ペーパー・ムーン

7.4/10
合計25件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   102分
言語   英語
地区   アメリカ
劇場で   03月09日 1974
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ペーパー・ムーン プロット

母親を亡くした少女と詐欺師の男が織り成す旅を、ライアン・オニールとテイタム・オニールの父娘共演で描いたロードムービー。ジョー・デビッド・ブラウンの小説を原作に、「ラスト・ショー」のピーター・ボグダノビッチ監督がメガホンをとった。1930年代のアメリカ中西部。聖書を売りつけて小金を稼いでいる詐欺師モーゼは、交通事故で亡くなった知人女性の娘アディを、遠く離れた親戚の家まで送り届けるよう依頼される。嫌々ながらも引き受けるモーゼだったが、大人顔負けに賢いアディはいつしか彼の詐欺の片棒を担ぐようになり、2人は父娘のような絆で結ばれていく。1974年・第46回アカデミー賞でテイタム・オニールが史上最年少で助演女優賞に輝いた。

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ペーパー・ムーンコメント(20)

toxdbv
toxdbv
遺族を騙して聖書を売り付ける詐欺師のモーゼが、母を亡くした少女アディを親戚のところまで届けるロード・ムービー。ライアン・オニールと実娘テータム・オニールとの共演が話題になって当然のオニールの大人顔負けの演技は、アカデミー助演女優賞を受賞する。堂々とタバコは喫うし香水をべったり付けたりのませたところと、階段を昇り降りする子供らしい仕草の対比が面白い。新聞の死亡欄をチェックする詐欺の定石や、高額紙幣にわざとメモ書きをしてお釣りを騙すやり方など、映画の中の面白い話で誰かに言いたくなるようなエピソードだ。途中から加わるトリクシーを演じるマデリン・カーンの、少し抜けたところのあるダンサーの哀愁もいい。実の親子だと確信が持てないけれど、ふたりが次第に実の親子以上の気心の知れた関係になる人情劇の温かさ。「ラスト・ショー」のピーター・ボグダノビッチ監督のもう一つの秀作。
okppfr
okppfr
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総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:85点|演出:75点|ビジュアル:60点|音楽:55点 )

詐欺行為をして生活するペテン師と、親を亡くしてそのペテン師を何とか操り一緒にペテンを繰り返すませた9歳の子供の旅を描く。映像も音楽もその当時風に仕上げている。

話として9歳にしては子供が有能すぎるが、とにかくこの2人のペテンぶりのかけあいと演技が良い。この演技で楽しめる。本当に2人は親子なのだそうだ。それに途中で一緒になる旅芸人の女とその付き人もいい。詐欺をしても被害者らしい被害者も少ないからそう気分が悪いものでもない。
結末はちょっと不満。叔母さんはあんなに優しいのに、何も言わずに逃げてきたのだろうか。叔母さんが悪い人ならばすっきりするのだが。ペテン師と一緒に生活するこの子の行く末が心配だ。
Oipmhsxnksg
Oipmhsxnksg
昔、この映画を観て、テータムオニールの渋くて賢い魅力の好印象がずっと残っていて、久しぶりにDVDを入手して観て、この魅力はマチガイナシと得心しました。ライアンオニールが引き立て役のごとくでこれまたドンピシャです。表情変化だけでも心をくすぐってくれるこの映画の魅力と同様のものは知りません。周囲の知人におススメしたい作品です。
eyvyxf
eyvyxf
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のっけから流れる主題歌「イッツオンリーアペーパームーン」が、わぁー聞いたことあるーってときめきまして、もうそれだけで千円元取れたって気持ちになりました。

アディのママは死んじゃって(はっきりわからないけど娼婦だったのかな?)、埋葬せんとするその時に男はやってくる。男はぬるーい詐欺師で、もしかしたらアディのパパかも。そんな2人のロードムービーです。

確たる起承転結のないお話です。
時代は禁酒法時代なので1920-30年代くらいでしょうか。
ストリップ小屋の流れのストリップガールとその付き人が途中で加わって4人旅になります。
ギャング?を騙してお金儲けたのに隣の州で見つかってお金すっからかんになってしまいましたってのが一応のオチかな。アディはピアノもある裕福そうなおばさんの家での暮らしより、モーゼとの旅をえらんだのでした。

アディは生意気で賢い八つの女の子で、男の子に間違えられたりして怒ったりします。お金の計算が得意です。基本ブーたれ顔だけどかわいいです。ラジオがお友だちでママの香水つけたりもするおしゃまさんでもありす。そして喫煙します…

子役が本当にタバコを吸ってるんですねー、いやーもうそれが、2018年には衝撃でした。
ショック強くてそのことの印象が全体の5割みたいになってしまいました。

白黒映画です。
Kxpigohssnm
Kxpigohssnm
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パーフェクトワールドとか菊次郎の夏のような、擬似親子のロードムービー好きにはドンピシャな映画だった。こういう題材の映画って、子供が主演とか助演なのに子供向けじゃない場合が多いが、この映画は特にそんな印象。トリクシーの自嘲が切ないが、その弱みを知りつつも利用するアディの強かさよ。カメラ割りというものの重要さがよく分かる作品。アディの後ろ姿が、幼さの中に逞しさを感じさせる。ラストシーンの解釈は照れ隠しみたいに言われてるけど、本当にうんざりもしてると思う。