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レッド・バロン プロット ドイツ 05月21日 2011 劇場で
レッド・バロン(1971) プロット アメリカ 02月26日 1972 劇場で
バロンコメント(12)
と言うくらい、ごっちゃごっちゃした画面と豪華さや汚さ、どう考えても作り話だよねぇ感が同居しているすごい映画だった。
ま、1番印象に残ったのは、ヴィーナスでしたが。本当に絵のままだなぁと心打ち震える美しさ。後から調べて後に有名になったユマ・サーマンだった時の嬉しさ。
ある程度、コンスタンティノーブルの時代の流れを知った今見たらもっと面白いだろうに。
舞台があっという間にセットに変化する。トルコのサルタンとも親しく、ワインを取り寄せるエピソードで盛り上げるバロン・ミュンヒハウゼン(ネヴィル)。ほら男爵の話は大がかりで面白い。もう最初からモンティ・パイソンの雰囲気そのまんま。褒美の宝物を一人で持てる範囲内でと言われたけど、家来の一人が怪力すぎ。
月にまで行ってしまうバロンとサリー。月にも王様がいて、その王がロビン・ウィリアムズ。劇団の一人と女神がユマ・サーマンで、これまた色っぽい。最初に捕虜を奪還したのに目立っているという理由で処刑されるのはスティングか?
世界観は歴史モノをベースに子供が想像するかのようなアドベンチャー。モンティ・パイソンなんだと頭を柔らかくしておけば、十分納得できる作品。製作費が嵩み過ぎて中途半端になったのはギリアムらしいエピソードだし、一見ハチャメチャであることも許容範囲。しかし、戦闘でトルコ軍を退けるのはいいにしても、最後に狙撃されても生き返るってところで、やっぱり子供向けに作られたってことか・・・途中までは大人向けだったのに。
ミュンヒハウゼン症候群もビュルガー著作の「ほら男爵」からとったもの。
しかも当時、劇場で観てパンフも買って持ってるのだ!!