ローラー・ボーイズ
プロット
アメリカ
08月24日 1991 劇場で
レッド・バイオリン
プロット
カナダ
05月22日 1999 劇場で
屋根の上のバイオリン弾き
プロット
アメリカ
12月04日 1971 劇場で
屋根の上のバイオリン弾き物語
プロット
アメリカ
03月31日 2023 劇場で
ヤギと男と男と壁と
プロット
アメリカ・イギリス合作
08月14日 2010 劇場で
風と樹と空と
プロット
日本
07月12日 1964 劇場で
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ローラーとバイオリンコメント(3)
タルコフスキー監督の世界観やスタイルが学生時代のこの頃から既にしっかりと確立されていることに驚いた。圧巻の完成度の高さ。そしてこの頃から既に確立されていた独自の世界観を、遺作「サクリファイス」まで全くブレること無く表現し、昇華させていくのだから凄いの一言。天才はやはり凄い。名匠アンドレイ・タルコフスキーの原点に触れた。
山奥にある湖で深呼吸したような気分にさせてくれる気持ちのよい映画。A.タルコフルスキー監督の卒業制作、28歳のときの作品。
階級の異なるローラー引きの労働者とバイオリンを弾く少年の話。冒頭で流れる音楽がとても良い。そして湿ったような画面の中に美しいシーンがちりばめられている。
中でも、雨の上がった日、少年が廃屋のような場所で弾くバイオリンのシーンが圧倒的に美しく画面に引き込まれる。社会的な価値の突き抜けたところにある何かを提示してくれる。
少年は水溜りに反射した光を顔に受けながら、夏の雨を演奏する。労働者はタバコを吸おうとするけれども、ハッとして腕を下げ何かを思う。
その後のタルコフスキーの作品がもつ、らしさ、はまだ片鱗を見せるにすぎなく、
とても観やすい作品。