ランジェ公爵夫人
プロット
フランス・イタリア合作
04月05日 2008 劇場で
ステート・オブ・グレース
プロット
アメリカ
05月25日 1991 劇場で
ある公爵夫人の生涯
プロット
イギリス・フランス・イタリア合作
04月11日 2009 劇場で
グレース・オブ・ゴッド 告発の時
プロット
フランス
07月17日 2020 劇場で
伯爵夫人
プロット
アメリカ
03月11日 1967 劇場で
ムンクブローの伯爵
プロット
スウェーデン
12月02日 1989 劇場で
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グレースと公爵コメント(1)
普段革命を庶民目線で見る映画が多いので、一貴族側から見るのも新鮮。貴族が市民によって殺される姿をまざまざと見せつけられるときの心境を上手く表している。オルレアン公の立場とは違い、国王やマリー・アントワネットも支持し、なぜ貴族が残酷に殺されなければならないのか・・・と怒りの声を上げる。
高貴な振る舞いをしていても所詮は愛妾。しかも公爵は国王の従兄でフランス国土の5%を所有する最大の富豪。甘えたり、勝手な行動をしたりと、結局は世間知らずなのだ。
実在の人物が書いたものが原作だけに内容はフランス革命批判。革命で士気が上がった市民たちも狂信的で愚かしく描いているのだ。しかし、受取り方によっては、異国女性という立場がマリー・アントワネットが投影されたかのような性格でもあり、彼女が中心に世界が変わっていくのに、なぜか引き込まれてしまうのだ。
ただ、庶民派の俺から見れば、あぁ、貴族側から見るとこんな風に映るのね・・・くらいにしか思えないんだけど。