ローラーとバイオリン

6.8/10
合計18件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   45分
言語   まだ情報はありません
地区   ソ連
劇場で   03月01日 1965
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ローラーとバイオリン プロット

ロシアの名匠アンドレイ・タルコフスキーが、国立映画大学の卒業制作として手がけた監督処女作。エリート少年と労働者青年が織りなす交流を瑞々しいタッチで描く。バイオリンを習っている少年サーシャは、近所の悪ガキたちにいじめられているところを、ローラーで整地作業をしていた青年セルゲイに助けられる。これをきっかけに親しくなったサーシャとセルゲイは、階級や年齢の差を超えて心を通わせていくが……。

ローラーとバイオリン 俳優

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ローラーとバイオリンコメント(3)

Tatiellekt
Tatiellekt
タルコフスキー監督が学生時代に卒業制作で作った作品。タルコフスキー監督作品らしい映像美がとても印象的。中でも水を使った描写はこの時点で既に至極。切なさや哀愁の漂うストーリーも味わい深く、学生の卒業制作とは到底思えぬほど重厚な作品だった。

タルコフスキー監督の世界観やスタイルが学生時代のこの頃から既にしっかりと確立されていることに驚いた。圧巻の完成度の高さ。そしてこの頃から既に確立されていた独自の世界観を、遺作「サクリファイス」まで全くブレること無く表現し、昇華させていくのだから凄いの一言。天才はやはり凄い。名匠アンドレイ・タルコフスキーの原点に触れた。
Uesrnstebyp
Uesrnstebyp
ネタバレ! クリックして本文を読む
山奥にある湖で深呼吸したような気分にさせてくれる気持ちのよい映画。A.タルコフルスキー監督の卒業制作、28歳のときの作品。

階級の異なるローラー引きの労働者とバイオリンを弾く少年の話。冒頭で流れる音楽がとても良い。そして湿ったような画面の中に美しいシーンがちりばめられている。
中でも、雨の上がった日、少年が廃屋のような場所で弾くバイオリンのシーンが圧倒的に美しく画面に引き込まれる。社会的な価値の突き抜けたところにある何かを提示してくれる。
少年は水溜りに反射した光を顔に受けながら、夏の雨を演奏する。労働者はタバコを吸おうとするけれども、ハッとして腕を下げ何かを思う。

その後のタルコフスキーの作品がもつ、らしさ、はまだ片鱗を見せるにすぎなく、
とても観やすい作品。
Ynousgtota
Ynousgtota
ソクーロフの「孤独な声」同様にまぁ...やっぱり卒業制作映画に留まってはいる、がだがしかしタルコフスキーが好きな人は一見の価値あり、カット割りもピリッとして良いですね。