馬上の二人 プロット

サタデイ・イヴニング・ポスト連載のウィル・ククの西部小説を「捜索者」のフランク・ニュージェントが脚色、「バファロー大隊」のジョン・フォードが監督した異色西部劇。撮影はチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽はジョージ・ダニング。出演は「戦略爆破部隊」のジェームズ・スチュアート、「アラモ」のリチャード・ウィドマークとリンダ・クリスタル、それに「ペペ」のシャーリー・ジョーンズ、ほかにジョン・マッキンタイア、ハリー・ケイリー・ジュニアなど。製作スタン・シュペトナー。

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馬上の二人コメント(2)

Onsmkxpgish
Onsmkxpgish
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

前半を観ている段階では、白人至上主義な一方的な見方をしている昔ながらの西部劇なのかと思って良い印象ではなかった。ネイティブ・アメリカンは野蛮で残酷で悪者として描かれていて、全ては白人社会の価値観を中心に判断されていた。このあたりは悪い意味で昔ながらの伝統的作品だった。
だが白人が彼らと戦ってやっつけるだけの単純な映画ではなく、彼らと関わった白人たちの社会の中での生活を描くという意味で面白さがあった。西部劇でも撃ち合いは殆どなく、物語の中心は登場人物たちの恋愛であったり人生の選択であったりする。実際にコマンチ族による白人の誘拐事件というのが一般的にあったのかどうか知らないが、設定も物語も独特だし、白人側からの一方的な見方の良い悪いは別にして当時の社会に生きる人々の姿は興味をそそられた。
Nkogsmhxpis
Nkogsmhxpis
軽妙でテンポの良い会話のやり取りで始まり、軽いタッチの西部劇かと思っていたが、話が進むにつれてそれぞれの立場人間の身勝手さが見えてくる。実は奥深いストーリーの映画だった。