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01月01日 1900 劇場で
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ゴースト・フロム・ダークネス
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01月01日 1900 劇場で
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プラン9・フロム・アウタースペースコメント(8)
見るのはこれが初めてではない。もう20年以上も前、WOWOWでティム・バートン監督の『エド・ウッド』とエドの監督作3本を併せて放送した事がある。その内の一本が本作だった。
とは言え、完全に忘却の中へ…。
昨年、エドが脚本を手掛けた同じくカルト作『死霊の盆踊り』と共にカラープリント版が上映され、今頃になって思い出したようにレンタルで鑑賞。
長い歳月を経て、またエドの作品を見れるとは何だか嬉しい。
エド・ウッドの作品と言えば…
珍妙なストーリー、何を狙っているのか分からない演出、演者の素人&オーバー演技、特撮はチープ…。
本作でも、
状況や展開をわざわざ説明してくれるほどナレーション過多、
平和の使節団と言ってる割りに死者を蘇らせたりして、宇宙人たちの訪問目的が「?」、
パイロット夫婦、軍/警察、妻を亡くした老人…おそらく群像劇スタイルなのだろうが、それにすらなっておらず。
ツッコミ所やヘッポコ所は多々々々々々々々々々…。
挙げたらキリがない。
でもねぇ、嫌いじゃないのよ、こういうの。
そもそも50年~60年代の特撮SF自体好きだし、それに70年代のゴジラシリーズやガメラシリーズだってこれくらいのレベル。
だから、宇宙人が英語のアメリカ人顔でも全く気にしません。日本の特撮SFだってそうじゃん。
一応シリアスなのに、何処かお間抜け滑稽で、真面目にやればやるほどコメディに見えてくる。
だけど、エドなりのメッセージも見て取れる。
血の気が多く、好戦的。
肥大化していく兵器開発~競争。
まだこの星に留まっているが、いずれ出、外宇宙に進出したら…?
他の宇宙の民と友人となるか、侵略者となるか…?
『魔人ドラキュラ』で知られる怪奇名優、ベラ・ルゴシの遺作。
見ていたら、『エド・ウッド』での撮影秘話を思い出した。
製作中にルゴシが他界。遺されたフィルムと彼そっくりの代役を使って撮影続行。顔を半分隠しているのは代役。
ドラキュラスタイルははっきり言って作品に合わないが、あれはエドからルゴシへ捧ぐフィルム。
その昔WOWOWで放送したエド・ウッドの監督作3本は、
本作と『グレンとグレンダ』と『怪物の花嫁』。
VHSに録画したけど、さすがにもう残ってないや…。
残ってたら超レア。惜しい事したなぁ…。
不出来な部分だけをとりあげてバカにするのは人として最低だと思う。
そういう意味では観賞する側のモラルが試される作品だ。
アメリカの映画評論家のメドベド兄弟が著作の批評本の読者投票で最低の映画賞を本作に授与、そうまで貶されると怖いもの見たさで興味が湧くというものでしょう・・。
今では定番となった空飛ぶ円盤ですが、アメリカのパルプ雑誌のイラストレーター、フランク・R・パウロさんが1929年に描いたのが最初と言われています、1947年のケネス・アーノルド氏のUFO遭遇事件以降、「地球が静止する日(1951)」、「宇宙戦争(1953)」、「宇宙水爆戦(1955)」、「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す(1956)」、「禁断の惑星(1956)」と円盤の出てくる映画が目白押し、本作もそんな流れに便乗した円盤ものですが古典ホラーの名優に固執するあまり墓地を舞台にゾンビが徘徊する怪奇映画になってしまいました。
飛行機の操縦桿すら作れないほどの予算不足ですから円盤などもっての外、セットも紙芝居並みですし、脚本、演出、照明、撮影、編集にいたるまで全てが粗雑、ホラーに至っては最早コメディかと目を疑うありさまでは最低の映画と称されるのも納得せざるを得ませんね。
亡くなったベラ・ルゴシさんへの追悼が製作の動機の一つとすれば、もう少し見せ場が欲しかった。妻(バンパイラ)の死を嘆いて亡くなった老人(ベラ・ルゴシ)という設定なのですからゾンビで蘇った二人が泣かせる絡み方くらい入れても良かったでしょう。
もっとも、そんな気遣いができるくらいなら普通の低予算B級映画に落ち着いており、最低映画の称号を得てはいなかったでしょうね。
星無しが本作への最高の賞賛なのでしょうが兵器競争に対するシニカルな宇宙人からのメッセージはいたってまともでしたし、プラン9がゾンビ計画とすればプラン1~8までは何だったのかと興味も湧きましたので星一つと致しました。
時代のあだ花のような映画?
製作者の感性というか、認識というか、世間一般とはかなりズレがあった様子で、そこが逆に面白い部分になってる(なってしまって?)ワケである。
したがって、映画史を語る上では、一見の価値はあろうけど、普通に映画を楽しみたいと思っているのであるなら、やめておいた方が無難でしょう。
しかし、今回劇場で「失笑を買っていた」部分では、例の円盤🛸🛸🛸のシーンを代表とした特撮部分が主に挙げられるが、私のような世代からしたら、なんか自分が笑われてるような気分にもなった....
我が国でも、テレビ番組の「ナショナルキッド」とか、映画の「宇宙人東京に現る」とか「吸血髑髏船」とか色々観てきたけど、結構スゴいですよ、今見れば。