デモンズ2
プロット
イタリア
01月01日 1900 劇場で
デモンズ3
プロット
イタリア
08月18日 1990 劇場で
デモンズ\'95
プロット
イタリア・フランス合作
11月26日 1994 劇場で
リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ
プロット
日本
02月10日 2023 劇場で
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デモンズコメント(5)
2014.5.25
ゾンビものです。
導入部で、片側マスクの妖しい男から映画のチケットを受け取ることから恐怖の物語が始まる。
映画の中へ自然と入って行ける上手な導入部になっています。
“上映されている映画の内容”と“映画館の中で起きていること”がシンクロ(交錯)する展開となっている。
これは、映画館の中で観ているお客さんをお化け屋敷に入ったような気分にさせる狙いでしょう。
般若面のようなマスクを付けることから感染が始まる設定。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド/荒木飛呂彦」の石仮面の元ネタはこの映画なんだと思います。
けっこう滅茶苦茶やってる映画なんですが、それがこの映画のいい所なんじゃないかな。
ハードロックが流れたりする所なんかは気に入っています。
勿論B級作品ではあるが、ボロい映画館セットを使って、色々やってみたのは面白い。デモンズの仮面はパッケージ等で観るとちょっとオシャレに見えるが作中ではそこまでに見えない。
当然、被るとおかしくなるのは当然で、ドタバタと殺しあいが始まってしまいます。
取り立ててエポックメイキングな作品で無いため、お暇な時に御覧くださいって感じでしょうか?
数々のイタリアン・ホラーが生み出されてきた中で、ダリオの作品が常に高い評価を得てきた背景には、ホラーとしての要素以上に、細部まで構築し尽くされた構成美の完成度にあると言っても良い。本作も、その華麗な表現と美術、イメージが洪水の如く溢れ出す。
映画館という特殊な、それでいて妖艶な雰囲気漂う舞台で行われる壮絶なサバイバル。そこには確かに、強烈なまでの生々しい表現がつきまとうが、同時に観る者を幻想の世界に誘う色があり、音があり、無駄の無い動きがある。単なるストレス発散目的に観賞する一品にするには、余りに勿体無い魅力がこの作品には宿っている。
現代のCGが作り出す恐怖と比較すると、陳腐なものを感じてしまうかもしれない。鼻で笑ってしまうこともあるかもしれない。しかし、何も考えずに描かれる世界に目を向けて欲しい。貴方が本当に求める恐怖が、世界が、見えてくるはずだ。作り物にしかできないものが。
メッセージは二の次に。映画理論なんかも二の次に。ただ、美しさに溺れる。そんな楽しみ方が出来るホラーって、素敵ではありませんか?