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ベン・ハー(1926) プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
ベン・ハー(1959) プロット アメリカ 04月01日 1960 劇場で
ベンコメント(2)
そんなダニーには父親は亡くなったけど、優しい姉さんイブ(メレディス・バクスター)がいる。二人とも家に閉じこもりがちなのだが、終盤の姉弟愛には思わず胸が熱くなる。さらに最後のシーンでは大粒の涙が零れ落ちるハズ。マイケル・ジャクソンが亡くなった今では涙の量も倍増です。
下水溝に巣を作っていたベンをリーダーとするネズミたち。そんな汚いところにも平気で入っていくダニーやイブも純粋さいっぱいだが、大人たちは容赦しない。火炎放射器、水攻めと、人がいてもおかまいなし。作られた年代もベトナム戦争時代だし、どことなくベトコンを殺しまくるアメリカ人をイメージすることができる。ナパーム弾でもぶち込めば完全な反戦映画として称えられたかもしれません。
前々から耳馴染みのあるこの優しい曲が、孤独な少年の自然と湧いて出る心からの友への歌だったのですね
劇中で流れるマイケルの歌声が二つの命の繋がりを悲しくも優しく包み込み暖かいものを観るものに届けてくれる
マイケルとダニーは似ている、本当ことは知らないけどマイケルも親友と呼べる友に巡り合わなかったのかもしれない
あまりにも有名になり過ぎると周りの人達は何が目的でマイケルの近くに行きたがるのか
その中から真の友を探すのはとても困難なことだろう
ダニーとベンのようなささやかな出会いから始まる友情とはなんとも今の世の中では贅沢な出会い方なのだろうな