今ひととき堪能したくて考えが変わった?
物語は置いといて、逃避行の心理描写を含めた詩的な映像。セリフではなく風景や行動に物語らせる演出。そんなものに得点をつけたい。