「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ
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ミザリーコメント(20)
総合70点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
精神異常殺人者の家に捕らわれた有名作家の悲惨で恐怖の経験を描く。珍しくステーブン・キング原作作品にしては超常現象もなくわかりやすい作品。
とにかく彼女の異常性からくる怖さと緊張感があるしそれが見所。何が原因となって突然彼女の感情が爆発するのかがわからない。そして感情が爆発すれば何をされるのかわからない。捕らわれた作家のシェルダンは、どうやって彼女を怒らせないようにするのか、何が発火点となるのか、もし怒らせたらどう対処すればよいのか、判断と行動を迫られる。そんな緊迫した雰囲気が続くし、その重圧が視聴者にものしかかる。
また助けの来ない人里離れた山中の一軒家で、シェルダンは1人で脱出を図らねばならない。頼りにならなそうで実はしっかりと行動していた意外に有能な老齢の保安官がいて、彼こそこの問題を解決する伏線だと思わせながらあっさりと裏切られるのも、展開としては良い。
だけどアニーを罠にかけて始末した後、電話も通じないのにどうやって大怪我しているシェルダンが助けられたのかについては示して欲しかった。警官が行方不明になって町の店でアニーのことを聞いたからそこから手掛かりがあって調べられたのだろうという推測しか出来ない。
作品としては良い作品だった。脚本も良いが、アニーを演じたキャシー・ベイツの存在感は格別だった。だけどとにかくアニーの異常性が苦手。本当にこういう人が嫌い。観ていて不快だった。だから良い作品だけどあまり高い点数はつけません。
封切時に見てからの久しぶりの再見でしたが、完成度の高い作品であるにも関わらず何故記憶に残らなかったかと言うと、痛みに訴えてくるストーリー展開だからですね。これはどうも苦手です。
昔レンタルビデオで見て2回目。おばさんの名前がミザリーだと思っていたのだがアニーだった。
書いた原稿を燃やす場面がつらかった。なぜ最後の死ぬところだけ書き直すと交渉しなかったのだろう。何も燃やすことない。
足をハンマーでつぶす場面が怖い。アニーが自分の事件をスクラップにしているのも自分大好きな感じがして怖い。
怪我人とおばさんの殺し合いは派手ではないけど迫力がすごい。
しかしキャシーベイツすごましいわあ…。あんな狂った役演じててもそこか、(絶対、性格いいだろ…)と思わせる何かがあるよね。
保安官ぶっ殺したのはさすがに衝撃だったし、静かにフェードインする度にびくびくしてしまったわ。ああいう殺人鬼があそこまでえぐい制裁受けてるの珍しいよね、ラストの5分めちゃおもろい。あ、あと怪我が超リアルで好き。"