ザ・ペーパー
プロット
アメリカ
05月20日 1995 劇場で
ペーパー・チェイス
プロット
アメリカ
03月09日 1974 劇場で
ペーパー・ファミリー
プロット
アメリカ
12月24日 1988 劇場で
レイチェル・ペーパー
プロット
イギリス
06月01日 1990 劇場で
ペーパー・タイガース
プロット
アメリカ
07月18日 2022 劇場で
ティコ・ムーン
プロット
フランス・ドイツ・イタリア合作
08月02日 1997 劇場で
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ペーパー・ムーンコメント(20)
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:85点|演出:75点|ビジュアル:60点|音楽:55点 )
詐欺行為をして生活するペテン師と、親を亡くしてそのペテン師を何とか操り一緒にペテンを繰り返すませた9歳の子供の旅を描く。映像も音楽もその当時風に仕上げている。
話として9歳にしては子供が有能すぎるが、とにかくこの2人のペテンぶりのかけあいと演技が良い。この演技で楽しめる。本当に2人は親子なのだそうだ。それに途中で一緒になる旅芸人の女とその付き人もいい。詐欺をしても被害者らしい被害者も少ないからそう気分が悪いものでもない。
結末はちょっと不満。叔母さんはあんなに優しいのに、何も言わずに逃げてきたのだろうか。叔母さんが悪い人ならばすっきりするのだが。ペテン師と一緒に生活するこの子の行く末が心配だ。
のっけから流れる主題歌「イッツオンリーアペーパームーン」が、わぁー聞いたことあるーってときめきまして、もうそれだけで千円元取れたって気持ちになりました。
アディのママは死んじゃって(はっきりわからないけど娼婦だったのかな?)、埋葬せんとするその時に男はやってくる。男はぬるーい詐欺師で、もしかしたらアディのパパかも。そんな2人のロードムービーです。
確たる起承転結のないお話です。
時代は禁酒法時代なので1920-30年代くらいでしょうか。
ストリップ小屋の流れのストリップガールとその付き人が途中で加わって4人旅になります。
ギャング?を騙してお金儲けたのに隣の州で見つかってお金すっからかんになってしまいましたってのが一応のオチかな。アディはピアノもある裕福そうなおばさんの家での暮らしより、モーゼとの旅をえらんだのでした。
アディは生意気で賢い八つの女の子で、男の子に間違えられたりして怒ったりします。お金の計算が得意です。基本ブーたれ顔だけどかわいいです。ラジオがお友だちでママの香水つけたりもするおしゃまさんでもありす。そして喫煙します…
子役が本当にタバコを吸ってるんですねー、いやーもうそれが、2018年には衝撃でした。
ショック強くてそのことの印象が全体の5割みたいになってしまいました。
白黒映画です。
パーフェクトワールドとか菊次郎の夏のような、擬似親子のロードムービー好きにはドンピシャな映画だった。こういう題材の映画って、子供が主演とか助演なのに子供向けじゃない場合が多いが、この映画は特にそんな印象。トリクシーの自嘲が切ないが、その弱みを知りつつも利用するアディの強かさよ。カメラ割りというものの重要さがよく分かる作品。アディの後ろ姿が、幼さの中に逞しさを感じさせる。ラストシーンの解釈は照れ隠しみたいに言われてるけど、本当にうんざりもしてると思う。