不死者(アンデッド)が人間に襲いかかり、その脳を食べるというホラー・コメディ。ヘムデール・フィルムが提供。同社の社長ジョン・デイリー、副社長デレク・ギブソンがエグゼクティヴ・プロデューサーをつとめる。製作はトム・フォックス、共同製作者はグレアム・ヘンダーソン。68年のジョージ・A・ロメロ作品Night of the Living Deadの脚本を書いたジョン・ルッソ、それにルディ・リッチ、ラッセル・スタイナーの原案に基づき、ダン・オバノンが脚色し、監督としてデビュー。撮影はジュールス・ブレンナー、音楽はマット・クリフォードが担当。アメリカでの題名はThe Return of the Living Dead。出演はクルー・ギャラガー、ジェームズ・カレンなど。
バタリアンコメント(13)
哀愁を帯びているのが、フランクだ。自分がゾンビ化したために自ら火葬釜の中に入っていくシーンでは涙が出そうになった。そして意外な結末。ゾンビ事件を極秘にしてることや、ラストの衝撃的結末では米軍の性質を痛烈に風刺しているとも思われます。
【追記:2020.8】
最近、ゾンビが走るか走らないかという視点で再チェックしてますが、本作ではまじで走ってました!コメディ要素が強いため、つい記憶に残らなかったのかな。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は実話だよ・・・なんてロメロが喜びそうなセリフまであるのに・・・
大人なってしっかり観たらかなり、パロディ入ってるし、最後はあれだし、結構傑作なのかも…
ゾンビものでは一番好きかも。
ゾンビ映画のコメディ化の先駆け的な作品。