柔らかい肌(1964) プロット

フランソワ・トリュフォーとジャン・ルイ・リシャールの共同脚本を、トリュフォーが監督した心理映画。撮影は、トリュフォー作品にはほとんどつき合っているラウール・クタール、音楽もコンビのジョルジュ・ドルリューが担当した。出演は「いぬ」のジャン・ドザイ、「リオの男」のフランソワーズ・ドルレアク、舞台女優のネリー・ベネデッティ、ダニエル・チェカルディ、サビーヌ・オードパンなど。

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柔らかい肌(1964)コメント(1)

uagcfhy
uagcfhy
1964年フランス映画。118分。今年21本目の作品。ヌーベルバーグの旗手フランソワ・トリュフォーの作品。名作「大人は判ってくれない」の監督さんは、その後、このようなお色気たっぷりの作品を描いていたと知って、いささかたまげました。

内容は;
1,飛ぶ鳥を落とす勢いの文芸批評家の男は、出張先のリスボンに向かう飛行機でフライトアテンダントに魅せられる。
2,男がリスボンで泊まったホテルに偶然女が泊まっていることを知り、食事に誘う。
3,二人は不倫の関係を結び、それから男の妻に内緒で恋を暖めていく。

フランス映画らしいなんでもないストーリー展開。そしてフランス映画らしく、なんでもない事が途中から目も離せないほどにスリリングに描かれていきます。

この作品の最大の見所は、女性のメインキャスト二人であるフライトアテンダントと男の妻の描かれ方。最初は画面を飾る華のような存在感だった二人は、物語が進行するにつれ、それはそれは生々しく、恐ろしい存在感になっていきます。

それにたじろき世間体を気にし始める男は、やはり万国共通の神話的性質だということなのでしょうか。今まで散々この男の情けない姿をフランス映画で観てきたので、本作では事も無げにあっさり観ている自分がいましたが、やはりこの男女の対比がしっかりしているのです。

そんな登場人物は、途中から子供じみてきて最後のショッキングな展開を観ると、「なにやってんだよ」とも思ってしまいましたが、

そもそも、恋愛というものに大人らしさを求めることほど馬鹿馬鹿しいものはないのかもしれません。これが、この作品のメッセージかもしれません。そして、そう考えるととてもやりきれない(そして憧れる)。

そして、ふと映画の冒頭で何の脈絡もなくでてくる女性の手のアップ映像。
あれは一体どういう意味なのか、いまだに考えてしまいます。

他のトリュフォーの作品も観てみようと思いました。